現地の避難所で視覚障害者の生活を助ける取り組みです。 岡山市のボランティア団体が総社市の片岡市長に渡したのは、携帯用の点字ブロック100枚です。職員を派遣している総社市を通じて、熊本県人吉市の避難所に届けられます。 携帯用点字ブロックは、2018年の西日本豪雨で避難生活を送った視覚障害者の声などから生まれました。1枚100グラム程度と軽く持ち運びが簡単で、繰り返し貼ったり剥がしたりできます。 (「物を置かないで!」普及の会 平林実代表) 「視覚障害者や聴覚障害者も含めて、地域でどうやって避難するかということの気付きになれば」 (総社市 片岡聡一市長) 「最速で(避難所に)届けることによって、障害ある方々を守るよ、という強い意思表示になると思う」
目が不自由な人に百人一首かるたの楽しさを味わってもらおうと、宇都宮市立中央小で音楽を教える全盲の教諭、南沢創(はじめ)さん(46)が、4枚の札を並べる「四人一首」を考案し、普及に努めている。札の位置が覚えやすいため視覚障害者にもハードルが低く、「四人一首をきっかけに百人一首の楽しさを知ってほしい」と話している。【萩原桂菜】 南沢さんによると、以前から取り札に点字がついたかるたはあったが、札の位置を覚えるのが難しく、あまり広まらなかった。
生まれつき耳が聞こえない。次第に視力も失われていく――。難病と向き合いながらも前向きに生きようとする著者の、自身の半生を独創的な文章とイラストで描いた絵本です。 耳が聞こえず、目が見えなくなっていくことを想像したことはあるでしょうか。 先天性聾唖により生まれつき耳が聞こえず、右目は幼い頃に失明。さらに、左目もアッシャー症候群により次第に視力が失われていく…。著者は自身の状況を老化現象の先取りと捉え、誰の身にも起こることだと訴えます。 そのような自身の半生を絵と文で綴りTwitter上に投稿すると、3万人以上の共感呼び、人々の心を動かしました。 本書はその投稿をもとにした絵本仕立ての1冊です。 彼女の心の叫びが、皆さんの心に届きますように。
東京パラリンピックに出場する5人制サッカー(ブラインドサッカー)日本代表。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で活動を休止している=東京都町田市立総合体育館で2019年12月8日、宮間俊樹撮影 日本ブラインドサッカー協会(東京都新宿区)が、新型コロナウイルスの感染拡大に戸惑う視覚障害者を対象に無料の「おたすけ電話相談窓口」を設置した。競技団体が広く生活全般の相談を受け付ける異例の試みだ。 生活全般の相談、異例の試み 日用品の買い物に悩み ブラインドサッカーは視覚障害者らによる5人制の競技。協会は東京パラリンピックに開催国枠で初出場する日本代表の強化を担う国内統括団体だ。ウイルスの影響で国際大会が中止になり、代表活動も休止する中、「自分たちにできることを考えた」と松崎英吾事務局長。在宅勤務に切り替わった松崎さんら職員有志8人が18日から一般の相談を受け付け始めた。 窓口開設以降、相談は1日に4
全国には937万人の障がいのある方が暮らしているが、中でも特に苛酷な状態に置かれているのが、全国に32万人いる視覚障がい者である。 民間企業に就労している視覚障がい者は、1万9000人。視覚障がい者全体のわずか6%にすぎない。かつては、鍼治療やあんまやお灸で生計をたてる視覚障がい者も多かったが、この分野にも健常者が押し寄せ、働く場はどんどん狭くなっている。 こうした現状を見かねて立ち上がったのが、静岡県浜松市にある事業所、NPO法人の六星・ウイズである。六星・ウイズは、浜松市内に「ウイズ半田」と「ウイズ蜆塚」の2カ所の拠点をもち、現在では49名の視覚障がい者と、13名の職員が働いている、わが国では稀有な視覚障がい者の就労支援施設となっている。 視覚障がい者のための折りたためる杖 現在の理事長である斯波千秋氏の父である穏(やすし)氏は、尋常高等小学校を卒業後15歳で日本でも有数の自動車修理工
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視覚障害を理由に授業の担当から外されたのは不当として訴訟を起こし、勝訴が確定した岡山短大(倉敷市)の山口雪子准教授(54)が16日、岡山市内で記者会見し、教壇復帰を求めて短大を運営する学校法人「原田学園」との間で続けてきた調停が同日までに終了し、授業以外の業務で学園側が合理的配慮をするとした岡山労働局の調停案を双方が受諾したと発表した。【益川量平】 今後は、紙の時間割や会議資料の電子データ提供や学内外の行事の参加機会均等化など、双方が協議して細部を詰める。一方、岡山労働局は山口准教授が授業を担当することについては「双方の主張の隔たりが大きく、現段階では歩み寄りが困難」とし、調停案を示さなかった。山口准教授は「教員として一番大切にしている授業復帰がかなわなかったのは残念だが、協議の機会を得られてありがたく思う」と話した。
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視覚障害者への支援に功績のあった人をたたえる「第27回ヘレンケラー・サリバン賞」(東京ヘレン・ケラー協会主催)に、社会福祉法人名古屋ライトハウス理事の原田良實(はらたよしみ)さん(75)=名古屋市緑区=が選ばれた。中途失明者が習得しやすい「名古屋方式」と呼ばれる点字指導法を考案し、普及させたことなどが評価された。【太田敦子】 原田さんは高校2年の時、点訳ボランティアに付き添った縁で点字に出合った。視覚障害者は読書できる環境が十分でないことを知り、点字図書館での仕事を志す。当時の文部省図書館職員養成所(筑波大図書館情報専門学群などの前身)で学び、名古屋市立鶴舞中央図書館に25年間勤務。点字文庫などを担当し、その後も視覚障害者の点字指導やリハビリテーションにあたってきた。
東村山市のハンセン病療養所「多磨全生(ぜんしょう)園」に送られ、病気の進行で視力を失った人たちの1970年代ころまでの生活を紹介する企画展「望郷の丘―盲人会が遺(のこ)した多磨全生園の歴史―」が、園に隣接する国立ハンセン病資料館で開かれている。田代学学芸員は「療養所内でさらに『弱い立場』とされた彼らが、どのような思いで生きてきたのかを知ってほしい」と話す。12月27日まで、無料。【安達恒太郎】 企画展は、視覚障害のある入所者が設立した「多磨盲人会」が、35人の証言を集めて1979年に出版した「望郷の丘」を基にしている。療養所内での人々との関わり、待遇改善を求めた運動、隔離された生活の様子などを紹介している。
またこのたび、映画監督の諏訪敦彦と飯塚俊男が本作に寄せたコメントも到着。諏訪は「ただ『見えない』世界を生きている彼女たちの時間と、見たいものしか見ようとしない私たちの時間が、やがて溶け合って地続きの時間として映画の中に流れてゆく。ささやかだけれど、それは稀有な体験であると思う」と、飯塚は「目が見えない世界で生きている人に向き合う作者の心のあり方が素直で、共感を覚える」と語った。 「そこにあるもの」は2週間限定でモーニングショー。YouTubeでは予告編も公開中だ。 諏訪敦彦 コメント「そこにあるもの」の映像に初めて出会ってから、長い年月が流れた。 しかし時を隔てて今再びこれらの映像を見はじめた途端、この人々の声、身のこなし、笑い方、庭の草花の佇まい、施設の廊下に流れる時間、そんな細部までもが瞬間にありありと思い出された。 まるで彼女たちがずっと私の中に棲んでいたかのような不思議な感覚。何か
東京スカイツリー(東京都墨田区)の手すりに点字で物語を記し、視覚障害者と目の見える人がともに読み進めようというイベントが11月に予定されている。企画した団体が、手すりに書く短編物語を募集している。今月20日まで。 北区で鍼灸(しんきゅう)院を開く内田勝久さん(50)は、日頃から点字を利用している。友人で福祉文化プランナーの坂部明浩さん(58)と街中を歩いていた時、階段の手すりの点字を読みながら、ふと思いついた。 「壁のポスターみたいに、手すりにも点字で読める物語があればいいのに」「長い手すりなら東京タワーだ」 そんな雑談がきっかけで2000年、東京タワーの外階段の手すりに物語を点字で記し、視覚障害者が目の見える人とペアになって読み進めるイベントを開いた。「普段は文字を読んでもらうことが多いが、点字だと立場が逆になる」。下から上へ、点字を読みながら階段を上っていく様子ともかけて「天(あま)の
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