千葉県浦安市は、保育所で子どもたちが使う紙おむつについて、準備にかかる保護者らの負担を減らしたいと「紙おむつ定額サービス」の導入に向けた検証を始めました。 浦安市に7つある市立の保育所では、子どもたちが使う紙おむつは保護者が家で1枚ずつに名前を書いて1日当たり5枚程度を持参し、保育所側は枚数を管理したり追加を保護者に依頼したりして、負担がかかっていました。 浦安市ではこうした負担を減らそうと、保護者が希望する場合は1か月ごとに定額料金を支払うと紙おむつとおしりふきを制限なく利用できるいわゆる「サブスクリプション」導入に向けた検証を始めました。 このうち市内の富岡保育園では2週間に1度、業者から直接30箱の紙おむつが届き、各クラスでは子どもにあったサイズが準備されています。 来月末までの2か月間、検証を行う予定で、本格的に導入する際は料金は月額およそ3000円を想定しているということです。