フェイスブックを通じて一部の有名人たちが、怪しげなサイトにユーザーを誘導する行為が問題化している。ファクトチェックメディアの「Snopes」は先日、この問題に関するレポートを掲載した。 それによるとラッパーの50セントや俳優のマーティン・ローレンス、コメディアンのトミー・チョンらが公式フェイスブックページから不正な誘導を行っていたという。Snopesによると彼らは“domain spoofing(ドメインのなりすまし)”という手法を用い、実際のリンク先が見えないようにして、リンクを掲載。飛び先には、扇情的な見出しや画像でクリックを誘う悪質サイトが指定されていたという。このサイトはフェイスブックからリンクの禁止措置がとられていた。 Snopesは次のように解説している。「これらのリンクはフェイスブックのユーザーを、画像やタイトルのみのランディングページに誘導し、不正なサイトへのクリックを誘発