コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 平成も四半世紀へと突入しました。あけましておめでとうございます。 ところで今年は「電子書籍2年」と呼ばれるのでしょうか。それとも3年でしょうか。ちなみにPDFの登場から数えればすでに「20年」です。日本で、というより電子書籍は米国以外では、喧伝されるほど普及してはいません。価格と規格を含めた出版文化に、物流網の違いが大きく影響しています。しかし、「端末」は次世代ネットデバイスの主役に躍り出ました。「タブレット端
「HTML5の捉え方が人によって異なるため、議論していてもまったく別のものを指してHTML5と言っている場合がある」と前置きする森田氏は、「今回のディスカッションでも一定のリテラシーを決めて行ったほうがよい」と話す。そのうえで、HTML5のおおよその歴史を次のように説明する。 W3C(World Wide Web Consortium)がXHTMLを策定してXHTML2の勧告を目指していたがなかなか進まなかったWHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group)がWA1(Web Applications 1.0)とWeb Form2を策定したW3CがXHTML2の策定を諦めてWA1とWeb Form2を採用してHTML5 WD(Working Draft)として発行した一方で、大多数の現場的歴史観は異なると森田氏は説明する。X
今日は、SEO事業者の話題を。いろんな人が「SEOやります」と言っていますが、その中身は千差万別。ルールを守るところからルール無視のところまで、いろんなタイプのSEO事業者を分類してみました。 SEO事業者といっても、ユーザーのニーズを調査してどんなコンテンツを作りサイトの構造をどうするべきかアドバイスするところもあれば、「リンク100本3万2000円」とリンクだけを売るところ、他のSEO事業者にリンクを卸すところなど、いろいろです。 SEOを依頼するならば、何をしてくれるのかを知ったうえで頼むのがいいのですが、今回はその手前、検索エンジンの利用規約やネットの一般的なルールを守るか守らないかと、検索エンジンに対する知識の深さでマッピングしてみました。 上図の横軸に示す「ホワイト」がルールを守るタイプで「ブラック」がルールを守らないタイプを、縦軸が検索エンジンに関する知識の有無を示します。
KDDIのポータルサイト「au one」を中心に広告・リサーチ事業などを展開するKDDI系のmedibaは、同社が展開するアドネットワークサービス「mediba ad」で、スマートフォンのアプリ向けオーディエンスターゲティング広告に関して、「Android」アプリ解析技術のミログが提供するAndroid用アプリ分析サービス「AppLog(アップログ)」と連携する、と9月28日発表した。テスト配信を9月26日に始め、2012年春の正式配信を予定している。 AppLogは、ソフト開発キット(SDK)をアプリに実装することで、アプリをインストールしている端末のアプリ利用動向情報を取得して分析が可能になる仕組み。medibaとミログは、両社のSDKや管理画面を一元化し、アプリ開発企業に解析情報を提供するとともに、収益性向上につなげる。medibaの今後のアジア展開を見据えた取り組みだという。オーデ
ネットの普及した今日では、クチコミを誤って使ってしまうと、ネガティブな評判も瞬く間に広がってしまう。考査を経なければ露出・掲載できないマス広告と比べ、事前の第三者チェックがなく、手法も多様なクチコミマーケティングでは、自主的なルール設定が不可欠となってきている。このため、WOMMAの活動主旨の1つに「倫理的ルール作り」があるように、業界全体として倫理的にやってはいけないことを明確化しようとしているのが現状だ。 クチコミでやってはいけないのは、大きく分けると以下の3つだ。 クチコミNG手法その1 意図的にターゲットを騙してまでクチコミを狙うこと自らを偽ったり、名前を伏せたままターゲットに近づいて結果的に騙すような手口。日本でも「やらせ」とか「サクラ」などといわれるようなものは、オンライン/オフラインを問わず総じてNGだ。 倫理的に考えれば当然だが、数年前の一時期、米国では、企業やブランド名を
願わくは、この投稿がSEOmoz読者各位の御意にかないますように。 ヨーロッパでは、ステルスマーケティングの手法を一部禁止する新法について同業者らが大騒ぎしていて、Distilled、IPA、BBC NEWS、bigmouthmedia、Times Online、mad.co.ukといったサイトは、新法の影響についてさまざまな推測を巡らしているの。有料リンク、でっち上げのレビューやブログ、コメント機能を利用したシーディング(仕込み)など、よく使われているけど議論の的となることが多いマーケティングテクニックの裏ワザは使えなくなるという予測しているところが多いみたいね。 この法律で、実際には何が禁止されるの? ステルスマーケティングの終焉ってこと? 英国で仕事をする可能性のある英国外のステルスマーケティング業者にとって、どんな影響があるのかしら? まず、経緯を簡単に整理しておくわね。2005年
個人利用を中心に急伸を続けるスマートフォン市場は、もはやニッチ市場ではなくなりつつある。過去に企業サイトの携帯電話(フィーチャーフォン)対応が問われたように、今後スマートフォン向けのサイト対応が課題になると考えられる。2010年はスマートフォン元年といわれていたが、2011年は企業のスマートフォンサイトへの投資検討が本格化してくるだろう。 2010年、スマートフォンの市場規模は急成長し、『スマートフォン利用動向調査報告書2011』(MCPC監修、インプレスR&D発行)によると、2011年3月末(2010年度)の契約数は、前年の497万契約から63%増の810万契約となる見通しだ。調査によると、契約数は年平均40%以上で拡大を続け、2015年度には4,712万契約に、コンテンツ配信事業も急成長することが予測されている。こうした調査からも、今からサイトをスマートフォンに対応しておくことが決して
今日はいつもと少し視点を変えて、自分のコンテンツをパクったサイトがあった場合に、そのサイトが検索エンジンで表示されないようにする手順を紹介します。しかも、グーグル公式の方法で、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく正式な方法です。 サイトのコンテンツがパクられた!世の中には、他人の著作物を盗用することに一切の罪の意識をもたない人も多数います。そのため、あなたのサイトのコンテンツを(自動的にまたは手動で)コピーして別のサイトを作り人がいないとは限りません。特に、あなたのサイトが人気を集めていて、RSSフィードを提供していればなおさらです。 そして、場合によってはあなたのサイトのコンテンツを盗用した悪質なサイトが、検索エンジンであなたのサイトよりも上位に表示されてしまう場合もあるでしょう。 最近のグーグルは重複コンテンツの扱いがうまくなっており、同じコンテンツが複数の場所で掲載されてい
ジェイソン・コーエン氏が6月に公開したA/Bテストに関する記事は、もっと注目を集めていいし、もっと詳しく掘り下げられるべきだ。オンラインマーケティングの世界にいる人間ならたいてい、クリックスルー率、会員登録率、コンバージョン率などを改善できるA/Bテストの威力を知っている。ページを訪問した人が望ましいアクションを起こす割合を高められるというのは、すばらしいことだ。 しかし、テストの仮説を立ててから、立案、開発、実行へと至るプロセスには、危険が満ちている。そして、いちばん目立たないが最も油断ならない落とし穴の1つが、実はテストの対象として何を選択するかなんだ。 グラフで見る「極小値」問題 ランディングページの各要素をテストするというのは確かに面白いし、やる価値がある場合もある。しかし、ランディングページや製品ができたばかりの段階では、適切でないことが多い。実際に、上の図にあるように、グラフに
今日は、SEO業界に特有な用語をさらっと解説します。SEO業界以外では使わないものや、ほかで使われているのと意味が違うものなど、知っておかないと、その筋の人と会話しづらくなるものに限定して紹介しましょう。 検索エンジンの仕組み関連オーガニック検索(オーガニックサーチ、自然検索)ユニバーサル検索(ブレンド検索)SERP(サープ)インデックスアルゴリズムQDFリンク関連リンクグラフ被リンク(バックリンク、インリンク、インバウンドリンク)リンクジュースリンクポピュラリティ(リンク人気)アンカーテキスト(リンクテキスト)有料リンクオーガニックリンク(ナチュラルリンク)nofollow(ノーフォロー)リンクビルディング(リンク構築)オーソリティ(オーソリティ性)その他SEO関連ブラックハット、ホワイトハット、グレーハットペイレベルドメイン名ワードサラダリダイレクトウェブマスターツール、サイトエクスプ
今日は、ブラウザの話を。Web業界を未だに悩ませるIE 6に関して、内閣官房情報セキュリティセンターから発表されたIE6からIE8への移行推奨の話題などをお届けします。 内閣官房情報セキュリティセンターがIE6からIE8への移行を推奨少し古い話になってしまうのですが、そういえばWeb担で書いていなかった、ちゃんとお伝えしたい話題があります。 内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は、各府省庁にIE6からIE8への移行を推奨したうえで、今後ウェブアプリを構築する際には最新のブラウザに対応する設計とすることを5月12日付けで指示したと6月17日に発表しました。 政府機関において未だIE 6が使われているが、IE6は旧型のブラウザであり、マイクロソフトがセキュリティ面でのリスクがあることなどを理由にIE6からIE8への移行を勧めていることを背景としたものです。 内閣官房情報セキュリティセン
ヤフーがアルゴリズムを更新するたびに壊れていく…… (ネットde集客 Webマーケティング支援 - ブレインネット)ヤフーは、検索アルゴリズムをバージョンアップしたことを7月5日に公式アナウンスした。大きな順位変動とともに、バグにも思える不可思議な現象も起こっているようだ。 たとえば次のような現象が、こちらのブログでは報告されている。 正規化しているはずのURLが正規化されていない内部・外部に手を加えていないサイトのトップページが1位に表示されるべき検索で突然1位に出なくなるキャッシュがおかしい(www有り無しでキャッシュ内容が違うなど)被リンクはあるのに、なぜかそのページがインデックスから削除されているSERPに妙なパラメータ付きのURLが表示されるトップページのみインデックスが削除される。しかし中ページは無事「site:ドメイン 【テキスト】」と打つと、【テキスト】の部分がページタイト
検索エンジンは網羅的なガイドラインを提示するわけではない(それどころかSEOを正しく行うのに必要な要素の十分の一すら出さない)。 この記事では、SEO業界にはびこる間違った情報、それも正しいSEOの妨げとなる情報について見ていこう。この記事で取り上げた「SEOの迷信(都市伝説)」は、次の10個だ。 パーソナライズ化は検索順位にどの程度影響するのか?トップページを毎日更新しないと、検索順位は維持できないのか?相互リンクはグーグルでは効くのか?「キーワード密度」には意味があるのか?ドメイン名にハイフンを使うのはSEOで不利?検索結果でのクリック率が順位に影響する?h1要素は検索順位獲得に貢献するか?他のサイトにリンクを張ることは、順位が上がるのに役立つ?PageRankを見れば順位が予測できるのか?コンテンツがよければ、高い検索順位を得られるか? ここで挙げたものの多くは、Search Eng
今日は、SEOの話題を。「ロングテール」という言葉が一般的になって久しいですが、あいかわらずSEO業界では「1位表示させる」とか「○○というキーワードで1位の実績」とかいう話が多いですね。SEOってそれだけじゃないよね、という話です。 SEOの目的は1位になること? じゃないみなさん、SEOというと、何を目的に行うものだと考えますか? 検索結果で1位をとるサイトのテーマに合った特定キーワードで上位をとる検索される回数の多いキーワードで上位をとるユーザーが興味をもって検索するキーワードで上位をとる潜在顧客がコンバージョンに至る際によく使うキーワードで上位をとる検索エンジンから多くのユーザーを集めるサイトの目的に合うユーザーを検索エンジンから多く誘導する上記に挙げた例は、上のほうから順に、初心者が考えがちなSEOの目的で、下にいけば行くほど、私が適切だと考えるSEOの目的になっています。 We
Version 1.1 日本語版 (Web担当者Forum掲載バージョン1.0), 2009年 6月 7日公開 この記事は、米Googleのスタッフが作成したオリジナルバージョンの翻訳としてGoogleウェブマスター向け公式ブログで公開されたものを、Web担当者Forumの読者向けに編集して掲載するものです。 はじめにGoogle 検索エンジン最適化スターター ガイドへようこそ。この資料は当初、社内向けに作成したものでしたが、検索エンジン最適化 (Search Engine Optimization: SEO) にまだ馴染みのない方や、ユーザーと検索エンジンの双方に優しいサイトを構築しようとしているウェブマスターの方々にも役立つのではないかと考え、公開しました。 このスターター ガイドには Google の検索結果で 1 位になるための秘訣が記載されているわけではありません。でもここに書か
11月26日、特定非営利活動法人 日本ウェブ協会主催によるカンファレンス「CMS Conference 2008」が東京両国で開催された。 日本ウェブ協会は、日本語のWebサイトの質を向上させるために設立された団体。Webサイトの制作者、製品ベンダー、所有者など、さまざまな業種の人々が集まり議論や研究を行っている。今回のCMS Conferenceは、協会のCMSワーキンググループが主体となって行った研究発表の場として開催された。 「CMS導入によって数々のメリットが出てきます。今回はコストダウンといった効率化とは別に『経営戦略実現に向けてCMS導入成功例から学ぶ戦略デザイン』というタイトルを付けました。Webを使いやすくし、間違いなく、すばやく大量に情報発信するにはCMSという仕組みが後ろになくてはいけない。CMSは守りから攻めに出られる大きなツールになります」(森川氏) 戦略的にWeb
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