肘手術の権威「ヒゲそるまでカーブ、高３までスライダー投げるな」 : 野球 : スポーツ報知肘手術の権威「ヒゲそるまでカーブ、高３までスライダー投げるな」 2015年8月25日10時30分 スポーツ報知 インタビューに答えるＪ・アンドルーズ医師（共同） 米大リーグでは投手の肘の故障が相次ぎ、トミー・ジョン手術と呼ばれるじん帯修復手術の件数が増加している。ダルビッシュ有（レンジャーズ）、田沢純一（レッドソックス）ら多数のメジャー選手を執刀し、肘の手術の権威として知られるＪ・アンドルーズ医師（７３）に故障の原因や予防法などについて聞いた。 ―大リーグ選手とともに高校生以下の手術が増えていると聞いた。 「特に若年層の負傷率は上昇傾向にある。最終的にプロレベルで手術に至った選手の約６０％が、子どもの頃に肘の負傷を経験していた」 ―原因は幼少期にあるのか。 「子どもの体は発展途上。一番リスクが高いのは一年中、野球をすること。１試合や年間の投球数が多く、酷使により負傷する。年に最低２か月は
