特定の話題に集中するテレビに辟易8月半ばをすぎてようやく減ったが、7月後半以来ずっとボクシング連盟の山根会長の話題でテレビが賑わっていた。告発が有り、問題もあったようなので伝えるのは当然だろうが、一時期は朝から晩まで山根会長の顔が映し出された印象で辟易した。掘れば様々な問題が出てくるうえ、山根会長のキャラクターがツッコミどころ満載なので人目を引いたせいもあるだろう。この話題を扱えば視聴率もよかったに違いない。 ただいくらなんでも、と思う。いくら視聴率が取れるからといって、こんなに朝から晩まで扱うこともないのではないか。それにどうも、このところこの「朝から晩まで同じ話題」の傾向が高まっている気がする。 例えば一時期の不倫がそうだった。私は去年、こんな記事を書いている。 私たちは「人の不倫をなじること」に侵されている~テレビは何時間不倫を報じたか~ 在京キー局が放送した番組内容の中で「不倫」が
“都知事選挙の野党共闘候補の鳥越俊太郎氏について、忘れがたい記憶があるので、ここに記しておく。 以下は、拙著『平和の敵 偽りの立憲主義』(並木書房)(http://amzn.to/1ZK9zSz)にも記した内容だが、こういう出鱈目極まりない人物を都知事にしてはならないと強く思うので、ブログにも掲載することにした。” 鳥越俊太郎氏の言うことは絶対に矛盾している。私がそう確信せざるを得ない、私にとっては忘れがたい「事件」があった。 二〇一四年の八月一五日のことだ。NHKの終戦特番で「集団的自衛権」について議論となった。 出席者は、集団的自衛権行使容認について、批判派として、鳥越俊太郎氏(ジャーナリスト)、加藤陽子氏(歴史学者)、瀬谷ルミ子氏(日本紛争予防センター理事長)。賛成派は、岡本行夫氏(外交評論家)、吉崎達彦氏(エコノミスト)、そして、私だ。 私はあまりテレビを観ないので、鳥越
TBSテレビ系で5月13日(金)夜に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』が、いまだ話題を集めています。 その大半は、「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さんとの不倫騒動で、芸能活動を休業していたベッキーさんに関するものですが、チラホラ見かけるのが、相手役を務めたSMAP・中居正広さんを絶賛する声。一般人から、タレント仲間、コミュニケーションの専門家まで、さまざまな立場の人々が中居さんをほめたたえています。 私が番組を見て感じたのは、2人の会話が「中居さん=上司、ベッキーさん=部下、という一般企業の構図に当てはまる」ということ。ここでは、プロのインタビュアーであり、コミュニケーションに関する著書を5冊持つという立場から、中居さんのどこが優れていたのか? みなさんがどのようにマネをすればいいのか? などを解説していきます。 冒頭のダジャレと厚い信頼感 以下、2人の会話を“ほぼ完全再現”しな
どうしても食料と水が不足してしまう被災地にて、食料を持って救助に駆けつけた自衛隊員は被災者に温かいご飯をつくって配る。だが、被災者によると自衛隊員たちがご飯を食べているところを一度も見たことがないという…。 一体、自衛隊の人たちは現地にてどこで何を食べているのか?厳しい規則があるようで、子供からの差し入れも受け取らなかった。 言うまでもなく自衛隊員たちも人間なのだから何かを食べないと活動できない。ただ、現地でつくった温かいご飯は全て被災者に配ってしまい、当の本人たちの分は全く残らないという。 この疑問について、これまでメディアに取り上げられなかった真実が、4/19に明かされ周囲がどよめいた。そんなことをしていたのか! 急いで現場に駆けつけた隊員はすぐにご飯をつくる準備を始め、大きな調理器具を使って数百人単位の調理に集中する。そして長蛇の列を長い時間をかけてさばいてから車に戻り、持参した缶詰
気鋭のクリエイターやメディア業界の人たちは、今とこれからの広告やメディアについてどう考えているの? これまで、ACCならではの視点で、これからの広告のカタチについてお聞きしてきたシリーズ企画「ACCプレミアムトーク」。今回の出演者は、クリエイターでも業界人でもありません。ツテをたどって参集いただいた大学生たちに「テレビって観てますか?」という直球すぎる質問を投げかけてみました。僕ら広告業界の人間にとってみれば、一番のターゲットであり、お客様でもある‟市井の若者”である彼・彼女たちの声をお聴きください。 ――今回は、皆さん初対面で話にくいかもしれませんが、忌憚ないご意見を頂戴できれば、嬉しく思います。 早速ですが、皆さん、普段、テレビって観てますか? I:うーん、そもそも普段の生活でテレビを意識することがないんですよ。ただ、「水曜日のダウンタウン」(TBS)だけは、なんとなくチェックしていま
鳥人間コンテスト関係の過去連載も併せて読んで頂ければ幸いです。 この記事を書いている前日に、今年の第37回鳥人間コンテストがテレビ放送された。私がこれまで指摘してきた問題点が今年どう改善され、何が新たな課題になったかなどを検証してみよう。 面白さが広がったネット放送 まず最初に、良くなった点を挙げよう。それは、出場者や経験者などを積極的に起用した生中継や事前番組、テレビ放映と同時の「副音声放送」などをネットメディアで多数放送したことだ。鳥人間コンテストのテレビ放送では芸能人を使ったバラエティ演出などが多く、参加者の生の声を技術解説を聞いたほうが面白いのではないかという声は、参加者の間では永年上がっていた。それをついに、ネットで実現したということだ。 この背景には、読売テレビ内部の意見相違がある。鳥人間コンテストの大会運営を行い現場で番組を制作しているスタッフは、毎年多くのチームと接して大会
東日本大震災から3年。震災直後にビートたけし氏が『週刊ポスト』誌上で語ったインタビュー記事「『被災地に笑いを』なんて戯れ言だ」は、当時大きな反響を呼んだ。その言葉は、震災から3年が経過した今でも色褪せることはない。著書『ヒンシュクの達人』(小学館新書)にも収録されている当時のたけし氏の言葉を、あらためて全文公開する。 * * * なによりまず、今回の震災で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。こんな大惨事になるとは思ってもみなかった。 ちょうど地震の時は調布のスタジオで『アウトレイジ』続編の打ち合わせをしててさ。オイラ、普段は大きな地震でも平気な顔して座ってるタイプなんだよ。 だけど今回は、スタジオの窓から見えるゴミ焼却炉のデカい煙突がグラグラしててさ。今にもこっちに倒れてきそうなんで、たまらず逃げたね。こんなこと初めてだよ。そんなの、震源地に近い東北の方々の被害に比べりゃ
私もどちらかというと相手の気持ちをうすうす分かっていながら過激な言葉を書いてしまうほうなので、一連の『明日、ママがいない』問題はきちんと考えるほどに「んー」と思ってしまいます。本件では2件ほど寄稿ご依頼があったんですが、多忙にかまけてお断りをしてしまいました。別にどっちか特定方向への配慮をしているわけではないですよ。 私自身は、いまでこそ三児の父というか惨事なんですが、長きに渡った童貞、独身時代も、結婚してからいまなお児童養護施設に対する寄付をさせていただき、また奨学金を求める学童への援助もささやかながらさせていただいております。なぜそれをいちいち書くかというと、自分でもそれが偽善であることは良く承知しているからで、それでもそういう資金で助かっている子供がいて、またそういう活動があるのだということを知った人が百円でも出してくれればと思う気持ちがあるからです。 で、当然のように児童養護施設の
This webpage was generated by the domain owner using Sedo Domain Parking. Disclaimer: Sedo maintains no relationship with third party advertisers. Reference to any specific service or trade mark is not controlled by Sedo nor does it constitute or imply its association, endorsement or recommendation.
【中村浩彦】スマートフォンのディスプレーなどに使われている有機ELの新しい発光材料を、九州大などの研究チームが開発した。従来の発光材料に必要だったレアメタルを使わず、材料コストを10分の1程度に減らせるという。13日発行の英科学誌ネイチャー電子版に発表する。 有機ELの発光材料には蛍光現象やリン光現象で発光する材料が使われてきた。蛍光材料は安価だが電子を光に変換する効率が低く、リン光材料は電子をほぼ100%の効率で光へと変換できるが、イリジウムなどのレアメタルが必要で材料コストが高かった。 九州大最先端有機光エレクトロニクス研究センターの安達千波矢センター長らは、レアメタルを使わずに高効率で発光する有機化合物、ジシアノベンゼン誘導体を開発。蛍光材料と同等の価格で、リン光材料と同様の発光効率を持つ素材という。「ハイパーフルオレッセンス」と名付けた。 有機ELは薄型なうえ、高精細で消費電
乙武洋匡 @h_ototake 24時間テレビを放送するのと、パラリンピックを24時間放送するのと、どっちが障害者理解が進むのかな・・・ 2012-08-24 14:52:44 乙武洋匡 @h_ototake 1.今年も24時間テレビが終わった。放送前、「24時間テレビを放送するのと、パラリンピックを24時間放送するのと、どちらが障害者理解が進むのか」とつぶやいて、みなさんから多くの反響をいただいた。だが、まだ僕自身の考えを述べていない。僕は、「どちらも一方では進まない」と考えている。 2012-08-27 12:28:57 乙武洋匡 @h_ototake 2.もう十年以上前の話だ。「24時間テレビでメインパーソナリティーを務めてほしい」という話があった。今年で言えば、嵐のポジションだ。「ビジネス」として考えれば、それはオイシイ話だったのかもしれない。だが、断ってしまった。あの番組では、障
ブータン国王の演説が話題になったけど。テレビで編集されて流された映像では、スピーチの多くの重要な部分が削られてしまっていた。しかし逆に、そのカットされた部分を見ると「どういう事を国民に知らせたくなかったのか?」が見えてくる。 以下、テレビの編集でカットされた部分(国会中継の同時通訳を参照) 「世界史において、かくも傑出し、重要性を持つ日本」 「ブータン国民は、常に日本に強い愛着の心を持ち、何十年もの間、偉大な日本の成功を心から分かち合ってきました」 「日本は、当時外国の植民地であったアジアに自信と進むべき道への自覚をもたらし、以降、日本に続いて世界経済の最前線に躍り出た数多くのアジアの国々に希望を与えてきました」 「日本は、過去においても現代においても、世界のリーダーであり続けます。このグローバル化した世界において日本は、技術と革新の力、強固で伝統的な価値における模範であり、これまで以上に
2011年08月15日12:00 カテゴリ放送ネット フジテレビの韓流騒動について この件に関しては静観を決め込むつもりだったが、もうテレビの話を書くついでなのでこれも書いちゃおうかと。フジテレビが韓流ゴリ押しであるとして、ネット民から批難されている件である。 過去テレビ局というのは、ブームを追い、それを報道することでさらにブームが加速するという構造を持っていた。グッズ、ファッション、タレント、ショップなど、テレビによって取り上げられ、それが全国に飛び火するという傾向が70年代から80年代前半あたりまでであろう。なめ猫、キン肉マン消しゴム、ルービックキューブ、ハマトラといったブームは、元々は雑誌が火付け役だったが、テレビにより全国隅々まで押し込まれる形で大きく広がったと言っていい。 80年代も後半に入ると、今度はテレビ局自身がブームを作るようになってきた。つまり流行ったあとから他人のブーム
「今回の騒動はかなりの痛手」 韓流押し批判騒動でフジテレビのスポンサー離れか 1 名前:れいおφ ★:2011/08/01(月) 18:45:50.78 ID:???0 高岡蒼甫氏の一連の騒動以降、動揺しているのはフジテレビ社内だけではないことが判明。その件についてTwitterにて詳しく述べられており、今後の動向や広告出稿への影響が出そうだ。そんなTwitterの投稿をまとめたのが以下である。 「月曜から沖縄に来ていたTV関係の知人が、例のフジテレビの騒ぎで慌てて帰って 行った。局内よりもクライアントが動揺しているらしい。不買運動などが起こったら局 としても命取りだ。そもそも高岡氏の発言は単なるきっかけで長年の局の放映姿勢が バッシングにあっているので収束の着地点が見えない」 「確かにCXの韓国偏向報道姿勢は行過ぎな所があった。視聴者はそれを敏感に 感じていたが、今回の高岡氏
テレビ朝日の藤井智久ゼネラルプロデューサーが「ついに民放全局の視聴率が1ケタになった」とツイッターで呟いているとネットで話題になっている。 1ケタになったのは19時台全ての番組。もともと19時台はゴールデンタイムの入り口で、視聴率や広告収入が見込めたドル箱。しかし、10年ほど前から不振が続き、メインターゲットとしていた小学生から高校生がテレビから離れてしまったという。 「見たい番組がない」など大量のリツィート 藤井ゼネラルプロデューサーは2011年6月15日、ツイッターで 「ついに昨日、19時台の民放は全局、視聴率が1ケタになった(関東地区)」 と呟いた。昨日というのは14日(火)のことで、新聞のテレビ欄を見ると「泉ピン子宮古島に来襲」「AKBVS戦隊ヒーロー」「熟女4人が下町電車旅」などの番組が並んでいる。 この呟きがネットで大きな反響を呼んでいて、 「正直、見たい番組が、ない…TV 本
大きな変革期にあるメディア業界、広告業界のこれからを考えるヒントになりそうな、アメリカの業界動向を紹介します。 セレブリティを起用したテレビCMは、そうでないCMに比べて効果がないばかりか、逆効果になる場合さえあるという、有名タレントやスポーツ選手に大枚をはたいている広告主が聞いたら卒倒しそうな調査結果を米調査会社エース・メトリクス(Ace Metrix)が発表した。 “Celebrity Advertisements: Exposing a Myth of Advertising Effectiveness”という物騒なタイトルが付けられたこの調査は、昨年初めから11月まで、2,600以上のテレビ広告を対象に行われた。エース・メトリクス社の効果測定方法は、テレビ広告を “persuasion”(説得力:欲求喚起、妥当性、好感度、関心、情報価値、態度の変化の6つの要素からなる)と、 “wa
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く