川口市の芝園団地で22、23日に行われる盆踊りで、みんなが踊れるようにと、団地内にある芝園公民館が講習会を開いた。同団地には若い中国人の家族も多く住んでおり、本番で大勢の人が参加してくれることを期待している。 講師は同団地に住んで約30年という渡辺礼子さん(85)。5日の講習会には団地住民ら約20人が参加し、炭坑節など10曲を踊った。芝富士小学校3年生の金本直樹君は「始めは難しかった。だんだん慣れてくる感じ」。同じく3年生の渡辺心羽来(こはく)君は「楽しかった」と言う。 これまで2回の講習会にはに中国人も女性2人が参加。講師の渡辺さんは旧満州四平街(現中国東北部)生まれ。「中国人に教えるのは不思議な縁を感じる」と言う。「本番の盆踊りでは中国の女性もやぐらの上で踊る。若くて美人ばかりですよ」と話していた。
24日、日本のかつてのニュータウンは優れた立地環境、交通の利便性、高品質住宅といったセールスポイントが多くの中国人入居者を引き付けている。写真は東京都板橋区の団地。(Record China) 2012年12月24日、1950年代から90年代、日本経済は高度成長期を迎え、人口は大都市に集中、大量に押し寄せる流入人口の住宅需要に都市機能は対応できなくなった。政府と地方自治体は連携し、東京・大阪など大都市圏郊外に「ニュータウン」を続々と建設した。しかし時代が変わり、早くに建設された公営住宅のハードウェアは、すでに現代のニーズを満たせなくなった。人口高齢化が徐々に進み、「ニュータウン」が「オールドタウン」となったいま、日本政府は公営住宅を改築、あるいは内装を一新し、「ニュータウン」復興を図っている。少子高齢化の影響、くわえて最新住宅があふれた結果、これらの「旧式」住宅は日本の若者にはもはや「時代
大学生と日中住民が落書きを紺色のペンキで塗りつぶした。手前右は自治会の赤羽さん。向こう側左から袁さん、古田さん、武さん=17日、川口市の芝園団地 中国人の住民が多く住む川口市芝園町のUR都市機構・芝園団地(約2500世帯)で17日、2号棟2階の共有スペースにある木製ベンチに書かれた中国人を中傷する落書きを消す催しが行われた。「落書きを消してアート作品にしよう」という大学生グループの提案に、団地自治会(600世帯)や団地商店会(津田恭彦会長)、URが賛同、日中住民による共同作業となった。 芝園団地では外国人居住者が増え、あと数年で中国人住民が日本人より多くなるとみられる一方で、日中の交流ははかどっていない。そのため団地の抱える「国際問題」の解消に役立ちたいと、東大や早大、文教大などの学生9人が「芝園かけはしプロジェクト」(代表・東大経済学部3年の寺沢峻之さん)を立ち上げ、落書き消しを活動の
多くの中国人の住民が住んでいる川口市芝園町のUR機構・芝園団地(約2500世帯)で26日、中国人を中傷する落書きで埋まっていたテーブルに日中住民が色とりどりの手形を押し、楽しいアート作品に生まれ変えらせた。 日中住民の懸け橋となる活動をしたいと「芝園かけはしプロジェクト」を立ち上げた大学生グループにとって記念すべき第一歩となった。 団地の共有スペースにあるテーブルには「中国人帰れ」などの落書きがあったが、「落書きを消してアート作品にしよう」と大学生たちが提案。団地自治会(平光四郎会長)や団地商店会(津田恭彦会長)、URが賛同し、17日に日中住民によって落書きを青いペンキで塗りつぶした。 仕上げの作業となったこの日は日中住民のほか、「かけはしプロジェクト」の大学生8人が参加した。 参加者たちは、自分の手に黄色や水色、ピンクなど色とりどりの塗料を塗って、テーブルにぺたんと押しつけた。手
多くの中国人の住民が住んでいる川口市芝園町のUR機構・芝園団地(約2500世帯)で26日、中国人を中傷する落書きで埋まっていたテーブルに日中住民が色とりどりの手形を押し、楽しいアート作品に生まれ変えらせた。 日中住民の懸け橋となる活動をしたいと「芝園かけはしプロジェクト」を立ち上げた大学生グループにとって記念すべき第一歩となった。 団地の共有スペースにあるテーブルには「中国人帰れ」などの落書きがあったが、「落書きを消してアート作品にしよう」と大学生たちが提案。団地自治会(平光四郎会長)や団地商店会(津田恭彦会長)、URが賛同し、17日に日中住民によって落書きを青いペンキで塗りつぶした。 仕上げの作業となったこの日は日中住民のほか、「かけはしプロジェクト」の大学生8人が参加した。 参加者たちは、自分の手に黄色や水色、ピンクなど色とりどりの塗料を塗って、テーブルにぺたんと押しつけた。手形がくっ
中国人の住民が多く住む川口市芝園町のUR都市機構・芝園団地(約2500世帯)で17日、2号棟2階の共有スペースにある木製ベンチに書かれた中国人を中傷する落書きを消す催しが行われた。「落書きを消してアート作品にしよう」という大学生グループの提案に、団地自治会(600世帯)や団地商店会(津田恭彦会長)、URが賛同、日中住民による共同作業となった。 芝園団地では外国人居住者が増え、あと数年で中国人住民が日本人より多くなるとみられる一方で、日中の交流ははかどっていない。そのため団地の抱える「国際問題」の解消に役立ちたいと、東大や早大、文教大などの学生9人が「芝園かけはしプロジェクト」(代表・東大経済学部3年の寺沢峻之さん)を立ち上げ、落書き消しを活動の第一歩にした。 ベンチの落書きは日本語で「中国人帰れ」など悪質な言葉が記され、アルファベットで「ジャパニーズオンリー」も。芝園団地自治会の役員
住民の約3割が外国人とされる、川口市のUR都市機構「川口芝園団地」で17日、人種差別的な落書きを住民らが消し、アート作品にするイベントがあった。日本人と中国人の住民約10人が参加し、落書きが書かれた木製の机と椅子を紺色のペンキで染め上げた。 「中国人帰れ」「JAPANESE ONLY」――。2号棟2階に置かれた机と椅子に黒色のマジックで書かれた落書き。自治会長の平光四郎さん(86)によると、2~3年前から目立つようになったという。 落書き一掃を思い立ったのは、都内の大学生ら9人。団地には約2500世帯が暮らし、うち約800世帯が外国人。多くが中国人で、団地内の日中住民の共生をめざす「芝園かけはしプロジェクト」の第一弾だ。 早大3年の土井寛喜さん(21… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただ
川口の団地で日中交流、自治会加入も2倍に 芝園にぎわいフェスタ 埼玉新聞 2014年11月18日(火)17時29分配信 川口市芝園町の都市再生機構(UR)「芝園団地」(2450世帯)で15、16の両日、日中友好の思いを込めた「芝園にぎわいフェスタ」が開催された。団地の中国人住民がボランティアで通訳や中国語の司会を担当。団地住民のバドミントンチームが中国家庭料理の店を初めて出すなど「日中友好」で多彩な成果を挙げた。会場を駆け回り汗だくだった商店会副会長の書店主、平井久朗さん(50)は「予想外の大成果。大きく広げる一歩です」と話した。 芝園団地は市役所の統計などから約30%の2千人が中国人とみられ、近い将来に日本人世帯を超すとみられている。しかし、住民同士の日中交流は言葉や文化の違いなど「見えない国境」に阻まれてうまく進んでいない。 そこで芝園団地商店会(14店、津田恭彦会長)が一肌脱いだ
外国人が暮らしやすい環境をつくろうと、川口市芝園町の都市再生機構(UR)「川口芝園団地」で十七日、中国人を中傷する落書きを日中両国の団地の住人や大学生が協力して消し、アートとして生まれ変わらせる取り組みが始まった。企画した一人の早稲田大三年、土井寛喜(ひろき)さん(21)=東京都文京区=は「外国人との共生に一役買えれば」と期待を寄せている。 (竹内章) 芝園団地は、高度経済成長期に首都圏での住宅供給を目的に建設され、一九七七年から入居者受け入れを始めた。アジア系外国人が多く働いている池袋と交通アクセスが良いことなどから、近年は外国人の住人が急増。URによると、現在約二千五百戸あり、中国人を中心とする外国人が入居者の約三割を占めている。 一方、団地の自治会によると、二、三年前から、中国人を誹謗(ひぼう)中傷する内容の落書きが団地内のベンチなどに目立つようになった。いつの間にか消されていること
入居を希望した京都市のアパートが「外国人不可」のため、賃貸契約できなかった欧州出身の20代の留学生が、法務省の京都地方法務局に外国人差別だとして救済措置を求めたところ、法務局は「人権侵犯の事実があったとまでは判断できない」と退けた。 不動産相談窓口でアパートを仲介した龍谷大(本部京都市)の生協は留学生に謝罪し、「外国人不可」の物件紹介を中止。大学側も生協に改善を促した。留学生の支援者らから、法務局の対応を疑問視する声があがっている。 ▽透明性欠く 法務省はヘイトスピーチ(憎悪表現)と呼ばれる外国人差別の街頭宣伝をなくそうと呼び掛けており、ホームページでは「外国人であることを理由に理容店が客を拒否した」というケースを人権侵害として紹介している。救済を求めた留学生に対しては、申し立てを認めなかった理由の説明を断った。留学生は「(法務局の対応は)透明性を欠いている」と批判している。 留学生は20
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く