2001/07/29 概要 [マスターブートレコードの構造] マスターブートレコード(MBR)の中でも、その前方446バイトのプログラム領域は、その位置付けを明確にするのが難しい部分だ。現在ではこの領域は、いろいろなOSが自分のブートコードを自由に書くフリーな領域の如く扱われている。 現在は、LinuxのLILO、FreeBSDのboot0、Solarisのブートコードなど、各OSが比較的自由に使っているが、本来PC/AT互換機の一般仕様としては、ここにはIBMとMicrosoftで作成したブートストラップローダというプログラムが書かれることになっている。元来このプログラムはDOSの起動のために作らており、パーティションテーブルなども、このプログラムの仕様の一部として設計されている。 従って、PC/AT互換機に別のアークテクチャからOSが移植されたり、新たに設計されたりするにあた