2月24日、アメリカの元プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインに対し、性暴力などで有罪判決が下され、23年の禁固刑が言い渡された。 ハリウッドの大物による長年にわたるセクシャルハラスメントが勇気ある何人かの女性によって告発されたことで、女性に対する性暴力に大きく声を上げることの正当性や必要性について世間が真剣に考え始めた。 その出来事から約2年、多くの業界で「#Metooムーブメント」が巻き起こった。彼に対して下された今回の判決は#Metoo運動の勝利の一つであると同時に、大きな節目とも言えるだろう。 しかしながら、現在でも多くの理不尽なハラスメントが世に蔓延している。誰もが当事者になりえるセンシティブな問題だからこそ、この問題とどう向き合い、前進していくべきかを考える必要がある。 本稿では圧倒的に男性優位社会であるアメリカのベンチャーキャピタル界における女性起業家の奮闘から、今後の我
新型コロナウイルスの感染予防で臨時休校している自由学園(東京都東久留米市)の高校生と教諭が、学習講座サイト「平和で持続可能な社会づくりのための学び」(https://lcpss.ourjiyu.com/)を開設した。高等科2年川嶋一さん(17)は「『差別がなぜいけないのか』などと問いかける内容になっている。広く見てほしい」としている。 更科幸一・副学園長(48)が「ふだん学べないことを学ぶ機会に」と川嶋さんと3年の小林多治生(たじお)さん(18)、2年の幸田良佑さん(16)にサイトづくりを呼びかけた。川嶋さんらは、ヘイトスピーチなどに関する著書のあるジャーナリスト安田浩一さんや上智大学の中野晃一教授ら、同校で講演したことのある6人を訪ね、15分ずつのビデオメッセージをもらった。1週間で制作した。(青木美希) ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=154
<くらしナビ ライフスタイル> インターネットを通した「#MeToo」運動や、花を持って集まる「フラワーデモ」など、被害者自身が声を上げて性暴力に抗議する動きが広がっている。しかし、幼い子どもは性に関する知識がなく、自分がされたことを理解できないため、特に被害が表に出にくい。思春期保健相談士の徳永桂子さん(61)は、幼児期からの性教育の必要性を訴え、全国で講演活動を行っている。 「足と足の間のことを何と呼ぶ? お医者さんは性器と呼びます」。2月中旬、兵庫県西宮市の市立樋ノ口小学校で性教育の授業が開かれ、体育館に集まった4年生約130人に徳永さんが語りかけた。「口と胸、性器は特別に大切なプライベートゾーン。誰かから『触らせて』『触りなさい』と言われたら『いやだ、やめて』と言おう。パンチしたり足で蹴ったりしてもいい」
恋人間で起きる身体的、精神的な暴力を指す「デートDV」に関する講演や電話相談などを行うNPO法人エンパワメントかながわ(阿部真紀理事長)=台町=が、デートDVの相談対応に役立ててもらおうと独自のマニュアル(A4判68ページ)を作成した。 同NPOは、デートDVの当事者や友人、家族などからの相談に電話で応じる無料の窓口を2011年に開設。現在は年間600件近い相談が寄せられ、被害者だけでなく加害に気づいた相手側からの電話も受け付けている。 16年からは、相談者から得られた記録を分析によってパターン化し、相談対応の質向上につなげてきた。今回のマニュアルは、電話相談のノウハウをまとめ、同じような活動を展開する全国の団体などに活用してもらおうと発行したという。 「メールの返信が遅いとキレる」「収入に見合わないほど高額のプレゼントを要求する」などの 具体例を挙げながら、デートDVを5つのタイプに分類
3月8日の国際女性デーに際し、女性差別や性暴力のない社会を目指して毎日新聞が展開してきたシリーズ「声をつないで」。今回は、1992年の著書「愛という名の支配」が昨年文庫化されるなど再評価が進む英文学・女性学研究者の田嶋陽子さんと、昨春の東京大入学式での祝辞が話題になった社会学者の上野千鶴子さんが対談に臨んだ。2人の再会は三十数年ぶりという。互いの来し方や、女性差別の現状についてそれぞれが熱く語った。前後編2回にわたってお届けする。【江畑佳明、牧野宏美/統合デジタル取材センター】 上野氏「田嶋さんと接点なかったのは『あちらの世界』の人と思ったから」 上野氏 お会いしたら、若い時に親切にしていただいたお礼を申し上げようと思って。 田嶋氏 私が? 上野氏 あなたの家に泊めてもらって、ご飯を食べさせてもらったの。私は記憶にあるわよ。 田嶋氏 いつごろ? 上野氏 30歳代でした。これまでお礼を言う機
ニューヨーク市長のビル・デブラシオ氏は3月11日、Twitterを更新し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でアジア系アメリカ人に対する差別行為があることに触れ、「ニューヨークでは差別は違法です」などのメッセージを動画付きで発信した。 Discrimination is ILLEGAL in New York City. If you experience or see any sort of hate crime or discrimination related to COVID-19 or anything, please report it immediately. To New York City's vibrant Asian-American community: your city stands with you. pic.twitter.com/HvCM619K9h —
2020.03.04 08:00 東大にはセクハラ・性暴力の起こりやすい環境が温存されている/東京大学ミス&ミスターコンテストについて考える会に聞く 昨年11月、法政大学の学生らが非公認で「ミスター法政コンテスト」の開催を企画していたことに対して大学側が声明を出し、話題となった。 法政大学側は自主法政祭実行委員会が掲げている<「ミスコン」とは人格を切り離したところで、都合よく規定された「女性像」に基づき、女性の評価を行うものである>との見解を引用しながら、<「ミス/ミスターコンテスト」のように主観に基づいて人を順位付けする行為は、「多様な人格への敬意」と相反するものであり、容認できるものではありません>と主張。法政大学内の施設を利用しての「ミスター法政コンテスト」を認めない方針を明確にした。 国際基督教大学も2011年に学園祭でのミスコン企画がもち上がった際、<ミスコンがある種の外見/能力
労働運動で培った女性たちのネットワークについて語る柚木康子さん。打ち合わせや資料作成に使う「スペースきんとう」は会社との争議の和解金を元にした基金で用意した女性たちの会議室だ=東京都文京区で2020年2月、大和田香織撮影 パートや派遣の雇い止め、セクハラ・マタハラ、賃金差別――。職場の問題で声を上げる女性たちの中には、ほぼ常に柚木康子さん(72)の姿がある。労働組合の委員長を務めながら多くの訴訟で原告を支援し、男女賃金差別を明らかにして女性が昇格する道も切り開いてきた。正規・非正規の格差をなくす均等待遇のキャンペーンや、国連の女性差別撤廃条約に実効性を持たせる運動へと活動は広がっている。【大和田香織/医療プレミア編集部】 「普通の女の子」から「男も女も育児時間」へ ――1966年に外資系企業のシェル石油(現・出光興産)に入社したときは、どんな職場でしたか。 ◆本社では女性がお茶くみをさせら
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慶大で性犯罪や性暴力事案が相次ぐ中、塾生有志による団体「Safe Campus Keio」が、セクシャル・ハラスメントを防ぐための改革を大学当局に求める署名を集めている。 Safe Campus Keioとは 昨年だけでもアメフト部と應援指導部の不適切行為、理工学部元教員による下着窃盗事件と、慶大では複数の性犯罪事案が発生し、各メディアで報じられている。 2018年には、当時経済学部2年の学生が性的暴行の罪で逮捕された。 今年に入ってからも、三田キャンパス内のトイレにカメラを仕掛け盗撮をしたとして、1月に大学職員が逮捕されている。 このような性犯罪が繰り返される現状を改善すべく行われているのが、 Safe Campus Keioが現在取り組んでいる活動だ。 2度目の署名活動、大学に求める3つのこと Safe Campus Keioの佐久川姫奈さん(総3) 「慶大で性犯罪や性暴力が多発してい
中学1年生だった女性が、10年後の自分へ宛てた手紙。友達はおらず「未来のジブン、信じられないです」と書かれている=埼玉県内で 散歩道で草花の名前を教えてくれた。夕焼け空の下、帰り道でつないだ手は温かかった。埼玉県のパートの女性(32)は、大好きだった父親との幼い頃の思い出がよぎるたび、胸が苦しくなる。
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