デジタル空間の情報との向き合い方を調べるため、読売新聞が日米韓3か国を対象にアンケート調査を実施した結果、米韓に比べ、日本は情報の事実確認をしない人が多く、ネットの仕組みに関する知識も乏しいことがわかった。日本人が偽情報にだまされやすい傾向にある実態が浮かんだ。 【図】一目でわかる…チャットGPTの仕組み
4万件におよぶ「世論工作アバター」とAI自動生成のフェイクニュースを駆使して、世界の選挙に介入する「影の組織」――。 国際的な調査報道メディアのコンソーシアムが、「世界33の主要選挙に介入した」というイスラエルの世論工作グループ「チーム・ホルヘ」の実態について、一斉にキャンペーン報道を展開している。 「チーム・ホルヘ」は独自のシステムを使い、代表的なソーシャルメディアアカウントや携帯電話番号までを持った4万件に及ぶ架空のアバター(キャラクター)を生成。このシステムには、AIによって世論工作用のツイートなどを自動生成、拡散する機能もあるという。 これらのアバター軍団とフェイクニュースを自在に操作し、クライアントの注文に応じて、世界的に世論工作を展開しているという。 「チーム・ホルヘ」は、アフリカの大統領選介入をめぐって、フェイスブックのユーザーデータ不正利用で知られる「ケンブリッジ・アナリテ
コロナ禍の縛りが解け、ふたたび海外に自由に行けるようになって以降、日本にいるときに当たり前だと思っていることが、グローバルな視点から眺めると異常なのではないか、と感じることが増えている。 【写真】ワンピースにサンダル、ホットパンツ姿も…富士山に危険な“軽いノリ”外国人が急増 そのひとつは物価である。たとえば20年以上前は、ヨーロッパに行くとなにもかも安く感じた。衣類やブランドものはもちろんのこと、交通費も外食費も宿泊費も、日本で同じ水準のものを求めたら2倍、下手をしたら3倍の費用がかかるのではないか、と思うほどだった。ところが、昨今は逆で、ヨーロッパに行くとなにもかもが高い。 原因のひとつは現地の物価高だが、いうまでもなく、異常なまでの円安も大きな打撃になっている。加えて思わされるのは、いわゆる「失われた30年」である。ここ30年余り、日本人の給料が据え置かれているあいだも、各国ではそれな
7月29日、4年ぶりの隅田川花火大会が行われ、103万人が参加した。すると途端に元気になるのがコロナ騒動を終わらせたくない人々である。 【写真】「過剰アナウンス大国」日本の病理…自分の頭で考えて判断を下せない幼稚な国 82万人が訪れた京都の祇園祭宵々山(7月14~16日)の時もそうだったが、「マスクをつけてない人が多い! メガクラスターが発生するじゃないか!」とツイッターで人の楽しみに難癖をつける。そして毎度「2週間後は地獄になる!」と煽り、ならなかったら次のターゲットを探す。 7月24日~30日の1医療機関あたりの陽性者数は全国平均が15.91人。京都は16.54人。もっとも多いのは佐賀県で31.79人となっている。佐賀で京都の祇園祭宵々山レベルの祭なんてこの時期にやっていない。 そして、8月7日~8月13日の全国平均は14.16人になった。祭あっても減ってるじゃねーかよ。 もう世の流れ
岸田首相が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の法的位置付けを「新型インフルエンザ等感染症」から「5類」に移行させる方針を発表しました。 ただ、メディアが「5類移行」の見通しを伝え始めた途端、ネット上に「5類に移行したらこんなにデメリットがある」という不安を煽る言説から「損するのは国民」という冷笑的な発言までが飛び交い、それが大手メディアの報道にも伝播しました。結局、移行時期は3ヶ月以上先の5月8日となりましたが、この間に流布された言説や情報に根拠はあるのか、ファクトベースでまとめてチェックします。
同性婚が法律で認められていない現状について「認められるべきだと思う」という回答が91.7%(726人)と、「認められるべきではない」という回答4.8%(38人)を大きく上回る結果に。そのほか、自由回答で「どちらとも言えない」1.5%(12人)「慎重に議論すべき」0.7%(6人)という意見も。 【「認められるべきだと思う」という人の意見】・幸せになる権利はみんな平等に与えられるべきだから。(18~24才・福岡県) ・個人の幸福追求を阻害する権利はないし、他人が同性と結婚したところで特に自分に害があるわけではない。(18~24才・神奈川県) ・同性婚を認めなくても認めても社会をおおまかに見たら何も変わらない。ただ、結婚という制度を当たり前のようにある国の中に、できない人たちがいるというのは社会的な不平等でその人の人権がないことが問題。(18~24才・石川県) ・異性間で婚姻が認められているのは
愛知県豊田市の高校で卒業式が行われ、学校側が卒業する3年生については、式典中のマスクの着用を自主的な判断に任せる中、2割ほどがマスクを着用せずに出席しました。 豊田市の杜若高校で行われた卒業式には、3年生の生徒や保護者など合わせて500人余りが出席しました。 学校側が卒業する3年生およそ240人については、式典中のマスク着用を自主的な判断に任せ、2割ほどに当たるおよそ50人がマスクを着用せずに出席しました。 式では桑田厚司校長が「新型コロナと立ち向かった激動の3年間でしたが、皆さんは日々の学習や部活動に若々しく真摯(しんし)に取り組みました。自分に誇りを持って人生を歩んでください」と式辞を述べました。 これに対し、卒業する渡邉日夏太さんと小木曽葵さんの2人が並んで、「学校生活では制限がある中でも友情を深め、今ではマスクで隠しきれないほどの笑顔もあります。この笑顔は宝物で一生忘れられないもの
27日正午過ぎの東京都心。 街では、今もほとんどの人がマスク姿で歩いている。 街の人は「(屋外でもマスク?)まだやっぱり怖いので」、「外したい、外せるなら。でも周りの目が気になっちゃうから」などと話していた。 新型コロナウイルスの「5類」引き下げとともに、マスク着用が個人の判断に委ねられたら、どう対応するのか。 さまざまな立場の人に聞いてみた。 タクシー運転手「(新型コロナ5類引き下げ、マスクどうする?)仕事中以外は外したいが、仕事中はやっぱりつけたい」 密室ともいえる車の中で働く、タクシードライバー。 気にしていたのは、利用客との距離だった。 タクシー運転手「(客と)距離も近くなるし、いろいろな人が出入りするし。(自身の)身を守るため」 さらに、取材班が向かったのは、すし店。 お客さんの正面に立ち、生の食材を扱うだけに頭を悩ませていた。 おつな寿司 6代目・近藤克哉さん「(新型コロナ5類
環境省は、来年春のスギ花粉の飛散量が関東などでこの10年で最も多くなるとの見通しを発表しました。 春に飛散するスギ花粉はスギの雄花(おばな)の量に左右され、雄花がどれだけつくかは、前の年の夏の日照時間や気温が影響します。 環境省は11月から12月にかけて、34都府県のスギの雄花の状況を調べました。 その結果、今年の夏、特に6月がかなり暑かったことや夏の日照時間が多かったため、東北南部から九州にかけての広い範囲でスギの雄花の量が前年より多かったということです。 特に関東や北陸、中国地方では2021年までの10年間のスギの雄花の最大値を超える観測値が報告されていて、来年春の花粉の飛散が極めて多くなる見込みだということです。 環境省の担当者は「関東などではここ10年の中でも最も多い花粉の飛散が予想される。 花粉のシーズンに向けて準備や対策をしっかりとってほしい」としています。 【テレビ朝日 社会
「特別感」を意識しすぎる飲食店は危ない こんなお店があったら一度は行ってみたいだろうな、ここでしか食べられない料理を出したら食べにきてくれるだろうな……そんな考えで飲食店を開業すると痛い目を見るかもしれません。 飲食店を開業する時に考えてしまう他店とは違う自分のお店の特別感。この特別感を意識しすぎると、一度は行ってみたいお店が出来上がります。 ですが、一度だけで終わってしまうお店になる可能性も高くなってしまうのが、“行きたいと思うお店あるある”だったりします。 これは非日常のお店にも共通するものなんですが、行きたいお店や一度行ってみたいお店はリピーター獲得の観点から見ると微妙です。 では、どういったお店がリピーター獲得に有利でしょうか? それは行きたいお店ではなく、使えるお店です。 多くのお客様に求められているのは独自性よりも使いやすさを重視したお店です。 どんなシチュエーションにも対応で
新型コロナウイルスの影響で開催できなかった徳島市の阿波踊りが、8月12日から15日までの4日間、3年ぶりに屋外に演舞場を設置して開催された。筆者もコロナ以前に見に行ったことがあるが、「連」と呼ばれる踊り手の集団が次々登場して独特の踊りを披露する姿は見飽きることがなかった。阿波踊りというと、はっぴ一枚の男性の豪快な「男踊り」と着物を着付けた女性の優雅な「女踊り」が特徴だが、実は「女踊り」が始まったのは戦後のことで、そのスタイルは時代とともに進化しているという 。 阿波踊りの不祥事として2018年に報道されたのが、阿波踊り事業の大きな赤字のため主催する徳島市観光協会の累積赤字が膨らんだとして、徳島市が協会の破産手続きを徳島地裁に申し立てた騒動だった。その結果、22年から観光・文化団体、経済団体、市民団体、踊り団体などが参画した「阿波おどり未来へつなぐ実行委員会」が主催することになったのだが、コ
奈良市で安倍元総理大臣が銃で撃たれ死亡した事件で、現場の選挙カーから、銃弾が撃ち込まれた痕が見つかったことが分かりました。捜査本部が置かれている奈良西警察署から泉達也記者が中継します。 事件当時、現場にあった選挙カーは9日朝、関係者から警察に引き渡され、奈良県警は、選挙カーに複数の銃弾の痕を確認したと発表しました。 選挙の関係者「最初はタイヤのパンクの音かなと思った。選挙事務所に戻って、運転していた子が、えらいことやと気付いて、それでピストルの穴を見た」 銃弾の痕は、選挙カーの後ろの部分に3つ、前の部分に2つありました。選挙の関係者によりますと、選挙カーは、安倍元総理が撃たれたとき、山上徹也容疑者から見て、安倍元総理の10数m後ろの方向にあったといいます。流れ弾が当たった可能性があるとみられています。 警察は、弾が貫通した可能性があるとみて調べています。 一方、山上容疑者の高校時代の同級生
最近のネットはギスギスしていて居心地が悪いーー。コロナ禍、ウェブ関係者からそんな声が聞かれるようになりました。他方、2006年からウェブメディア『オモコロ』で記事を書き始め、今ではウェブ出身ライターの代表的な存在になったヨッピーさんは、最近、リアルで“タオル”を売り出したそうです。 テキストサイト時代からインターネットの変化を肌で感じてきたヨッピーさんと、朝日新聞でスマホ世代に向けたニュースサイト『withnews』の編集長を8年にわたり務めた奥山晶二郎が「コロナ禍以降のウェブメディア」をテーマにイベントで対談しました。 【連載】「ウェブメディア祭り」 withnewsでは、編集長の交代をきっかけに、これからのメディアを考える「ウェブメディア祭り」を開催しました。ライターや編集者・プラットフォームのみなさんと語り合った各セッションの採録記事をお届けします。 ヨッピーさん。1980年大阪生ま
岸田総理は、東南アジアとヨーロッパ、6か国への歴訪を終え、先ほど、政府専用機で羽田空港に到着しました。 8日間にわたる今回の外遊では、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの対応をめぐり、東南アジア諸国にG7のアジア唯一のメンバーの立場から圧力強化を呼びかけました。また、イタリア・イギリスとは「G7」としての結束で一致しました。 岸田総理は、「いずれの首脳とも本音で大変有意義な議論ができた」「力による一方的な現状変更はいかなる場所でも許されないという共通認識を得られた」と成果を強調しました。 岸田総理は、5月24日に日本とアメリカ、オーストラリア、インドの4か国の枠組み「Quad」の首脳会合を日本で主催します。また、それに先立つ23日にはバイデン大統領との日米首脳会談を行い、ウクライナ情勢などについて協議する予定です。
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