こんにちは、deathの6のcoinです。 カマキリの雌が雄を食った場合と食わない場合の卵の違いを書いた文献(を引用した文献)に出会ったので報告します。 「昆虫のすごい瞬間図鑑 石井誠 誠文堂新光社」の115ページより 「共食いをしなかったメスの卵巣にはオス由来のアミノ酸が21.1%だったのに対して、 共食いをしたものには38.8%も含まれていた。 さらに共食いをしたメスの産卵数が平均88.4個に対して、 共食いをしなかったメスの産卵数は平均37.5個で2倍以上の差があった。」 以上は実験室での飼育条件下の研究結果だそうです。 昆虫写真家の著者によれば野外では共食いはあまりみられないそうで、逃げ場のない飼育条件下ゆえに起こりやすいっぽいです。 野外でも、もしオスの運が悪く共食いが起こった場合には上記のような効果があるのでしょう。 https://anond.hatelabo.jp/2018