2007年上半期で最も売れたau端末は「W44K」(京セラ製)だった。 W44Kは、“WIN最薄”を謳う厚さ15ミリのスリムボディが大きな特徴の2006年冬モデル。高級感のあるハーフミラーコートを施した背面パネルやQVGA表示対応の2.4インチディスプレイ、AF付きの201万画素カメラなどを搭載する。 ワンセグやFeliCa、2.6インチ以上の大型ディスプレイなど、2007年上半期におけるトレンドの機能は搭載しないものの、当時のau端末の中でひときわスリムなボディと上質感で、携帯にそれほどの高機能を求めない層に、そして高機能でない分、やや安価に販売された背景などで多くの支持を得た。 発売は2006年11月23日。全25週中23回ランクインし、1月の第1週から2月の第4週まで8回連続で首位を獲得した。ちなみに、W44Kが高い人気を得たためか2007年夏モデル(2007年5月発表)に、カラーバ