東京株、終値でも１万２３００円割れ - MSN産経ニュース１３日の東京株式市場は、外国為替市場での円安一服を嫌気した売り注文が優勢となり、日経平均株価（２２５種）が続落した。終値は前日比７５円１５銭安の１万２２３９円６６銭で、３営業日ぶりに１万２３００円を割り込んだ。 全銘柄の値動きを示す東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は４．４８ポイント安の１０３１．４２。出来高は約２９億９７００万株だった。 円がドルとユーロ双方に対して値上がりしたことから、朝方の取引開始直後から売り注文に押された。平均株価が今月１１日まで８営業日連続して上昇していたため、これまで買われてきた輸出、金融関連の銘柄を売って当面の利益を確保しようとする動きも目立った。 午後は、アジア市場の株価が総じて軟調だったため市場のムードがさらに冷え込み、下げ幅をやや拡大した。
