自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、安倍派の橋本聖子元オリンピック・パラリンピック担当大臣が先ほど、報道陣の取材に対し、派閥からの収入を2057万円、政治資金収支報告書に記載していなかったと…
Published 2024/01/19 23:28 (JST) Updated 2024/01/20 10:17 (JST) 自民党安倍派の福田達夫元総務会長は19日、同派の解散決定を受け「反省の上に新しい集団をつくっていくことが大事だ」と党本部で記者団に述べた。集団のイメージについては「派閥ではなく、新しいガバナンスの形」と表現した。福田氏の祖父は安倍派の源流である福田派(清和会)を創設した福田赳夫元首相。 福田氏は解散が決まった19日の派閥総会に先立ち、塩谷立座長に解散を早期に検討するよう申し入れていた。 同じく福田元首相を祖父に持つ越智隆雄元内閣府副大臣は「清和会は金権政治打破で生まれた。その理念と今の状況は大幅に違う」と指摘した。
自民党安倍派の(左上から時計回りに)塩谷立氏、松野博一氏、西村康稔氏、高木毅氏、下村博文氏、萩生田光一氏、世耕弘成氏=いずれも2023年、竹内幹、三浦研吾撮影 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、東京地検特捜部は19日、清和政策研究会(安倍派)の幹部議員7人について政治資金規正法違反容疑での立件を断念した。パーティー券収入のノルマ超過分を派閥や自身の政治団体の政治資金収支報告書に記載していない疑いが持たれていたが、いずれも会計責任者との共謀が立証できないと判断したとみられる。 立件が見送られたのは、松野博一前官房長官▽西村康稔前経済産業相▽高木毅前党国対委員長▽世耕弘成前党参院幹事長▽萩生田光一前党政調会長▽下村博文元文部科学相▽塩谷立元文科相。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、岸田総理大臣が会長を務めていた岸田派でも、2020年までの3年間で、派閥が実際に集めたおよそ3000万円のパーティー収入を派閥の政治資金収支報告書に記載していなかったとして、東京地検特捜部が岸田派の当時の会計責任者を、政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で立件する方向で検討していることが関係者への取材で新たにわかりました。 自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐっては、おととしまでの5年間で、安倍派「清和政策研究会」が6億円超、二階派「志帥会」が2億円を超えるパーティー収入を派閥の政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあり、東京地検特捜部は安倍派と二階派の会計責任者を政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で在宅起訴する方向で捜査を進めています。 特捜部は、安倍派や二階派だけではなく、岸田派「宏池政策研究会」についても捜査を進めてきましたが、岸田派
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、東京地検特捜部が岸田派の元会計責任者を立件する方向で検討していることについて、岸田総理大臣は、事務的なミスによる収支報告書の不記載があったとして、18日に総務省に修正を届け出ると説明する一方、今の段階で捜査へのコメントは控える考えを示しました。 自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、岸田総理大臣が会長を務めていた岸田派でも、2020年までの3年間でおよそ3000万円のパーティー収入を収支報告書に記載していなかったとして、東京地検特捜部が当時の会計責任者を虚偽記載の罪で立件する方向で検討していることが分かりました。 岸田総理大臣は18日午前、総理大臣官邸で記者団に対し「きょう『宏池会』=岸田派が収支報告の記載漏れなどについて、総務省に修正の申し出を行うと報告を受けている。内容は事務処理上の疎漏だと承知しているが、私自身、在任中からこん
Published 2024/01/18 10:56 (JST) Updated 2024/01/18 11:13 (JST) 岸田文雄首相は18日、東京地検特捜部が政治資金規正法違反の疑いで、自らが会長を務めた自民党岸田派の元会計責任者を立件する方針を固めたことに関し「事務的なミスの積み重ねだと報告を受けている」と述べた。収支報告書の記載漏れなどがあったとして、岸田派が18日に総務省へ修正を申し入れると説明した。官邸で記者団の質問に答えた。 自らの責任に関し「事務処理上の疎漏であると承知しているが、私自身、在任中から今日までそれ以上のことは承知してない」と強調した。元会計責任者の立件については「捜査は現在行われていると承知している。これから判断され、公表されることになる」と述べるにとどめた。
Published 2024/01/16 15:24 (JST) Updated 2024/01/16 15:47 (JST) 自民党の高木毅前国対委員長が関係する政治団体で会計責任者を務める東京都の70代男性が16日までに共同通信の取材に応じ「5年ほど前に『名前だけ貸してくれ』と頼まれてそのまま貸した」と明らかにした。政治資金収支報告書に押された判については「印鑑を渡したことはない。向こう(高木氏側)が用意したのでは」と述べた。 団体は「次世代政治研究会」。東京都選挙管理委員会に提出された収支報告書によると、事務担当者は高木氏の政策秘書で、高木氏の事務所の電話番号が連絡先として記載されている。高木氏の政治資金パーティーを開催し、2022年までの3年間で計約4500万円の収入を得た。
茂木幹事長10億円、二階氏は5年で50億円! 使途公開不要「政策活動費」に批判集中「自民こそインボイス導入しろ」 社会・政治 投稿日:2024.01.15 18:20FLASH編集部 自民党の政治資金パーティーをめぐる事件で1月7日、池田佳隆衆院議員が逮捕された。2018年から2022年にかけて、所属していた安倍派から約4800万円のキックバックを受けていたにもかかわらず、収支報告書に記載しなかった疑いがもたれている。 池田容疑者はキックバックについて「政策活動費だと認識して受け取った」としているが、この「政策活動費」に注目が集まりつつある。 関連記事:自民党・茂木敏充幹事長の大ウソ…統一教会信者にパーティ券を売っていた!【領収書を独占入手】 「政策活動費とは、政党から政治家個人に支出される政治資金です。このお金については使途の公表義務がないため、『抜け穴』『裏金の温床』とも指摘されてきま
いよいよ議員逮捕にまで発展した安倍派の裏金問題。「安倍晋三・元首相はこの裏金の一件を知った時に激怒して改善を促した」──というのが今、各所で報じられている流れだ。過去を振り返ると、桜を見る会でも森友・加計問題でも、安倍氏が関わってきた問題はおしなべて、「安倍さんは知らなかった」と“免罪”された。この構造にこそ疑惑の「本丸」が隠れている。【前後編の前編。後編から読む】 【写真】収支不記載が事件化した「桜を見る会」。安倍晋三氏と昭恵さん、デヴィ夫人、ピコ太郎や芸能人らが集合 トカゲの尻尾切り 安倍派の裏金事件捜査が急展開を見せている。東京地検特捜部は1月7日に池田佳隆・元文部科学副大臣を逮捕。池田氏は同派からキックバックを受けたパーティー券収入のうちざっと5000万円を政治資金収支報告書に記載していなかったとされ、事件発覚後、「証拠になるものは消せ」と秘書に指示して関係資料を廃棄させていた証拠
Published 2024/01/14 19:29 (JST) Updated 2024/01/14 19:45 (JST) 立憲民主党の中谷一馬衆院議員は13日付のX(旧ツイッター)で、特定民族や性的少数者への差別をあおる「好ましくない者」について「思想および良心の自由を尊重」しながら対話を重ねたいと書き込んだ。差別する側に寛容な姿勢を示したと受け取れる内容で、人権侵害を助長しかねないとの批判がSNSを中心に広がっている。 中谷氏は投稿で、差別に反対する少数者側の動きを念頭に「特定のマイノリティーが至上主義化してしまい、他の考え方を排除し、鎮圧しようとすることを私自身は好みません」と言及。「好ましくない者と付き合わないという発想自体がある意味では差別であり、排除だと思います」と主張した。 その上で「何かポジティブなエネルギーを共有することができるなら寄り添い向き合い続けて対話を重ねたい
二階派プール1億円か 不記載2億円超の可能性―パーティー収入事件 2024年01月12日12時50分配信 自民党二階派の政治資金パーティーで、あいさつする二階俊博会長(壇上)=2023年4月26日、東京都千代田区 自民党派閥の政治資金パーティー収入を巡る事件で、「志帥会」(二階派)の所属議員側がパーティー券販売のノルマ超過分を派閥に納めず手元にプールした疑いのある金額が、2022年までの5年間で約1億円に上るとみられることが12日、関係者への取材で分かった。 菅、麻生氏の対立激化か 派閥存否で主導権争い―自民刷新本部、波乱含みの幕開け 会長を務める二階俊博元党幹事長側や事務総長経験者の平沢勝栄元復興相側もパーティー収入の一部を派閥に納めていなかったとみられることも判明。同派はノルマ超過分の収入を政治資金収支報告書に記載していなかった疑いもあり、不記載の総額は5年間で計2億円超に膨らむ可能性
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、二階派に所属する議員側が派閥側に納入していなかったパーティー収入の総額が、おととしまでの5年間でおよそ1億円に上るとみられることが関係者への取材で新たに分かりました。二階派では、派閥の政治資金収支報告書に記載されていないパーティー収入の総額が、議員側にキックバックされた分と合わせて2億円を超える疑いがあり、東京地検特捜部は、詳しい経緯について捜査を進めているものとみられます。 自民党の安倍派「清和政策研究会」や、二階派「志帥会」では、所属議員がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分の収入を議員側にキックバックし、その分を派閥の政治資金収支報告書にパーティーの収入として記載していなかった疑いがあり、東京地検特捜部は政治資金規正法違反の疑いで捜査を進めています。 安倍派と二階派では、それぞれ複数の所属議員側が、販売ノルマを超えて集めた分のパーテ
Published 2024/01/11 21:51 (JST) Updated 2024/01/12 01:21 (JST) 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、二階派(志帥会)の所属議員側が派閥に納めず手元にプールしたパーティー券の販売ノルマ超過分の総額が、2018年以降の5年間で約1億円に上るとみられることが11日、関係者への取材で分かった。会長の二階俊博元幹事長や事務総長経験者の平沢勝栄元復興相ら複数議員の事務所で行われていたという。二階派の政治資金収支報告書の不記載額は数億円とみられる。 東京地検特捜部に政治資金規正法違反の疑いで逮捕された安倍派(清和政策研究会)の衆院議員池田佳隆容疑者(57)=比例東海、自民除名=が、22年4月に取りやめが決まった販売ノルマ超過分の還流継続を強く求めていたことも判明した。 特捜部は26日に予定されている通常国会召集までに両派閥の会計責任
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