ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイは8月31日、驚きのプレスリリースを開示した。この1年、日本の五大商社の株式を購入してきたというのだ。 「Berkshire Hathaway acquires 5% passive stakes in each of five leading Japanese trading companies」 株式の購入はバークシャーの子会社であるナショナル・インデムニティを通じて行われた。 ナショナル・インデムニティは1967年に買収し、バークシャーにとって保険分野進出の契機となった企業だ。今では純資産ベースで世界最大の損害保険会社に成長した。 今回の投資対象となったのは、伊藤忠、丸紅、三菱、三井、住友の5大商社。東京証券取引所を通じ、これまで12か月をかけて取得してきたという。 2020年までの資本市場では世界的な株高が続き、3月のコロナショッ