金融庁は2023年度の税制改正要望に個人が少額投資非課税制度(NISA)を使って投資できる上限を引き上げる措置を盛り込む。年間投資枠が120万円で期間が5年の一般NISAや24年に始まる新NISAなどの拡充を想定する。28年などに期限を定める各制度の恒久化も求める。1000兆円規模の個人貯蓄を投資へと後押しする。NISAは年間で投資できる上限を定めた上で配当や分配金、譲渡益などの運用益にかかる
金融庁の少額投資非課税制度「つみたてNISA」が2018年にはじまってから丸3年。当時の対象ファンド140本中、なんと139ファンドが含み益とのこと。 つみたてNISA3周年、大部分の投信が含み益に 積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)が2018年1月に始まってから丸3年が経過した。米中対立による相場乱高下やコロナショックなどヒヤヒヤする局面が多い3年間だったが、そんななかでもコツコツ積み立て投資を続けていたらどれくらいの損益になっただろうか。対象ファンドの運用成績を調べてみた。対象にしたのは、2018年1月末時点につみたてNISA対象商品だ この3年間、株式市場が上げ相場だったということでしょう。プラスになっている皆さま、おめでとうございます👏👏👏 逆に、唯一マイナスになった1本は何なのか気になるところですが、「東京海上・円資産インデックスバランスファンド<愛称:つみ
おはようございます。 米国に駐在中の方から、海外赴任時の資産形成の方法について以下のご質問をいただきました。 いつも楽しくブログを拝見させて頂いております。 現在、仕事の関係で米国に駐在している者(33歳男・独身)です。 日本にいたときは全く投資や運用をしていなかったのですが、近頃ちゅり男様や他のブロガーの方のブログを拝見するようになって、今のうちからお金についてきちんと勉強しようと思うようになりました。 しかしながら、調べるうちに現在の自分の状況でどのような運用をすべきか迷っており、もし、ちゅり男様ならどのようなアクションをとられるのか興味があり、メール致しました。 資産→現金500万円+5万ドル 帰任→約2年後 結婚→予定無し(ゆくゆくはしたいと考えています) 現在の悩みは、日本の証券口座も持っておらず、海外赴任者は投資も制限されるため、日本円は塩漬けにしておかなければいけない状況です
新・NISAが2024年から始まる 一般NISAが形を変えて、2024年より新NISAになるということです。たぱぞうも、金融庁の説明会に行ってきました。なお、記事中の資料はすべて金融庁さんの資料です。 私たち国民の資産形成に資する制度を、ということでしたら、つみたてNISAに分があります。長期に渡る積み立て投資を念頭においたもので、20年の年限があるからです。 そのため、シンプルにつみたてNISAの運用枠を大きくする、という施策が個人的にはうれしいところです。 しかし、現状は一般NISAのほうがはるかに利用額が大きく、つみたてNISAの金額は全く及びません。 つみたてNISAと一般NISAの口座数 一般NISA 1162万口座 つみたてNISA 147万口座 ジュニアNISA 33万口座 このように口座数単位でも、大きな差があります。買い付け額で見るともっと大きな差になります。 一般NIS
新しいNISA制度が発表された。通称は「新NISA」らしい。 「新NISA」は「NISA」よりもさらに複雑? 「NISA(ニーサ)」とは少額投資非課税制度の愛称だ。個人型確定拠出年金の愛称である「iDeCo(イデコ)」よりも可愛いネーミングだと個人的には思っているのだが、2014年に開始された元々のNISA「一般NISA」(現在年間投資上限額120万円、税制優遇期間5年)、2018年に始まった「つみたてNISA」(年間投資枠40万円、積み立て投資が前提、税優遇期間期間は20年)、さらに「ジュニアNISA」(面倒な制度なので概要省略)と呼ばれる制度もあって、なかなかに複雑である。 これらのうち、2023年に投資出来る期限が切れる一般NISAが今後どうなるのかについては、投資家からも、金融業界からも、大きな関心が寄せられていた。 少し前には、制度が一本化されるのではないかとの憶測もあった。証券
教えて虫とり先生 登場人物紹介 虫とり小僧さんと金融庁若手職員の人物紹介。 第1回 虫とりさんは何をしている人なんですか? 第2回 虫とりさんはなぜ投資をはじめたのですか? 第3回 虫とりさんはどんな投資をしているのですか? 第4回 だけど、やっぱり投資を始めるのは躊躇する・・・ 第5回 結局、どのような投資がいいの? 第6回 投資信託って、どういうものなの? 第7回 iDeCoが良いという話も聞くけど…つみたてNISAもやった方がいいの? 両制度の違いは? 第8回 バランス型と株式だけの投信はどっちがいいの? 米国株だけに集中したほうがいいって話も聞くけど…… 第9回 投資を続けるのって難しいの? 第10回 投資は、いつ、どうやって始めて、どう終えればいいの?
※本ブログでは記事中にPRを含む場合があります 遅まきながら、相方が「つみたてNISA」での積み立て投資をはじめてくれました。 「つみたてNISA」とは、2018年1月からスタートした、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。新規投資額で毎年40万円が上限で、20年間で最大累計800万円が非課税になります。非課税期間は20年間という太っ腹な非課税制度です。 <ご参考> NISA特設ウェブサイト : 金融庁 相方というのは妻のことね。うちの相方といえば、投資に興味がほとんどなく、夫が執筆した投資本も読んでくれない投資スルーっぷりが有名ですが(?)、このたび、自らの意思で「つみたてNISA」での積み立て投資をはじめたいと言ってくれました。 10年以上投資の話をスルーしてきた相方が、自ら「つみたてNISA」に取り組もうとスタンスを変えた理由はいくつか考えられます。 ①自分名
58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 急拡大する「つみたてNISA」 日本経済新聞によると、毎月一定額の投資信託を購入する、積み立て投資の普及が急拡大しているという(「日本経済新聞」電子版、2月24日付け「積み立て投資に勢い NISAなど150万口座に」)。 特に、今年から始まった「つみたてNISA」の申込件数は、1月末時点で約38万口座と、2014年に始まっていた「一般NISA」の積み立て投資口座数に並んだほか、課税所得がある層には掛け金が所
58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 「行動経済学」的によくできている 来年から、「つみたてNISA」という、税制で優遇された投資のための制度がスタートする。既に金融機関では、申し込みの受け付けを開始している。筆者は、なかなかよくできた制度なので、是非、利用するといいと評価している。 つみたてNISAは、次のような特徴を持っている。 (1)年間投資限度額は40万円まで (2)税制優遇期間は20年(通算最大800万円まで投資可能)で投資によって得
つみたてNISAと一般NISAのメリットデメリット 制度改正が見込まれる一般NISAとつみたてNISAはどちらが良いのでしょうか。投資歴の長い人でも割と悩ましいこの課題ですが、改めて振り返ってみたいと思います。つみたてNISAと従来からある一般NISAは以下のような特徴があります。 つみたてNISA 一般NISA 積立額 40万円 120万円 積立の年限 20年 5年 買える商品 投資信託 自由 以下、つみたてNISAと一般NISAのメリット・デメリットを比較してみます。 つみたてNISAのメリット・デメリット つみたてNISAの良いところは積立の年限が20年あることです。このため、長期での積立というのが可能になります。長期での右肩上がりをしてきている米国株の場合、15年以上持てば、分散投資ならば殆どプラスの資産形成になったという過去の実績があります。 そういう意味ではこの20年の年数とい
来年から「つみたてNISA」がスタートするので、「現行の一般NISA」を使っている私は、今後どうするのかを決める必要があります。 ・年間の投資可能額は多い(120万円)ものの、非課税期間(5年)と投資可能期間(2023年まで)が短い現行の一般NISA ・年間の投資可能額は少ない(40万円)ものの、非課税期間(20年)と投資可能期間(2037年まで)が長いつみたてNISA ……はて、どっちにしよっかなぁ、と悩んでいました。 んで、やっと決めました。 これまでさんざん関連情報を振りまいてきたので、結果を書いておきます。ただし、あくまでも個人的な判断軸によるものなので、他人様の参考にはならないかもしれません。。 ◎どっちでもよかったんだけど… 以前にも書きましたが、個人的には一般NISAでもつみたてNISAでも「べつにどっちでもいい」というのが正直なところです。 自分自身の投資判断は、けっこうテ
NIKKEI STYLE に「低コストのつみたてNISA 公認ファンドの実力を探る」という記事が掲載されています。 タイトルを見ると、公認ファンドのパフォーマンス比較でもしてくれてるのかな?と思いましたが、内容は個々のファンドの比較というよりも、低コストファンドをどう使うのがよいかを解説する記事で、予想以上に良かったので取り上げます。 低コストのつみたてNISA 公認ファンドの実力を探る|マネー研究所|NIKKEI STYLE 詳しくは、上記記事をご覧いただきたいのですが、要点だけまとめると、低コスト・インデックスファンドをドルコスト平均法で積み立て投資し、相場が悪くなっても途中で止めないことが大事、ということがデータをもって説明されています。 (出所:低コストのつみたてNISA 公認ファンドの実力を探る|マネー研究所|NIKKEI STYLE) 上記グラフでは、当たり前の話ですが、アクテ
世間の評判があまりよろしくないマイナンバーですが、NISA口座開設者は9月末までに金融機関にマイナンバー登録しないと、2018年以降非課税で投資できなくなってしまいます。 金融庁や日本証券業協会、各金融機関でも注意喚起されています。 金融庁 WEBサイト NISA口座をお持ちの方へ 日本証券業協会 WEBサイト マイナンバーを提供しないとNISAが使えなくなります これによると、もし2017年9月末までにマイナンバー登録しないと、2018年以後の年分のNISA口座は利用できなくなるだけでなく、10月以降に再登録する場合も、マイナンバーだけでなく「非課税適用確認書の交付申請書」という余計な書類も提出する必要がでてきて面倒です。 さすがに過去にNISAで投資した分は、非課税期間が終了するまで非課税の対象となるようですが、2018年以降もNISAを利用する可能性があるのであれば、マイナンバー登録
2016年12月14日07:00 NISAの非課税期間終了後に損失になっていたケースをそれほど恐れる必要はないのでは カテゴリ年金/保険/税金 tsurao Comment(1)Trackback(0) Take it Easy / electricinca NISA関係では新設されそうな積立NISAが話題になっていますが,今回は現行のNISA(年間拠出限度額120万円,非課税投資期間5年)の話です。 NISAはメリット・デメリットの両方が語られていますが,デメリットの筆頭は,非課税期間終了時に損失で終わった場合に税金面での救済が一切無いことでしょうか。 具体的には,100万円投資して非課税期間終了時に80万円まで減っていてNISA非課税口座から課税口座へ吐き出されると,80万円が評価元本とされてしまい,また100万円に値上がりして売却した場合に,損益0のはずなのに利益20万円として計算さ
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