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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (6)

  • 「汗をかいてデトックス」はウソだった、研究報告

    ニューヨーク市で遠赤外線サウナを楽しむ女性。遠赤外線サウナには様々な健康効果があるが、汗で毒素を排出できるといううたい文句は科学的に証明されていない。(PHOTOGRAPH BY LAUREL GOLIO, REDUX) 発汗は、今や健康や美容のトレンドになっている。遠赤外線サウナからホットヨガまで、タオルが汗でびっしょりになるアクティビティはリラクゼーション効果があるだけでなく、体の毒素を排出して健康を保つとも言われている。 だが、汗をかいて毒素を排出するという説は、汗をかいて弾丸を搾り出すというのと同じくらいありえない話であることが、最新の研究で明らかになった。科学者たちも長年密かに疑っていたことだが、汗と一緒に毒素も排出されるというのは、都市伝説に過ぎなかった。 人間が汗をかくのは体温を下げるためであって、老廃物や有毒物質を排出するためではない。その役目を負うのは、腎臓と肝臓である。

    「汗をかいてデトックス」はウソだった、研究報告
    hatbet
    hatbet 2020/02/06
    1日に摂取する有毒物質の0.02%しか汗では排出しない、という正確な数字が書いてあって、とても良い記事。
  • あなたは既に大量のプラスチック片を食べている

    プラスチックは、料生産のあらゆる場面で使われている。写真のカメルーンの農園では、バナナに傷が付くのを防ぐためポリ袋をかぶせている。(PHOTOGRAPH BY UNIVERSAL IMAGES GROUP, GETTY IMAGES) 「マイクロプラスチック」と科学者が呼ぶプラスチックの破片はどこにでも存在する。海底やビーチの砂だけでなく、風にも混入し、さらには人体からも見つかっている。 2018年10月には、人間もプラスチックを気づかずに摂取しているかを調べる予備調査で、調査に参加した8人全員の排泄物からマイクロプラスチックが見つかった。(参考記事:「人体にマイクロプラスチック、初の報告」) 2019年6月5日付けで学術誌「Environmental Science and Technology」に発表された論文によれば、人は年間3万9000〜5万2000個のマイクロプラスチックを

    あなたは既に大量のプラスチック片を食べている
    hatbet
    hatbet 2019/06/11
    マイクロプラスチックっていう、謎の恐怖物体をまた見つけたね。ダイオキシンや環境ホルモンと同じ香りがする。服の繊維やまな板、発泡スチロールなど、すでに40年以上食べ続けている。危機あおりすぎ。儲かるのか。
  • 「体内細菌は細胞数の10倍」はウソだった

    「体内の細菌数はヒトの細胞数の10倍」と聞いたことがあるかもしれない。――しかし、それが間違いである可能性が指摘されている。(PHOTOGRAPH BY IAN CUMING, ALAMY) 人体は微生物のるつぼだ。何兆もの細菌がすみ、健康維持に貢献している。その重要性はあまたの研究で明らかになっているが、一方で長年まことしやかに語り継がれている言説がある。「人体に住む細菌の数は、ヒトの細胞数の10倍」というものだ。 しかし、新たに発表された推定値では、体内の細胞と細菌は近い数であるという。 論文投稿サーバー「BioRxiv」に公開された論文によると、イスラエル・ワイツマン科学研究所のロン・ミロ氏率いる3人の科学者チームは、平均的な男性の体は30兆の細胞でできており、約40兆の細菌が含まれることを発見した。細菌の大半は、消化管内に生息している。(参考記事:「細菌は40万Gの重力でも生き延び

    「体内細菌は細胞数の10倍」はウソだった
  • 光合成する微生物を地下深くで発見、定説覆す | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    光合成の機能を再利用 米デラウェア大学微生物生態学者のジェニファー・ビドル氏は、今回の研究には関わっていないが、「もともと備わっている機能を大きく変えることなく適応するという、すぐれたやり方だと思います」と述べている。 一方、海洋・地下生物圏を専門とする微生物学者のバージニア・エッジコム氏は、光合成機能の再利用はそれほど意外なことでもないと語る。厳しい環境にすむ微生物は、生存するために高い適応能力を持っていなければならない。エッジコム氏もまた、研究には関わっていない。(参考記事:「海底下1万mに生命か、深海の火山から有機物」) 「有り金をすべて1カ所に投資するのはよくないのと同じです。制限された条件や、予測不可能な状況では、手に入るものを利用できるようにしなければ、生きていくのは難しいでしょう」 ビドル氏もエッジコム氏も、過去に地下から採取したコアサンプルのなかにシアノバクテリアの痕跡を認

    光合成する微生物を地下深くで発見、定説覆す | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    hatbet 2018/11/03
    すごい。
  • クローンを作って激増したザリガニ、秘密は染色体

    ミステリークレイフィッシュのゲノムを分析した結果、全てのサンプル個体は1匹のメスを祖先に持っていることが明らかになった。最初のクローンは、約30年前に水槽の中で生まれた。(PHOTOGRAPH BY FRANK LYKO, BKFZ) 全ては、1匹のメスから始まった。 1995年、米フロリダ州エバーグレーズでスラウクレイフィッシュ(slough crayfish、学名Procambarus fallax)と呼ばれる1匹のザリガニが捕獲された。ある愛好家が生き物フェアでそれを見つけて購入した。すると、なぜかそのザリガニは交尾相手なしに自分のクローンを作成して繁殖し始め、ミステリークレイフィッシュ(別名マーブルクレイフィッシュ、学名Procambarus virginalis)と呼ばれるようになった。 飼い主は、みるみるうちに増えるクレイフィッシュを飼いきれなくなり、ペットショップへ持ち込んだ

    クローンを作って激増したザリガニ、秘密は染色体
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    hatbet 2018/02/10
    Y染色体の必要ない未来がすでにここに。
  • 不当な評価を受けてきた女性科学者6人 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    顕微鏡を覗くイギリスの物理化学者、ロザリンド・フランクリン(1954年撮影)。 Photograph from Science Source 女性科学者は、何世紀にもわたって研究のボランティア的存在にすぎなかった。彼女らの業績は夫や同僚の男性研究員の手柄となり、科学史から閉め出されてきたのだ。「現在の女性科学者は、そのような慣習は過去のものとなったと信じている。しかし、実際に問題に直面して初めて考えを変えるのだ。彼女たちに対するあからさまな偏見は影を潜めたが、なくなったわけではない」と、女性科学者について研究するアメリカ、カリフォルニア州にあるポモナ大学のローラ・フープス(Laura Hoopes)氏は指摘する。 今回は、革新的な業績を残したにも関わらず、不当な扱いを受けた6人の女性研究者を紹介しよう。知名度が低い理由は、女性だからにほかならない。 ◆ジョスリン・ベル・バーネル(Jocel

    不当な評価を受けてきた女性科学者6人 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    hatbet 2018/01/18
    フランクリンの話は、何度聞いてもかわいそうと思う。ワトソンとクリック、ほんとにひどいやつら。
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