サッカーW杯カタール大会中に首都ドーハにある「ブルーモスク」で語らう地元住民とサッカーファン(2022年11月29日撮影)。(c)MAHMUD HAMS / AFP 【12月11日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)に乗じ、カタール各地では期間中に同国を訪れると予想される100万人以上のサッカーファンに対し、イスラム教への偏見をなくそうとする取り組みが行われている。イスラム教国でのサッカーのW杯開催は今回が初。 首都ドーハのカタラ(Katara)文化村。青と紫の見事なモザイク画で知られるオスマン帝国様式のモスク(イスラム礼拝所)では、カナダ人夫婦がガイドに案内されながら礼拝の呼び掛けに耳を傾けていた。イスラム文化に接するのは初めてだと言い、自分とは違う文化や人々への偏見が生まれるのは、異文化圏との触れ合いがないからだと意見を述べた。 このモスクを管理しているカ