毎年正月に行われる大学対抗男子駅伝大会「東京箱根間往復大学駅伝競争(箱根駅伝)」。テレビ放送の視聴率が高い同大会への車両提供について、ホンダが5年間の契約延長を勝ち取った。ホンダは2004年から2008年大会までの5年間、大会の協賛会社として先導車や監督が乗る伴走車(大会運営管理車)、救護車などを提供してきた。その座をトヨタ自動車が狙っていたが、ホンダは従来よりも1年近く早い時期に主催者の関東学生陸上競技連盟との契約更新を済ませた。 トヨタがメーン車両提供に動く 正月に開催される知名度の高いスポーツのなかで、車の宣伝効果が高い大会と位置付けられているのが、群馬県で行われる実業団対抗男子駅伝大会「全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)」と箱根駅伝だ。このうち箱根駅伝では、テレビに映る機会の多い先導車や伴走車などのメーン車両をホンダ、その他の車はトヨタが提供してきた。 ホンダが箱根駅伝へ