ソニーが2006年11月11日に発売したPLAYSTATION3(PS3)は、ハイエンドなグラフィックスを楽しめる次世代ゲーム機だ。そんなPS3は「Cellプロセッサー」と呼ばれる高性能な中央演算処理装置(CPU)を搭載していることから、ゲーム以外の用途でも注目を集めている。 PS3に搭載されている「Cellプロセッサー」の性能により、ネットワーク機能を活かしたゲームサーバーはもとよりPS3で構築したスーパーコンピューターを販売しているメーカーもあるほどだ。さらに米空軍の研究所(AFRL)はCellプロセッサーの評価のために300台のPS3まで購入している。 ・ - GIGAZINE まさに「一家に1台スーパーコンピューター(スパコン)時代がやってきた」といえそうなPS3のプロセッサーだが、ここで素朴な疑問に突き当たる。 なぜ、スパコンにパソコンではなく、ゲーム機のCPUを使うのか? この