銀一が販売する「Steadicam Smoothee」。見た目のインパクトもさながら、ぶれが少なく滑らかに動く高品質ムービーが撮影できるというのは、前回のレビューでお伝えしたとおりだ。 じつは、こうした「スタビライザー」と呼ばれるカテゴリの製品はいくつかあるが、「Steadicam Smoothee」は2万円程度とコストパフォーマンスが高い点も見逃せない。そんな「Steadicam Smoothee」で、動画を撮りまくってみた。 ●歩行時の撮影で勘をつかむ 「Steadicam Smoothee」がもっとも威力を発揮するのが、動きながらの撮影だ。撮り始め、3軸のジャイロ機構は摩擦抵抗がかなり少なく、アームに付けられたおもりのおかげで静止状態からの前後・左右のぶれはほとんどない。 少し気になるのは回転ぶれだ。撮り始め、しっかりと静止させておけばその姿勢を維持するのだが、強い風などで回転方向の