Googleは、同社の超高速ブロードバンド構築プロジェクトはネットワーク中立性原則に準拠したものであり、ブロードバンド市場での健全な競争を促進するものと位置付けている。 米Googleは2月10日、1Gbpsの超高速ブロードバンドネットワークを米国内の限定地域で実験的に構築する計画を発表した。このFTTHネットワークは5万~50万人の人口をカバーするという。 Googleによると、このネットワークはネットワーク中立性原則に準拠したものになるという。同原則は、Googleが米連邦通信委員会(FCC)に対し、全米ブロードバンド計画の一環として採用するよう求めてきたもの。FCCは3月、同計画を議会に提出する。さらにGoogleによると、同社が計画中のネットワークは、ユーザーがISPなどを選択できるホールセール方式でのアクセスを可能にし、現在ブロードバンドビジネスを支配している電話業界やCATV業