安芸高田市は、市議会の広報紙について、一部に虚偽があるとして、新年度・令和6年度当初予算案に発行のための予算を計上しないと発表しました。 市議会をめぐっては市長と一部の会派との間で対立が続き、2月に開会する定例議会にも影響が及ぶとみられます。 安芸高田市議会の広報紙「議会だより」をめぐっては、石丸伸二市長が令和4年11月号に掲載された一般質問の議員と市長とのやりとりの内容に虚偽があるとして、訂正や再発防止の対応がない場合、発行予算を計上しない考えを市議会の大下正幸議長などに示していました。 石丸市長は、31日、臨時の記者会見を開き、大下議長から訂正などの対応がなかったとした上で「議会だよりには市民の知るべき情報が載っていない。広報紙で間違ったことを伝えてはいけないというのは大前提で、この正当性が担保されないと捉えたので、議会だよりの予算は落ちる」と述べ、新年度・令和6年度当初予算案に発行の