20代は○○、30代は○○、40代は○○……。価値観や嗜好を年代/年齢によって塊として捉えることはよく行われがちだ。だが、以前は大きかった年代による価値観や嗜好の違いが、実は年々小さくなっていることが分かってきたという。今回は、博報堂生活総合研究所の研究員が、30年にわたる長期時系列調査「生活定点」のデータを基に年代による違いが小さくなっている事柄に着目し、生活者の変化を徹底分析する。 「個の時代」「多様性を尊重する時代」……そんな時流の中、価値観や嗜好の多様化が進み、生活者をまとまりで捉えることが難しくなってきています。マーケティングの現場からも、年代でターゲットを区分したりポートフォリオを構築したりしても、うまくいかないことが増えてきたという声をよく耳にするようになりました。皆さんの中にも同様にお感じの方がいらっしゃるのではないでしょうか。 そんな中、私たち博報堂生活総合研究所が30年
久しぶりに手書きをしたら自分の字がほぼ判読不能になっていたという英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」のビジネス・コラムニストが、手書きの未来について綴る。 先月、休暇でスペイン南部の小さな町に行った。もう20年以上も通っている場所だ。そこで、友人から言われた。 「なんでスペイン語がまだそんなに下手なの?」 「ええと」 何十年も途切れ途切れに勉強して、地元の4歳児並みにしゃべれたときも実はあった──とスペイン語でどう言うか思い出すのに苦労しながら、私は口ごもった。 残念ながら、それは昔の話だった。そこで、帰宅してから、動詞の活用形リストを手書きで書き出してみたところ、何かがさらにひどくなっていることに気づいた。 もともとまったく上手くなかった私の手書きは、ほぼ判読不能な走り書きになっていた。私の書いた言葉は、覚醒剤をキメたカタツムリが這った跡みたいにガタガタとページを横断していた。 書くとい
【新型コロナ】 ワクチン2回の陽性率、半数世代で未接種上回る 厚労省再集計で判明 1 名前:朝一から閉店までφ ★:2022/06/01(水) 15:06:09.81 ID:dDk19Cxz9 ワクチン2回の陽性率、半数世代で未接種上回る 厚労省再集計で判明 新型コロナウイルスに関する厚生労働省の新集計で、ワクチンを未接種の人より2回接種済みの人の方が陽性者になる確率が高くなったとのデータが示された。同省が外部からの指摘を受けて「未接種者」の集計方法を見直したのをきっかけに、40~49歳など約半分の世代で逆転現象が明らかになった。政策決定に関わる基礎データの一つだけに、専門家からは「なぜ接種者の方が感染しやすいのか国は詳細を調べて公表すべきだ」との声が出ている。 この逆転現象は、5月11日に厚労省の専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」に提出された資料で明らかになっ
「国難」と報道される少子化問題だが?「あったのに知られていない事実」というものがある。正確には「知らされていない事実」というべきか。 テレビや新聞などのメディアは、こぞって「少子化」や「人口減少」に対する危機を訴えている。たとえば、以下は、今年の1月12日付の産経新聞のコラムからの引用である。 「政府与党は、突破すべき国難に日本の少子化を掲げたことを今一度思い出してもらいたい。(中略)少子化による人口減少という現実に正面から向き合い、官民を挙げて対策を講じていかねばならないはずだ」 特に、報道では、少子化や人口減少に対して、「未曾有の危機」や「国難」などという言葉とともに、まるで打開可能な課題であるかのように語られることが多い。「がんばればなんとかなる」「努力すれば克服できる」というものではないにもかかわらず、である。 「日本の少子化が不可避である」理由については、今までも当連載で何度か書
フェイスブック(現在のMeta)はメタバースがどのようなものかを示すために、いくつかの画像を作成した。 Facebook 最新の世論調査によると、メタバースが次の大きなトレンドであり、日常生活の一部になると考えているZ世代はわずか38%だった。 投資家や大手企業が、若い人たちがメタバースブームの原動力になると期待しているのにも関わらずだ。 ハリス・ポールの調査によると、Z世代とミレニアル世代を合わせれば10人中7人がメタバースに関心を持っている。 投資家や大企業は、メタバースに若者が集まり、バーチャルな未来の推進力となることに賭けている。 しかし、アメリカの市場調査および分析会社であるハリス・ポール(Harris Poll)の新しい調査によると、Z世代にメタバースが未来の姿であることをもっと納得させる必要がある。 「メタバース(metaverse)」とは、人々がアバターを持ち、ゲームをした
筆者は、日本を良い社会であると今も思っているし、今後もその社会をよりよいものにしたいと考えている。そのことを前提にして、本記事を書いていることをご理解いただきたいと思う。 筆者は、1988年に米国の雑誌“The Futurist”に“A Hollow Future for Japan?(空洞化する日本の未来)”という短い論考を寄稿した。同論考は、その時の時代状況に基づいて書いたものである。 当時は、1985年のプラザ合意以降の急速な円高の進展等を背景にして、日本の製造業の生産拠点の海外への急速な移転等が起き、国内生産量が減少すると共に、研究開発拠点も海外への進出が続き、国内雇用減少および技術水準の低下の恐れから、産業の空洞化問題が論じられたのである。 そのような状況から、日本では、創造性や社会的活力が失われ、ひいてはキャリアの多くの機会が減少し、若く有能な人材が海外に移住してしまう危険性・
フェイスブックが仮想3次元空間「メタバース」構築に躍起だ。総額100億ドル(1兆円)を投資するとし、社名も「メタ(Meta)」へと変更。手始めとして、同社は2021年9月、バーチャルリアリティ(VR)機器「Oqulus Quest2」のビジネス会議用ソフト「Horizon Workrooms」を公開した。バーチャル会議室に参加者が分身のアバターとして集い、バーチャルなコミュニケーションを図るためのツールだ。だが、このソフトの有用性や、同社がその先に見据える「メタバース」の将来性をめぐっては賛否両論うずまいている。ミドル世代の大半にとっては、フェイスブックの打ち出す世界は、まだ異次元の遠い世界といったところ。では、将来コアユーザーになり得る若い世代には受け入れられるのか。30~40代の編集部スタッフだけでなく、Z世代の価値観を伝え続けるAMF社長の椎木里佳さんにもVRとWorkroomsに触
希望するすべての対象者へのワクチン接種を10~11月のなるべく早い時期に終える。新型コロナのワクチン接種を巡り、政府はそんな青写真を描く。接種率は25日時点、2回完了者が約7割。1回は8割ほどで、まだ5人に1人が“ノーガード”だ。この人たちは「いずれ打てばいい」と軽く考えているかもしれないが、“タイムリミット”が迫っているのをご存じか――。 注射よさらば! 米国発「肌に貼るだけ」ワクチンパッチの実力、副反応の心配は? ◇ ◇ ◇ 一般のワクチン接種は高齢者から拡大。25日現在、2回接種を完了した人の割合は〈表①〉の通り、65歳以上が9割前後に上るが、年齢が下がるにつれて未接種の人がじわりと増える。50代は14%で、40代は2割超。30代は30%近くで、10代と20代は3割を超える。 ワクチンでガッチリとガードした高齢者世代に比べると、現役世代と学生は世代的なガードが不十分なのが現状だ。
重症化しなかった患者を引き受ける病院がない ――昨年末、2人とも多忙だったようですね。阿南先生は年末の第3波の際は、「神奈川モデル」という先進的な医療体制について取材を受けテレビに出ずっぱりでしたし、近藤先生はメールをしても返事がないし……。 近藤:DPのあと、昨年4月以降は沖縄から北海道までクラスター(感染者集団)に認定された病院や施設を切れ目なく回っていましたから。その間に、熊本県の豪雨災害があったりして……。 阿南:DPの教訓から「神奈川モデル」はできたんですが、新型コロナという災害時の仕組みを平時の仕組みに戻していく必要がありました。単に元に戻すというよりも、よりよい地域の医療体制をつくりたいと。そんなことにかかりきりでした。 ――具体的にはどんなことを進めてきたのでしょう。 阿南:コロナ医療の何が問題かといえば、陽性判定を受けて急性期病院に運ばれた患者が重症化しなかった場合、引き
65歳以上の接種推奨せず 英アストラゼネカのコロナワクチン―独当局 2021年01月29日08時40分 英アストラゼネカ開発の新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける医療従事者=25日、英中部ダドリー(AFP時事) 【フランクフルト時事】英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンについて、ドイツの政府関係機関が、65歳以上の高齢者への接種を推奨しないとの見解をまとめた。欧米メディアが28日報じた。 <新型コロナウイルス 治療薬、治療法の開発> アストラゼネカのワクチンについては、日本政府も昨年12月に6000万人分の供給を受ける契約を締結。うち1500万人分は3月までに提供されることになっており、同社はそれまでに日本での薬事承認を申請する方針。また、4500万人分が兵庫県の製薬会社によって国内でも生産される予定。 報道によると、独政府に予防接種政策について助言する予防接種常任委員
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く