ドナルド・トランプが運営するSNS「トゥルース・ソーシャル」が、昨年の立ち上げ以来、7300万ドル(約110億円)の損失を出していることが13日、米当局に提出された書類により明らかになった。同SNSの財務状況と運営継続能力について懸念を生んでいる。 トゥルース・ソーシャルの運営企業トランプ・メディア&テクノロジー・グループ(TMTG)と合併する予定の特別目的買収会社(SPAC)デジタル・ワールド・アクイジション・コーポレーション(DWAC)は、米証券取引委員会への提出書類でトゥルース・ソーシャルの財務状況を開示した。 書類によると、トゥルース・ソーシャルの収支は設立初年度の2022年が5000万ドル(約75億円)の損失、23年上半期が2300万ドル(約35億円)の損失だった。売上高は22年が140万ドル(約2億1000万円)、23年上半期は230万ドル(約3億5000万円)だった。TMTG