デジタル放送の視聴に必要な「B-CASカード」。その色は、地上デジタル専用が青、BS・CS用や三波共用が赤、ケーブルテレビ専用がオレンジとなっていて、このほかにも家電量販店の店頭で展示されるテレビ用に使われる白などもあります。そんなB-CASカードと同じか、それ以上の機能を持った「BLACKCASカード」なるものがあるとのことなので、入手してみました。 台湾から郵便物が到着。 裏側にも伝票が貼り付けられています。 中から出てきたのは、かなり小さな袋。 まるで子どもから届いたお手紙のようです。 サイズはこれぐらい……ということは…… これがBLACKCASカード。矢印に顔がついています。 裏面はなにやらよくわからない文字列が並んでいます。 「シールが一度はがれた製品は、一切の修理をお断りします。」のホログラムシールつき。 見る機会の多い地上デジタル放送専用の青B-CASカード、三波共用の赤B
ウィキリークスの一連のアメリカ公電リークで海賊版対策条約(ACTA)関連のものが公開されないかと思っていたが、最近ようやく少し関連するものが出て来た(laquadrature.netの記事、ars technicaの記事、「ウィキリークス・ウォッチ・ジャパン」のブログ記事、「電子書籍、ヴォーカロイド、そしてコンピュータ将棋」のブログ記事参照)。今回は、ACTAの検討経緯を知る上で第一級資料と言って良い、その関連公電の内容を一通り紹介したいと思う。 他の点についても言いたいことがない訳ではないが、主に知財関連の公電(大体KIPRというタグが付けられているようである)から、海賊版対策条約(ACTA)に関する記述のある10通の公電の関連部分を、以下に時系列順に訳出する。(いつも通り翻訳は拙訳。赤字強調は全て私が付けたもの。より正確には直接リンク先の原文を当たってみることをお勧めする。) (1)2
歌詞つぶやいても大丈夫? RTは? Twitterと著作権を考える:寄稿・福井健策弁護士(1/2 ページ) 140字で世界を席巻するソーシャルメディア「Twitter」と著作権をめぐる話題を見かけることが増えている。先日は、日本音楽著作権協会(JASRAC)の菅原瑞夫常務理事が「歌詞をつぶやけば使用料が発生する」と発言した、というつぶやきが爆発的な反響を呼んだのは記憶に新しい。 著作権などというカタクルシイものと、140字コミュニティーの自由さは対局に位置していると感じる人もいるだろう。とはいえ、筆者自身もTwitterを使ってみて、「これは著作権的に面白いな」と思う機会が一度ならずあったのも事実。今回はQ&A形式で、Twitterと著作権の関係を考えてみよう。 Q1:歌詞をつぶやくと使用料がかかるのか? そもそもつぶやく行為とは何か。これは情報をTwitterのサーバーなどに複製し、そこ
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
昨日のJASRAC創立70周年記念祝賀会において、鳩山首相が 著作権の保護期間を現在の「著作者の死後50年」から、欧米などと同等の「著作者の死後70年」に延長するために最大限努力するとの考えを示した。 「著作権保護期間70年への延長実現に最大限努力」鳩山首相が明言 -INTERNET Watch という。 国民主導をうたいつつ、国民の意見を聞くこともなく著作権ロビイストの要求を安易に受け入れてしまうのかと愕然とした。が、小倉秀夫弁護士が「民主党への手紙」というエントリの中で、民主党にこの件について考えを伝えているのをめにして、少し気が変わった。まずは、国民の意見を伝えることから始めなければ、と。 民主党への意見・感想を伝えるための窓口があるのであれば、それを利用しない手はない。国民主導の政治を掲げる民主党が、「国民の声」を無視するはずもない。というわけで、送ってみた。 昨日の「JASRAC
10月1日に、東芝がデジタル放送専用録画機ぶんの補償金を支払わなかったことを明らかにした(「デジタル専用録画機は補償金の対象外」 東芝が支払い拒否)。これに関して事情がよくわからず混乱している人も少なくないようなので、今回はこの問題について解説してみたい。 デジタル放送専用録画機とは、従来のアナログ地上波用のチューナーを搭載せず、デジタル放送しか受信できないレコーダーである。以下デジタル専用機と呼ぶことにしたい。まず前提として、今年5月には東芝とパナソニックが、このデジタル専用機の価格に、録画補償金を上乗せせずに販売していることが明らかになっている(「課金対象か明確でない」――パナソニックと東芝、デジタル専用レコーダーに補償金上乗せせず)。 日本の補償金制度では、消費者がこの補償金を支払うことになっている。補償金は対象機器の販売価格に含まれており、例えばレコーダーであれば、基準価格(ほぼ実
偽物のマジコンにご注意 現在、市場に大量の偽物のマジコンが出回っております。 困ったことに、偽物だとわかって販売しているお店は以外に少なく、お店の方でさえも偽物であるということを知らずに販売しているケースが多いようです。 マジコンは中国で製造されており 「中国の製造工場〜日本の販売店」 までには、実に多くの業者がからんでおります。 どの時点で偽物が混入しているのかはわかりませんが、入手ルートによっては偽物が混入していることは事実です。 その為、当店では確実に安全と言える1本のルートでしか仕入れを行っておりません。 下記は一般的なマジコンの流通ルートの例ですが、ルートによってはもっと複雑になる場合もあります。 一般的なマジコンの流通ルートとは違って、当ショップでは安全な中国のバイヤーから直接マジコンを仕入れている為、中国市場を経由いたしません。 又、偽物のマジコンは本物のマジコ
最近、僕のところに「夏目漱石財団」なるものを設立したので協力してくれとの手紙が届いた。一部の親族が関わっているらしいが、僕の連絡した親族たちは困惑し、いささかうんざりしている。放置しておくと混乱も予想されるので、急きょ相談の上以下のような文書を報道機関、出版社、博物館などに送付した。各方面に周知し、良識的な判断を望みたい。 2009.7.12 夏目房之介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ みなさま いつもお世話になっております。 このたびは、漱石長男純一の息子・夏目房之介として、夏目漱石に関連することでお知らせがございます。 本年6月17日付で私のもとに「夏目漱石財団」設立の知らせ及び協力要請の手紙と、一般財団登記の事項説明書コピーが送られてきました(同様のものが漱石長女筆子の娘・半藤末利子宛にも送付)。それによると設立は本年4月1日。 同財団の
衆議院は12日、著作権者の許諾を得ずにネット上で違法配信された映像や音楽のダウンロードを違法とする著作権法改正案を全会一致で可決した。改正案には、違法だと知らずに録音・録画をした人に不利益が生じないよう留意するなどとした付帯決議が付されている。 ファイル交換ソフトや音楽配信サイトを利用した音楽や映像の無断ダウンロードについてはこれまで、コンテンツ権利者から違法性が指摘されていた。だがこれまでは、コンテンツを無断で「配信」することは違法だが、ダウンロード自体を禁じる規定はなかった。 文化庁の文化審議会ではこれに関し、「私的録音録画小委員会」において議論。同委員会での議論を踏まえ、ネット上で無断配信された映像や音楽のダウンロードを、著作権法第30条に定める「私的使用」の範囲から外し、ダウンロード自体を違法化する著作権法改正案を2009年3月10日に閣議決定。その後衆議院に提出され、文部科学委員
テレビ東京が社運を賭けてプッシュしていた「世界卓球」は、あんまり盛り上がらなかった。残念。個人的には、面白く観戦していたのだが。 放送を見ていて思い出したことがある。私には、卓球部員だった過去があった。そう。中学生になってすぐ、私は、卓球部に入部したのだ。 体育館の壁に立てかけられている卓球台を見て、ガキだった私は 「おお、卓球部に入れば毎日ピンポンで遊べるぞ」 と考えた。 その愚かな目論見は、入部したその日に瓦解する。 新入部員は、一日中素振りばかりやらされることになっていたからだ。 私は、2日ほどで退部した。ほかの幾人かの惰弱な仲間たちとともに。「ちぇっ」とか言いながら。 いまにして思うのは、あの、無意味に思えた素振り練習にもきちんとした役割があったということだ。 フォームを固める? まあ、そういう効果はある。全身を使ってラケットを振る感覚を覚えることは、ある意味、実際にピンポン球を打
【法的手段】“地デジカ” の無断美少女イラストに「断固として許さない」と民放連 1 名前:菅井きん 命がけの喫煙φ ★:2009/04/28(火) 18:03:23 ID:???0 地上デジタル放送を広めるために登場したキュートなイメージキャラクター・地デジカ。“地デジ化” を目指すために鹿をモチーフにして作られたキャラクターで、フジテレビ社員がアイデアを出し、著作権は日本民間放送連盟が持っている。しかし、登場して間もないキャラクターであるにもかかわらず、二次創作キャラクターが登場し、問題となっている。 二次創作キャラクター化された地デジカは、美少女や萌え系のイラストになっているものが多く、なかには卑猥なイラストも存在している。このことに対して日本民間放送連盟は「許されるものではない。断固、厳しく対応する」と 当編集部の取材にコメントした。 「地デジカは日本の地デジ化を推進
たまたま見つけたこのエントリーを読んだ。 企業法務マンサバイバル:【雑誌】BUSINESS LAW JOURNAL No.14 5月号―著作物の社内/部門内コピーという現実に対する法務パーソンのスタンスを問う - livedoor Blog(ブログ) http://blog.livedoor.jp/businesslaw/archives/51780524.html 企業内での文献のコピーの問題が私の著作権についての原点なので、早速BUSINESS LAW JOURNAL No.14を買った。 BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2009年 05月号 [雑誌] 出版社/メーカー: レクシスネクシスジャパン発売日: 2009/03/21メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見る同号の「特集1」が「うっかりミスでは許されない! 法的リスクの見落と
http://anond.hatelabo.jp/20090305221614 を読んで、高校生の妹に聞いてみたところ、完全に同意していてやばいなーと思った。 ・音楽はタダでいい。本当に欲しいのだけ買うけど、それもネットで聞いて良かったら買う。 ・だから、音楽会社とかいらないと思う。ネットで販売すればいいじゃん。 ・クラシック音楽なんて聞かないからいらない。 ・中田ヤスタカが使ってるみたいな機械があればいいからオーケストラとかもいらなくね? と言っていたので、違うよ!と反論してみたのだが、よくわからない様子。 わかりやすくするためにいろいろ例えを出したのだが、それもだめだった。 ・バレエ、歌舞伎、舞台、オペラなんかはどうなるのか→別にいらない。 ・そうなると美術と芸術とか文化的なものがすたれていくよね?→衰退すればいいんじゃない? と言っていた。 これからを担う若者たちがみんなこういう考え
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