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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (3)

  • 忘れるという合意 : 池田信夫 blog

    2009年04月06日15:47 カテゴリBooks 忘れるという合意 NHKは、いまだに「ドイツはナチの負の遺産を清算したが、日は・・・」という図式で歴史を語ろうとしているようだが、これは神話にすぎない。書は、欧州の戦後処理がいかに首尾一貫しない中途半端なものだったかを具体的に明らかにしている。 西ドイツが「戦後処理」を終えたあとの1951年、バイエルンでは判事・検事の94%、大蔵省職員の77%が元ナチ党員だった。新たに結成された西ドイツ外交団の43%が元SSで、17%が親衛隊かゲシュタポにつとめていた。アデナウアー首相の主任補佐官は、ユダヤ人の「最終解決策」をつくった責任者だった。公職追放された実業家も1950年代前半には「社会復帰」をとげ、ダイムラー=ベンツやクルップなどの経営者になった。 彼らが復権した理由は、日と同じである。冷戦が始まり、経済の再建に彼らの力が必要だったから

    忘れるという合意 : 池田信夫 blog
    interferobserver
    interferobserver 2014/01/12
    ドイツでは公職追放者が戦後復職したからこそ、意識的に戦前のイデオロギーと距離をとった。そこが日本と決定的に違うように思える。
  • なぜ原発だけ「ゼロリスク」を求められるのか : 池田信夫 blog

    2013年09月11日01:14 カテゴリエネルギー なぜ原発だけ「ゼロリスク」を求められるのか リスクは感情的に騒ぐのではなく、定量的に考えることが大事である。きのうのニューズウィークのコラムで「汚染水は薄めて流すしかない」と書いたら、予想どおり反発が来ているが、彼らは汚染水の放射線レベルを知っているのか。 汚染水の放射線レベル上の図は9日の言論アリーナで東電の姉川常務が見せた図だが、最近では3号機の取水口でも100ベクレル/ℓ程度で、一般品の環境基準も満たしている。これは取水口のレベルなので、外海に拡散すれば、ほとんど測定できない濃度になるだろう。だから他の汚水と同じように薄めて海に流すことがもっとも合理的な処理方法なのだ。 今のようにプラントが破壊されている状態では、地下水の流入や漏出は避けられない。それを「完全にブロック」しようとすると、発電所のまわりを氷の壁で囲んで冷却材を半永

    なぜ原発だけ「ゼロリスク」を求められるのか : 池田信夫 blog
    interferobserver
    interferobserver 2013/09/11
    放射能や処理について定量的にリスクを計算するべきというのは同意する。でも原発の安全基準については、広範囲の土地が永久に使用不能になる規定不可能なリスクがあるからでは。ウルリッヒ・ベック的な話だけど。
  • 日本はなぜ開戦に踏み切ったか : 池田信夫 blog

    2012年07月09日12:04 カテゴリはなぜ開戦に踏み切ったか 国会事故調の報告書は非科学的であるばかりでなく、社会科学的にも幼稚だ。問題が経済学でおなじみのregulatory captureだとすれば、対策は簡単である。監視機関の独立性を強化して徹底的に規制すればよい。「原子力規制庁」をめぐる議論も、もっぱらこういう規制強化論だが、私はほとんど効果がないと思う。 それは日の組織の欠陥が、規制当局の命令を業者が実行しないという(経済学の想定する)プリンシパル・エージェント問題にはないからだ。サラリーマンならよく知っているように、日の大企業の意思決定の特徴は、小さな問題から先に決め、大きな問題を先送りすることだ。書は、これを両論併記と非決定という言葉で要約している。 日の組織には最終決定権者がいないため、みんなの合意が得やすい小さな問題については何回も打ち合わせして入念

    日本はなぜ開戦に踏み切ったか : 池田信夫 blog
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