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進化論に関するgavのブックマーク (41)

  • ジュラ紀の哺乳類はただのエサにあらず!? 逆に巨大な恐竜の肉を食べていたと判明 - ナゾロジー

    恐竜の時代の哺乳類は非力な存在であり、常に「肉」をべられる側の存在であった…と長年信じられてきました。 しかし新たに行われた調査により、ジュラ紀に生きていた哺乳類が、逆に恐竜の死肉をべていたことが明らかになりました。 約1億6000万年前のジュラ紀後期に生きていた恐竜の首の骨から、哺乳類にしかつけられない「左右対称」の噛み跡がみつかったのです。 同じ時期に生息した他の肉恐竜や他の動物には、意外なことですが左右で対になる歯は存在しません。 また今回の研究は図らずも、哺乳類の最古の摂行動の証拠を示すことになったとのこと。 しかし、いったいどんな哺乳類が恐竜の肉をかじっていたのでしょうか? 恐竜時代の哺乳類は単なるネズミではなかったジュラ紀から白亜紀にかけて哺乳類は多様化していった/Credit:nature恐竜の時代、哺乳類は陰で生きるネズミのような存在だったと考えられてきました。 し

    ジュラ紀の哺乳類はただのエサにあらず!? 逆に巨大な恐竜の肉を食べていたと判明 - ナゾロジー
  • ヒトなどの動物含む「真核生物」の祖先か 微生物の培養成功 | NHKニュース

    私たちヒトなどの動物を含む真核(しんかく)生物と呼ばれるグループの祖先にあたる可能性が高い微生物を培養することに成功したと、海洋研究開発機構などの研究グループが発表し、生物の進化における謎の一つを解き明かす大きな成果として注目を集めています。 「真核生物」は、細胞の中に核やミトコンドリアなどの器官を持つことが特徴で、ヒトなどの動物や植物もこれに含まれていて、およそ20億年前に微生物が別の微生物を取り込んだことで誕生したと考えられていますが、どのような微生物が元になったのかなど詳しくはわかっていませんでした。 こうした中、海洋研究開発機構の井町寛之主任研究員などの研究グループは紀伊半島沖の深海で採取した泥の中から、真核生物の祖先の可能性が高い微生物を特殊な装置を使って培養することに成功しました。 この微生物は、細胞の核がないなど原始的な微生物の特徴を示す一方で、真核生物だけが持つとされる代謝

    ヒトなどの動物含む「真核生物」の祖先か 微生物の培養成功 | NHKニュース
  • 210万年前の石器を中国で発見、アフリカ以外最古

    中国の黄土高原の遺跡から、アフリカ以外では最古となる石器が発見された。(PHOTOGRAPH BY ZHAOYU ZHU) 7月11日付けの科学誌「ネイチャー」に発表された論文によると、ヒト族(ホミニン)は、これまで考えられていたよりはるかに早い時期にアフリカを出ていたという。初期の人類史の重要な1ページを書き換える大発見だ。 中国陝西省上陳(シャンチェン)村の遺跡で発見された100個ほどの石器が、初期のヒト族がアフリカ大陸を出たとされる時期を25万年以上も早めることになるかもしれない。 石器を製作したヒト族は、210万年前~130万年前の80万年間、断続的にこの地域に住み、アフリカ以外では先例のない道具を残した。ジョージアのドマニシ遺跡で発見されたホモ・エレクトスの最古の化石は180万年前のものだが、上陳遺跡から出土した最古の道具は、それよりさらに約30万年も古い。(参考記事:「石器時代

    210万年前の石器を中国で発見、アフリカ以外最古
  • 世界最古の石器発見、330万年前に猿人が作る?

    330万年前の石器が発見された現場で発掘作業をする考古学者、ソニア・アルマン氏。この発見により、石器作りの起源が70万年以上早まった。(PHOTOGRAPH BY JASON LEWIS) 2011年7月9日、ケニアのトゥルカナ湖西岸の干上がった河床で車を走らせていたソニア・アルマン氏は、来右折すべきところを左折してしまった。 「あれは私の責任です」と言うのは、米ラトガース大学の古人類学者、ジェイソン・ルイス氏だ。ルイス氏は、地質図とGPSを頼りにナビゲーターを務めていた。アルマン氏は米ストーニーブルック大学の考古学者。2人は、数百万年前の堆積物から人類の祖先による行動の痕跡を探すチームの陣頭指揮を執っていた。 このミスディレクションが大きな収穫をもたらした。これまで最古とされていたものよりも、さらに70万年ほど古い石器が見つかったのだ。この発見は、5月21日付「Nature」に発表され

    世界最古の石器発見、330万年前に猿人が作る?
  • 最古のヒト属化石を発見、猿人からの進化に新証拠

    今回見つかった顎骨。エチオピアのアファール地域におけるヒト属の最初のメンバーが、かつて考えられていたよりも50万年前に存在していたことになる。(PHOTOGRAPH BY KAYE REED) ヒト属の起源を知る重大な手掛かりとなる2つの化石が、3月4日付『Science』誌と同日付『Nature』誌にそれぞれ発表された。 どちらも下顎骨の化石で、一方はエチオピアで2013年1月に発掘されたばかりの化石、もう一方は半世紀前に発見された重要な標CGで復元したものである。これらの化石は、我々が属するヒト属(ホモ属)が猿人(アウストラロピテクス)からいかに進化したかについて、新たな証拠を与えてくれる。 ヒト属の起源50万年さかのぼる エチオピアで発掘された化石は、東アフリカでのヒト属の出現を、これまでよりも50万年近くさかのぼらせ、280万年前とするものである。これは、アウストラロピテクス・

    最古のヒト属化石を発見、猿人からの進化に新証拠
  • 4.4万年前の洞窟壁画を発見、最古の狩猟シーン

    描かれているのが実際に狩猟の風景かどうかはともかく、物語性のある絵としては世界最古であり、4万4000年以上前のものだと論文は主張している。ヨーロッパにも同様の洞窟壁画があり、例えばフランスでは鳥のような頭部をもつ人物がバイソンに襲われる様子を描いた1万9000年前の壁画が見つかっているが、今回の壁画はその2倍も古い。東南アジアでは近年、古代の人の手による「芸術作品」が相次いで見つかっていて、人類が特有の認知特性を示しはじめた時代と場所に関するこれまでの通説を覆している。今回の発見もその一つだ。 「考古学者が発掘調査をするとき、ふつうは当時の人々が残したゴミが見つかります。けれども壁画はゴミではありません。メッセージのように見え、現代の私たちに通じるものを感じ取ることができます」。研究チームを率いたオーストラリア、グリフィス大学の考古学者で地球化学者のマキシム・オーベール氏はそう語る。 「

    4.4万年前の洞窟壁画を発見、最古の狩猟シーン
  • キリンの解剖から、首の進化を解明する〜郡司 芽久・国立科学博物館日本学術振興会特別研究員PD

    ヒトなど哺乳類を含む脊椎動物(せきついどうぶつ)の生態や進化を考えるうえで重要なのが、首や背骨に関する解剖学的な視点である。これら脊椎動物のなかでもキリンに注目し、独自性の高い研究をおこなっているのが、国立科学博物館の郡司 芽久・日学術振興会特別研究員PDだ。みずからを「世界一キリンを解剖している人間」と自認し、若手研究者ながら著作も発表するなど世間の注目を集めている郡司研究員に、解剖学がもたらす可能性について話を伺った。 解剖学の観点からキリンの首を研究 Q:まずは、研究の概要について教えてください。 生物を解剖し、筋肉や骨格の構造を明らかにすることで、体の動かし方や進化について研究しています。 骨格や動きに着目する中で、特に「首」に注目しています。もちろん、キリンといえば首だろう、という理由もありますが、それ以上に生物の進化を考える上で首はとても重要な部分だといえます。 私たちヒトは

    gav
    gav 2019/12/06
    "キリンの第一胸椎の場合は肋骨のつく位置がほんの少し変化して、動きを阻害しないように""キリンの首は2mほどあるため、その首元が15度動くと頭の先端が届く位置としては50~60cm広がる"
  • 哺乳類の鋭い聴覚担う「耳小骨」、進化の時期裏付ける化石を発見

    原始哺乳動物「Origolestes lii」(左)が死んだ場面の想像図。米科学誌サイエンス提供(2019年12月5日公開)。(c)AFP PHOTO / Science / Chuang Zhao 【12月6日 AFP】人間を含む現代の哺乳類が鋭い聴覚を持っているのは、中耳内に微小な3個の骨、耳小骨(じしょうこつ)があるおかげだ。哺乳類の祖先には耳小骨がないが、この変化がいつの時点で起きたかは不明のままだった。 この遷移段階を、現在の中国北東部にあたる地域に1億2500万年前に生息していた新発見の原始哺乳類の化石で確認したとする論文が、5日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。今回の研究成果について、研究者らは古生物学分野における画期的な節目として歓迎している。 爬虫(はちゅう)類は顎を、物をかむためと、外の音を振動を通して脳に伝えるための両方に使っている。哺乳類の聴覚系は

    哺乳類の鋭い聴覚担う「耳小骨」、進化の時期裏付ける化石を発見
  • 初期のヘビ、7千万年にわたり足があった 新化石から判明

    化石の分析によって、後ろ脚がヘビの祖先にとって役立っていた可能性が示唆された/Courtesy Ral Orencio Gomez (CNN) ヘビは7000万年にわたり後ろ足を持っていたが、その後の進化の過程で失われた――。新たな化石を分析した結果として、20日の米科学誌サイエンスアドバンシズにそんな論文が発表された。 ヘビは1億7400万年前~1億6300万年前に出現。その後の進化で手足のない生態に適応したが、これまでの限られた化石記録からは変化の様子が分かっていなかった。 従来の説ではヘビに手足があった期間について、四肢のない現在の体形に適応するまでの過渡期に過ぎないとの見方もあった。 しかし、新たに発見された保存状態のよい化石を分析した結果、長期間にわたり後ろ足があったことが判明した。 分析対象となったのは、ナジャシュ・リオネグリナと呼ばれる初期の種。研究者はアルゼンチンのパタゴニ

    初期のヘビ、7千万年にわたり足があった 新化石から判明
  • 隕石から「糖」の分子検出に成功 東北大など研究グループ | NHKニュース

    地球に落下した隕石(いんせき)から、生命に欠かせない「糖」の分子を検出することに成功したと東北大学などの研究グループが発表し、「地球で誕生した生命の材料の一部となった可能性がある」としています。 東北大学の古川善博准教授などの研究グループは岩石から糖を検出する新しい手法を開発し、宇宙からオーストラリアなどに落下した3つの隕石の破片を分析したところ、2つの隕石の破片から、生命体の遺伝に関係するRNAの材料にもなる糖の一種「リボース」を検出することに成功したということです。 検出したリボースは最大で25ppbとごく微量で、ほかにもキシロースやアラビノースなどの糖も検出されたということです。 そして、検出したリボースに含まれる炭素の同位体の比率から、地球ではなく、宇宙で合成されたことがわかったとしています。 グループでは、40億年以上前に隕石の元になった小惑星が誕生した際に、特殊な化学反応によっ

    隕石から「糖」の分子検出に成功 東北大など研究グループ | NHKニュース
  • 初期の動物の行動、酸素が制御 約5億5000万年前の生痕化石から解明

    約5億5000万年前、酸素濃度変化の影響を受けた古生物が、海底面の藻類の間を「上下に潜り込む」ことで残した生痕化石(提供写真)。(c)Xinhua News 【11月11日 Xinhua News】中国科学院南京地質古生物研究所の早期生命研究チームはこのほど、米バージニア工科大学(Virginia Tech University)の古生物学者と協力し、三峡地区で約5億5000万年前の古生物の生痕化石を発見した。化石には古生物の独特な「上下に潜り込みながら進む運動」の痕跡が記録されており、研究者は初期の動物が酸素によって行動を制御されていたことと関係しているとの見方を示した。 【関連記事】1億年前の毛の生えたカタツムリ化石を発見 中国国内外の研究者 生痕化石とは、古生物が堆積物の表面や内部に残した痕跡により、さまざまな生命活動が記録された化石を指す。生物そのものの化石とは異なり、主に生物の足

    初期の動物の行動、酸素が制御 約5億5000万年前の生痕化石から解明
    gav
    gav 2019/11/11
    エディアカラ紀"海水中の酸素濃度はそれまでより少し増えていたが、全体的には依然として低く、変動も大きかった。初期の動物は必要な酸素量を満たすため、水中に入ったり、海底面に生える藻類の間に潜り込んで酸素
  • 恐竜にカムフラージュ模様見つかる、アライグマ風

    約1億3000万年前、現在の中国東北部の平原を、小型の羽毛恐竜が歩き回っていた。しかし、その姿は周囲の風景に紛れて見えにくかっただろう。縞模様の尾と、顔に盗賊のような濃い色の「マスク」をまとっていたからだ。 シノサウロプテリクスは、白亜紀前期に生きていた小型の肉恐竜。極めて保存状態の良いその化石を調べた結果、科学者たちは、目くらましになる配色を発見、学術誌「カレントバイオロジー」に発表した。(参考記事:「恐竜の体色を初めて特定:科学的に再現」) 今回見つかった配色は、濃い色と薄い色の体色を組み合わせた「カウンターシェーディング」と呼ばれるカムフラージュの一種。現在の動物にも見られるこうしたカムフラージュは、恐竜でも同様に行われていたらしい。(参考記事:「恐竜に濃淡のカムフラージュ模様、初めて見つかる」) 例えばホホジロザメは、背中側は濃い色なので、上からだと暗く見える水の色に溶け込んでい

    恐竜にカムフラージュ模様見つかる、アライグマ風
  • ホモ・サピエンス誕生の地はボツワナ、最新研究

    アフリカのザンベジ川以南には、はるか昔に緑豊かな湿地帯が広がっていた。現生人類はこの地から誕生したという新たな研究結果が発表された。現在、ここはマカディカディ塩湖と呼ばれる世界最大級の塩原になっている。(PHOTOGRAPH BY BEVERLY JOUBERT, NAT GEO IMAGE COLLECTION) アフリカ南部の内陸国ボツワナに、マカディカディ塩湖と呼ばれる場所がある。まるで白い粉に覆われたように乾燥した大地が広がる、世界最大級の塩原だ。 だが、およそ20万年前は、緑が生い茂る豊かな湿地帯だった。 この古代のマカディカディ・オカバンゴ湿地帯こそ、現生人類(ホモ・サピエンス)誕生の地であるとする研究が、10月28日付けで科学誌「Nature」に発表された。 「私たちはみな、同じ地域からやってきたのです」 研究者らは、現在のアフリカ南部に住む人々を対象に、母親から子へ遺伝する

    ホモ・サピエンス誕生の地はボツワナ、最新研究
  • 人類の出アフリカは18万年前?定説覆す化石発見

    イスラエルで発見されたこの顎骨の化石は約18万年前のものと推定され、アフリカの外で発見された現生人類の化石としては最古のものになる。(PHOTOGRAPH BY GERHARD WEBER, UNIVERSITY OF VIENNA) アフリカで誕生した現生人類(ホモ・サピエンス)は、これまで考えられていた時期よりもずっと前から、アフリカの外へ出ていたようだ。イスラエルで発見された上顎の化石に関する研究成果が、科学誌『サイエンス』に発表された。 この発見は、現生人類とネアンデルタール人などの近縁種が、地中海東岸地域で、これまで考えられていたより長い期間共存していたことを示す証拠にもなる。(参考記事:「人類3種が数万年も共存、デニソワ人研究で判明」) 従来の人類史に風穴 現生人類の誕生や移動については、つい最近まで次のように考えられてきた。現生人類が東アフリカに現れたのは今から約20万年前。

    人類の出アフリカは18万年前?定説覆す化石発見
  • 現生人類、ボツワナで20万年前に誕生 DNA分析で特定

    現生人類誕生の地として特定されたマカディカディ・オカバンゴ地域を示した図。矢印は、人類が13万~10万年前に北東と南西の両方向に移動した経路。(c)VALENTINA BRESCHI, GILLIAN HANDYSIDE / AFP 【10月29日 AFP】現生人類は20万年前、ボツワナ北部で誕生したとする論文が28日、国際研究チームにより科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。人類誕生の地を特定した研究結果としては、これまでで最も詳細な位置を示したものとみられる。 【あわせて読みたい】オカバンゴ湿地帯を含むボツワナの絶景5か所(2016年) 解剖学的現生人類のホモ・サピエンス・サピエンスがアフリカで誕生したことは以前から知られていたが、その正確な場所は特定されていなかった。 研究チームは、「L0」系統のDNAを高い割合で保持することが知られている民族グループ「コイサン」に属する20

    現生人類、ボツワナで20万年前に誕生 DNA分析で特定
  • 大量絶滅後の100万年を示す貴重な化石を発見

    岩石を割って発見された、6600万年前の大量絶滅を生き延びた脊椎動物の頭骨。見えているのは、古生物学者タイラー・ライソン氏の手。(PHOTOGRAPH BY HHMI TANGELED BANK STUDIOS) 恐竜の時代を終わらせた大量絶滅の直後、生命はどのように復活したのか。その概略が、米コロラド州で見つかった数百もの化石から明らかになり、10月24日付けの学術誌「サイエンス」に論文が発表された。 発掘された化石は、保存状態の良い少なくとも16種の哺乳類のほか、カメ、ワニ、植物など。大量絶滅から100万年後までに生息していたと見られる。 6600万年前、小惑星が地球に衝突し、地球上の生命は大打撃を受けた。衝突の余波で、ほとんどの恐竜をはじめ、全生物種のおよそ4分の3が絶滅したとされる。ただし、大量絶滅のすぐ後の時期については化石がほとんど見つかっておらず、多くの古生物学者がフラストレ

    大量絶滅後の100万年を示す貴重な化石を発見
  • 魚竜は中身も模様もイルカに似ていた、新たに判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ドイツ、ホルツマーデンにある頁岩の採石場で出土した、1億8000万年前の魚竜ステノプテリギウス(Stenopterygius)。今回、ホルツマーデンから出土した別のステノプテリギウスの標を分析した研究者グループが、初めて化石に皮下脂肪の痕跡を発見した。(PHOTOGRAPH BY BENJAMIN KEAR) 約1億8000万年前、現在のドイツにあたる場所で、イルカに似た爬虫類が死に、海の底に沈んだ。海底でその死骸は驚くべきほど良好な状態で保存された。そのおかげで、この古代生物がクジラのような皮下脂肪をもっていた可能性を示す初の証拠が見つかった。(参考記事:「大きな魚竜と新種の首長竜、博物館で見つかる」) 12月5日付けの学術誌「Nature」に掲載された論文によれば、この化石は魚竜と呼ばれる海生爬虫類の一種で、ジュラ紀前期に生息していたステノプテリギウス(Stenopterygius)

    魚竜は中身も模様もイルカに似ていた、新たに判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 5億年前の「行進」 化石発見、最古の集団行動か

    一列に並んだ三葉虫の一種「Ampyx priscus」の化石(2019年10月17日公開)。(c)AFP PHOTO / CNRS / UNIVERSITE CLAUDE BERNARD LYON 1/JEAN VANNIER 【10月18日 AFP】モロッコ・ザゴラ(Zagora)の近くの砂漠で、一列になって移動する約4億8000万年前の生物の化石がみつかった。17日に発表された研究論文は、化石が、動物の集団行動を示す最古の例になったとしている。 英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された論文によると、化石は三葉虫のもので、海底を一列縦隊でゆっくりと移動していたと考えられるという。三葉虫はすでに絶滅した生物だ。 三葉虫もすべての節足動物と同様に、体節のある体と外骨格を持っていた。節足動物門には

    5億年前の「行進」 化石発見、最古の集団行動か
    gav
    gav 2019/10/18
    三葉虫すでに"列を成す個体の間隔は、頭部からのびる2本の先細りの突起の長さだけ離れており、突起の先端が列のすぐ後ろの個体に接していた""嵐による乱流や水温の変化に対するストレス反応の一種かも""産卵場所に移動
  • 中英の科学者、5億年以上前の「地球の大酸化」を復元

    初期の地球環境の復元図。中国科学院南京地質古生物研究所提供(作成日不明)。(c)Xinhua News 【9月7日 Xinhua News】中国科学院南京地質古生物研究所の朱茂炎(Zhu Maoyan)研究員は、英国の地質・古生物学者と協力し、5億年以上前の地球の酸素濃度急増過程を復元した。この「地球の大酸化」は、地球上に生息する動物の種類が爆発的に増加した「カンブリア大爆発」の前に、普遍的な酸素不足にあった海洋と大気の酸素濃度を急激に高め、高等生物の急速な進化に基的な条件を提供した。研究成果は2日、英科学誌「Nature Geoscience」に掲載された。 研究者は、約5億7000万年前に地球上の主要大陸が集まり、ゴンドワナ大陸と同大陸内の中央造山帯を形成したことを発見。激しい地質活動により、地表の大量の硫酸塩が浸されて海に流入し、海水中の微生物や有機物と反応して海洋の酸素濃度が増

    中英の科学者、5億年以上前の「地球の大酸化」を復元
  • 5.5億年前の「死の行進」、初期体節動物の運動解明の手掛かりに

    中国南部で採取された蠕虫(ぜんちゅう)様動物「Yilingia spiciformis」(右)と死の直前に残した痕跡の化石。バージニア工科大学提供(2019年9月4日提供、撮影日不明)。(c)AFP PHOTO/ VIRGINIA TECH/ SHUHAI XIAO/ ZHE CHEN 【9月6日 AFP】5億年以上前に生息していた蠕虫(ぜんちゅう)様動物の死ぬ間際の動きでできた「溝」が化石として保存されていたことから、この時代の動物が運動性を有していたことが裏付けられた。 【特集】古代生物図鑑~太古に生きた奇妙な動物たち 動物種の「指向性運動」に関しては5億6000万年前の証拠が存在していたが、どのような動物がその動きを残したのかということについては曖昧なままだった。指向性運動とは例えば、ふらふら漂うクラゲとは対照的な動きのことをいう。 こうした初期の運動の記録は非常に珍しく、蠕虫様動物

    5.5億年前の「死の行進」、初期体節動物の運動解明の手掛かりに