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Satoruに関するboliviaのブックマーク (16)

  • 海外レビューサイトで世界最低を探せ!ホテル酷評レビュー選手権

    ホテルレビューサイトのレビューは、基的には泊まりたい人が参考にするためにあります。しかしいろんなホテルの情報を見ているとしばしば読み物としても秀逸なレビューも存在することに気づきます。 レビュアーが意図的にユーモアを交えたレビューを書いている場合もありますが、今回注目したいのは「酷評」。 怒って酷評したレビューがそのシチュエーションやレビュー対象のひどさゆえに面白みを帯びてしまうケースがあるんです。(前文・編集部 石川)

    海外レビューサイトで世界最低を探せ!ホテル酷評レビュー選手権
  • 標高の高い国だけを集めて頂上会議を開きたい

    こんにちは。Satoruです。 旅行作家の岡田悠さんが、ある日、私にアイデアを持ちかけました。 それは奇妙なアイデアでした。現代の国際情勢に一石を投じるアイデアでした。 世界の偉いひとに読んでもらうため、ここに記録を残します。DPZ, ideas worth spreading. ※編集部より:毎週木曜公開のPodcast「旅のラジオ」のSatoruさんと岡田悠さんによる対談記事です! 岡田:「サミット」ってありますよね。 Satoru:はい。 岡田:あれを、やりたいんです。 Satoru:? 岡田:各国の代表が集まる頂上会議を。 Satoru:頂上会議。カッコいい響きだ。 岡田:世界の頂上(summit)の国が集まるから、そう呼ばれるらしいのですが。 Satoru:国力の高い国が集まるから。 岡田:でも、それはどうなの、と思わなくもない。かってに頂上を名乗って良いのか、と。 Satoru

    標高の高い国だけを集めて頂上会議を開きたい
  • 存在しないことになっている水上スラムに行く

    1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:ブードゥー教のシャーマン、エグングン祭りに集まる > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち ラゴスへの道 ラゴスは1,000万人を超える大都市だ。富裕層のエリアを切り取った写真を見せられて、アフリカ大陸だとわかる人は少ないだろう。 駐在員が多く住む国際都市ゆえ、生活水準も低くない。それなのに、これはまったく不可解なことだが、ベナン国境からラゴスへと通じる道路は、理想から無辺際の隔たりをみせているのだ。 陥没と隆起のはてない路上に、無数のごみがひしめいている。論理の帰結としてひどい渋滞が起こる。時速20kmでも進めば御の字だ。 ナイジェリアより貧しいトーゴやベナンの幹線道路は好ましく整備されていたのに、これはどうしたことなのか。 ラディカ

    存在しないことになっている水上スラムに行く
  • ブードゥー教のシャーマン、エグングン祭りに集まる

    1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:夜のビーチを歩いてはいけない(トーゴの歩き方) > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち エグングンがはじまる 大蛇の神殿(Temple Des Pythons)の前で、人びとがぐんぐんに密集する。ついにエグングン祭りがはじまるのだ。 アビジャンでスマホを失った「盗まれのプロ」の同行者Tさんは、ガーナの電器店で中国製を買った。そして私は、トーゴの暴漢からiPad Proを取り戻していた。 準備は万端だった。ぐんぐんに気持ちが高まった。 先祖が憑依して踊りだす エグングン(Egúngún)は、西アフリカに住むヨルバ族の風習だ。 ヨルバ族の人たちは、肉体の「死」を命の終わりと断定しない。先祖は精霊となって、特別な衣装を着たシャーマンに憑依し

    ブードゥー教のシャーマン、エグングン祭りに集まる
  • 夜のビーチを歩いてはいけない(トーゴの歩き方)

    その言語がマイナーであればあるほど、現地民に与える感銘は大きくなる。私が英語を話してもアメリカ人は驚かないが、カザフ語を話すとカザフ人は喜ぶ。いわんやエウェ語をや、である。 トーゴに行きたい貴方へのアドバイス。アッペィー(ありがとう)とエニョント(めっちゃいい)。この2語を覚えておこう。感動されること請け合いだ。 パイナップルは、まるごとひとつで100フラン(約18円) 「エニョント!」 年末の祝祭ムード 2019年12月31日に、私はトーゴに到着した。 年の区切りはエウェ族の人たちにも特別であるようでーーその日の夜に警察に連行された私は、「これが今年最後の事件だ。おめでとう」と言われたーー祝福された空気に満ちていた。 まっすぐに歩けないほどの人混みのなか、ご機嫌な兄ィが演奏をはじめる。たちまち皆が踊りだした。 「おまえも来いよ!」と誘われて、ダンスバトルに参戦した。 近くの少年にiPad

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  • ボスニア・ヘルツェゴビナの地図帳を読む

    1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:バカをつかまえろ(コートジボワールの歩き方) > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち あえて調べずに読み進める 重みのあるハードカバーの表紙には、「ATLAS SVIJETA」とある。副題は「ZA OSNOVNU I SREDNJE ŠKOLE」。 どういう意味か。あえて調べない。「学習用 世界地図帳」みたいな感じだろう、たぶん。そのくらいのラフさで読み進める。これは研究ではなく趣味である。 表紙をめくると、かつての持ち主の名前があった。 個人情報に配慮して、ファーストネームは伏せておこう。ラストネームはČehajićさん。私の乏しい知識によれば、これはチェハジックと発音する。 「Ⅵー2」とは「6年2組」のことか。私はこの国の教育制度

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  • バカをつかまえろ(コートジボワールの歩き方)

    1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:通勤前にベートーベンちに行く > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち 旅のはじまり 約2週間かけて、ウィーン在住のTさんと、コートジボワールからナイジェリアまで横断する。これが我々の計画だった。 ギニア湾を沿うようにして約1,000kmの道をゆく。移動手段のあてはなく、目についたバスなどを乗り継いでゆく。即興を信じるスタイルだ。 私だけガーナのビザが取れず、空路で単身トーゴに先乗りしたら浜辺で暴漢に殺されかけた。ベナンのビザを紛失し、ナイジェリア国境で勾留されそうになった。けれども総じて順調な旅路であった。 とても順調な旅路であった。 ナイジェリア在住者から現地の交通情報をいただいた アビジャンを歩く コートジボワールのアビジャンは、

    バカをつかまえろ(コートジボワールの歩き方)
  • 通勤前にベートーベンちに行く

    1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:自動運転から空飛ぶクルマまで…ロンドンで「未来の乗り物」を体感した > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち この成功体験が古びないうちに、もういちど遠回りの通勤をしてみようと思った。ちょうど学校が冬休みで、子どもを連れていく必要もなかった。 今回は不測の事態ではないから、行き先を自由に決められる。 思い浮かんだのは、あの人の家だ。 ある冬の朝、私はベートーベンちに行くことにした。 いざ出発だ。 寒さに震える身に、トラムの優しい光が届いた。 誰もいない。 乗り換えのための下車。 人生について考えるための時間が与えられる。 誰もいない。 バス停に行く。 乗客がいる。私はもう孤独ではない。 ここからは歩いていく。 もうすぐだ。 苦悩を突き抜

    通勤前にベートーベンちに行く
  • 自動運転から空飛ぶクルマまで…ロンドンで「未来の乗り物」を体感した

    1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:ウィーンから片道1万円で極夜の北極圏に行く > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち ウィーンにもいろいろなモビリティがある 私の住むウィーンは、ヨーロッパのなかではわりに保守的な場所として知られている。 とはいえ、この古都ではコンパクトカーも走っている。 子どもにやさしい自転車もよく見るし、 乗り捨て可能な電動スクーターはそこらじゅうにあるし、 自動運転バスの実証試験もやっている。 なかなかに先進的なムードを醸しているのだが、 その一方では、老々たる路面電車も現役だし、 (観光用の)馬車だって悠々と闊歩する。 乗り物の未来と伝統が、ここではゆるやかに混淆しているのだ。 そんな環境で健やかに育った私の好奇心が、ロンドンの「未来の乗り物」

    自動運転から空飛ぶクルマまで…ロンドンで「未来の乗り物」を体感した
  • ウィーンから片道1万円で極夜の北極圏に行く

    鉄道とLCCのミックスが最安だった 糧については「乾麺戦略」を採用した。これは、パスタの乾麺をたくさん持参するという戦略だ。 そして移動手段は、ヨーロッパの網の目のような交通機関をくまなく調査して、鉄道とLCC(格安航空会社)のミックスが最安と結論づけた。 具体的には、 この乗り継ぎなら、1人あたり片道1万円未満でトロムソまで行けることをつきとめた。 Google MapやSkyscanner(フライト検索アプリ)では容易に出てこないルートの開拓。これが私の最近の趣味である。 ※ ここまでお読みになって、「なんだ、【片道1万円で北極圏】ってウィーン発かよ。てっきり日発かと思ったよ。タイトルに偽りありだ」と憤られた向きもあるかもしれない。その人に、私から一言申し上げたいことがある。「すみません」ということだ。 ※※ 他方で、日にお住まいの方であっても、「ワルシャワ等の主要都市へは有名な

    ウィーンから片道1万円で極夜の北極圏に行く
  • いま、ブードゥー教 発祥の地にいます~Satoruさんインタビュー

    ブードゥー教のふるさとから 石川: 連絡をとるたびに違う国にいるSatoruさんですが、今どこですか? Satoru: コートジボワールから、陸路でゆっくりと東に進んでいく感じの旅をしております。今は西アフリカのベナンです。 アフリカに来てから2回警察沙汰になりましたが、今のところ順調です。 石川: 順調の定義が我々とちがいますね…。ベナンでは何を? Satoru: 世界中のシャーマン(呪術師)が集まるエグングンというブードゥー教のお祭りがあって、それを見るために来てしまいました。 石川: おおー、おもしろそう! Satoru: ベナンはブードゥー教の発祥の地なので、エグングンの時期はめちゃくちゃ盛り上がるみたいです 石川: ブードゥー教ってハイチとかあのへんの中米あたりのイメージでした Satoru: ベナンを発祥として、ハイチなどに広まったみたいですね。 それで、町を歩いていたら、1年

    いま、ブードゥー教 発祥の地にいます~Satoruさんインタビュー
  • 本邦初公開! これがサウジアラビアの三角コーンだ

    サウジアラビアに興味のある人は、どれくらいいるだろうか。2019年9月に観光ビザが解禁されたこともあって、渡航を検討されている向きもあるだろう。 三角コーンに興味のある人は、どれくらいいるだろうか。ややニッチな分野だが、名著「街角図鑑」の影響で、ファン層は厚みを増しているに違いない。 それでは、サウジアラビアと三角コーンの両方に心を傾ける人は、世の中にどれほどいるだろうか。 サウジ愛好家と三角コーン愛好家の「ベン図」は、孤独な銀河のように遠く離れて、ついには重なることがない。仮に重なっていたとしても、5人もいれば上々ではないか。 稿は、その選ばれし5人をもてなすために、蒸溜され、抽出され、そうして惜しみなく注がれた情熱の結晶である。 リヤドに行ったSatoruが、三土さんに話を持ちかける Satoru: 先日、サウジアラビアの首都・リヤドに仕事で行ったのですが、あちこちで三角コーンを見か

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  • どの国からも承認されていない国家「アジャリア」に行く

    1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:ジョージアの廃墟の町で「スターリン温泉」に入る > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち (上記9枚の写真は、アジャリア観光資源開発庁からの提供) アジャリア『自治』共和国 「アジャリアは、通貨も言語もジョージアと同じです」と、政府職員が私に応えた。 「それって、ほんとうに国と言えるんですか?」 すこし意地悪な質問をぶつけてみると、 「まあ、だから『自治』共和国と名乗っているのです」 どこか飄然とした回答なのであった。 アジャリアの首都バトゥミは、ジョージア国旗の左下の「赤丸」部分(出所:トビリシの古屋で買った歴史の教科書) 街中でアジャリア国旗を見かけたが(写真奥)、数としてはジョージア国旗の方が多かった(写真手前) トルコと隣り合

    どの国からも承認されていない国家「アジャリア」に行く
  • ジョージアの廃墟の町で「スターリン温泉」に入る

    1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:村上春樹の真似をして、僕と同じ名の場所に行く > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち うら若き廃墟 ツカルトゥボの廃墟群を散策して気がついたのは、「廃墟としての新しさ」だ。 温泉場やサナトリウムの内装が、それなりに原型をとどめている。壁紙や電線も残っている。 草木は育っているけれど、建物をい尽くすには至らない。 古代ローマ帝国の温泉の遺跡――あれはつまり千年単位の廃墟である――と比べるなら、ここは生まれたばかりの、うら若き廃墟なのだ。 階段の一部がごっそり抜け落ちて「すべり台」状態になっている ガラスの欠片も生々しい大きさ プラスチックの洗面器すら残っている ここは脱衣所かシャワールームだったんじゃないか これは明らかに浴槽だろう

    ジョージアの廃墟の町で「スターリン温泉」に入る
  • 村上春樹の真似をして、僕と同じ名の場所に行く

    1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:コソボであそぼ、子どもとあそぼ ~子連れでたのしむコソボ旅行~ > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち 僕と同じ名の細い道 2019年を生きる僕には、グーグルマップという心強い味方がいる。 「Satoru」と打ち込むと、すぐに答えが出てきた。 ハンガリーだった。 ブダペストから1時間ほどの、ちょっと何があるのかよくわからない細道が、 Sátor u.と呼ばれているらしい。 「えっ、パパと同じ名前?」と、6歳児が笑った。「おもしろいねえ」 「Satoru」と、3歳児も笑った。 「行くなと言っても行くんでしょう」と、奥さんが言った。 どうやら家族を説得できたみたいだ。 ウィーン駅からブダペスト駅まで、家族4人で片道合計30ユーロ(≒3,6

    村上春樹の真似をして、僕と同じ名の場所に行く
  • コソボであそぼ、子どもとあそぼ ~子連れでたのしむコソボ旅行~

    1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち コソボであそぼ 私には男児が2人(6歳と3歳)、奥さんが1人いる(年齢はわからない)。家族で行くなら、まずメンバーを説得する必要がある。 「コソボって11歳なの?」と、6歳児が驚いた。コソボ共和国が独立した経緯をかいつまんで話したところ、歳の近さに親しみを持ったようだ。 「コソボ。あそぼ。あれっ、にているねえ!」と、3歳児が笑った。NHK教育番組「えいごであそぼ」を愛する彼は、「コソボであそぼ♫」と即興で歌いはじめた。 「行くなと言っても行くんでしょう」と、奥さんが言った。 どうやら家族をうまく説得できたようだ。 イスラム文化に彩られた古都プリズレン 「広場の水を飲めばまたプリズレンに戻ってこれる」と言

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