『グラブル』が家庭用ゲーム機に進出する意義 ――今回、新作『グランブルーファンタジー ヴァーサス』と、『グランブルーファンタジー Relink』の続報が併せて発表されました。『グランブルーファンタジー』は、どうしてここまで家庭用ゲーム向けに力を入れることになったのでしょうか? 福原 まず、会社としてゲーム業界を元気にしたいという思いがある、というのが理由のひとつです。その中で『グランブルーファンタジー』を持ってきたのは、サイゲームスでもっとも大きなIPであり、ファンタジーRPGということで家庭用ゲーム機との親和性が高い、という条件が揃っていたことが大きいですね。 ――すでにスマートフォンで確固たる土壌を作っていて、なおかつ家庭用ゲーム機でも受け入れられやすいということでしょうか。 福原 これまでスマートフォンでしか遊んでこなかった、とくに若い方には、家庭用ゲーム機でこんなにおもしろい体験が