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physicsに関するkeloinwellのブックマーク (292)

  • 生命の本質を分子間の相互作用の中に見出す新しい分野──『相分離生物学の冒険――分子の「あいだ」に生命は宿る』 - 基本読書

    相分離生物学の冒険――分子の「あいだ」に生命は宿る 作者:白木賢太郎みすず書房Amazonこの『相分離生物学の冒険』は、米国の学会では2018年からよく取り上げられるようになってきた、最新の生物学分野の研究テーマである「相分離生物学」について書かれた一般向けのノンフィクションである。著者の白木賢太郎はこの分野の研究者で、東京化学同人社などですでに相分離生物学の著作のある研究者だ。 相分離生物学とは何なのか。 僕は相分離生物学のことは名前すらも覚えがない(読んだことぐらいはあるのかもしれないけど)状態で読み始めたが、これはおもしろかった。現代の我々は人体を構成する要素についてかなりの部分わかってきている。DNAの解析も進み、どんなタンパク質で人体が構成されているのかも、あらかた把握できているといえるだろう。 では、そうして判明した人体の構成要素をピンセットで並べていったら、素材が完成した段階

    生命の本質を分子間の相互作用の中に見出す新しい分野──『相分離生物学の冒険――分子の「あいだ」に生命は宿る』 - 基本読書
  • 幾何学折り紙のパイオニアである藤本修三氏の自費出版折り紙教本5冊がパブリックドメインに

    by origami_madness 幾何学的なパターンの折り紙を数多く発明し、折り紙愛好家の中では世界的知名度を誇る藤修三氏が自費出版した5冊の折り紙教が、藤氏の子どもの同意を得てパブリックドメインで公開されました。 Fujimoto’s Five Books are now Public Domain - Origami by Michał Kosmulski https://origami.kosmulski.org/blog/2022-10-23-fujimoto-books-public-domain氏は1922年に大阪で生まれ、化学・製薬会社勤務を経て兵庫県の高校で化学教師となった人物です。最初は「1枚の紙で正三角形を作るにはどうすればよいか」という問題から出発し、折り紙への関心が増すにつれて正五角形、正四面体、正二十面体と次々に複雑な立体を作るようになり、やがて化

    幾何学折り紙のパイオニアである藤本修三氏の自費出版折り紙教本5冊がパブリックドメインに
  • AIに物理法則を学習させたら、未知の物理変数で現象を表現し始めた! - ナゾロジー

    AIには人類が知覚できない何かがみえているようです。 米国のコロンビア大学(Columbia University)で行われた研究によれば、AIに物理法則を学習させ、それを表現するために必要な「変数」の数を考えさせたところ、現在の人類には理解できない要素が含まれることが判明した、とのこと。 ありふれた振り子運動や回転運動でも、AIは人類とは異なる独自の変数を用いて物理法則を理解し、正確な運動予測まで成功させていました。 研究者たちは、AIは人類がまだ発見できていない未知の方程式と「変数」を用いて、物体の運動法則を理解している可能性があると述べています。 もし研究者たちの予測が正しければ、誰もが知る振り子運動や円運動などには誰も知らない「裏の方程式」が存在することになります。 研究内容の詳細は2022年7月25日に『Nature Computational Science』にて掲載されました

    AIに物理法則を学習させたら、未知の物理変数で現象を表現し始めた! - ナゾロジー
  • 息子「理科が分からない」理系父「家に理科の専門家いるんだから聞けよ」息子「じゃあさ、なんで鉄は磁石になるのに銅はならないの?」俺「ごめん、それは俺も説明できない」

    リンク note(ノート) 『凝縮系物理学』§3:金属における磁気秩序|yukishiomi|note §3.1 磁性を示すのはなぜか? 磁性を示すのは、原子の磁気モーメント同士の間にそろえようとする相互作用があるからである。この「そろえようとする相互作用」を交換相互作用と呼ぶ。 基礎となる電子のハミルトニアンは、運動エネルギー(電子の運動)+ポテンシャルエネルギー(クーロン相互作用)である。クーロン相互作用は電子と電子が反発しあう力で、電気の話であり、直接は磁気モーメントと関係なさそうに見える。これらの項が磁気モーメントとどう関係するかをまず理解する必要がある。 一番簡単な例は、水素分子である。1つの電子 1 user

    息子「理科が分からない」理系父「家に理科の専門家いるんだから聞けよ」息子「じゃあさ、なんで鉄は磁石になるのに銅はならないの?」俺「ごめん、それは俺も説明できない」
    keloinwell
    keloinwell 2022/02/08
    パウリの排他原理とフントの規則で説明できるけれど、なぜこの2つが成立しているのか、その根源的理解はわからない。
  • Japan will build the world’s largest neutrino detector

  • 宇宙誕生の謎を解き明かしつつある人々の話──『ユニバース2.0 実験室で宇宙を創造する』 - 基本読書

    ユニバース2.0 実験室で宇宙を創造する (文春e-book) 作者: ジーヤ・メラリ,坂井伸之・解説出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2019/07/26メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る宇宙の始まりについてのである。宇宙の始まりといっても、意味は二つある。 一つは、無論我々が住むこの宇宙の始まりについて。基的な同意が得られている部分としては、この宇宙はビッグバンによって始まったとされる。高温で高密度の閃光とともに極小の宇宙がまず産まれ、そこに時間と空間が生まれ、物質が生じた。 生まれるのはいいが、なぜ宇宙は突然、指数関数的な膨張をはじめたのか? どのような速度で膨張し、今の巨大な宇宙に至るのか? を説明するために、ビッグバン理論を拡張するインフレーション・モデルがあるわけだが、その解明が進むうちに必然的にもう一つの問いかけ──宇宙の始まりの原理がわかるのなら、

    宇宙誕生の謎を解き明かしつつある人々の話──『ユニバース2.0 実験室で宇宙を創造する』 - 基本読書
  • 飛行機はなぜ飛ぶかのかまだ分からない?? - NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん

    飛行機はなぜ飛ぶかのかまだ分からない?? 翼の揚力を巡る誤概念と都市伝説 2013-07-17 松田卓也 要約 ネットで飛行機がなぜ飛ぶのかという疑問についてググるといろんな答えが見つかる。なかには飛行機がなぜ飛ぶかまだ分かっていないというしたり顔の解説もある。とんでもない話だ。そんなことは百年も前から分かっている。ネットには、もっともらしい解説があるが、その多くが間違いである。その問題について解説した国内外のの70%が 間違っているという調査もある。航空工学の大家の書いた解説書でも間違っているという驚くべき事実もある。 一番よくある間違いは、翼前端で上下に分かれた空気の流れが、後端で「同時」に出会うとする、等時間通過説(同着説)である。 飛行機がなぜ飛ぶかというような基的なことがなぜ間違うのだろうか。それは結構難しい問題だからである。 飛行機の翼で揚力が発生するのは、翼の上面を流れる

    keloinwell
    keloinwell 2019/06/19
    より詳しい解説
  • 現代物理学を一変させた「ファインマン・ダイアグラム」とは何か?をアニメで解説するとこうなる

    by geralt 物理学者のリチャード・P・ファインマンは量子電磁力学(QED)の発展に大きく寄与したとしてノーベル物理学賞を受賞しました。ファインマンの功績の1つにファインマン・ダイアグラムを生み出したことがありますが、一般人には分かりづらい「ファインマン・ダイアグラムとは何か?」ということについて、Quanta Magazineがアニメーションで解説しています。 What Are Feynman Diagrams? - YouTube 1948年の春、アメリカのポコノ山地でリチャード・ファインマンを含む世界屈指の物理学者による会議が開かれ、素粒子の振る舞いについて話合われました。 アインシュタインの特殊相対性理論に一致する形で素粒子の振る舞いを説明することは物理学の大きな問題であり、あらゆる可能性や問題が考えられました。 粒子の振る舞いを追跡し計算するためにファインマンが書き記したの

    現代物理学を一変させた「ファインマン・ダイアグラム」とは何か?をアニメで解説するとこうなる
  • Gravitational-wave observatory LIGO set to double its detecting power

  • ついにリーマン予想が証明された!? - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! --------------------------------- 9月25日に追記: 月曜の深夜にこの記事を投稿したが、その後、アティヤ博士の発表に対して専門家の間では懐疑的、否定的な意見が支配的になってきた。証明は失敗している可能性が高い。しかし結論を急がず専門家による査読の結果を待つべきだ。今後の成り行きを見守っていきたい。 --------------------------------- ひとつ前の記事を書いている最中に、とてつもないニュースが飛び込んできた。あの「リーマン予想」が証明されたというのだ。ドキドキして気もそぞろである。これは今から160年前(日は幕末)にドイツ数学者「ベルンハルト・リーマン」により提唱された予想で、「ミレニアム懸賞問題」という難問の

    ついにリーマン予想が証明された!? - とね日記
    keloinwell
    keloinwell 2018/09/25
    リーマン予想と素粒子物理学の関係は以前本で読んだことがあったが、まさか素粒子物理学側から証明が来るとは。証明が正しいかを判定するだけの数学の知識はないので、今後の経過を見守りたい。
  • 宇宙の最大の謎「ダークマター」を地下1800メートルで追い求める科学者

    この宇宙には「目には見えないけども質量を持つ」という謎だらけの物質・ダークマター(暗黒物質)が存在していると考えられています。目には見えず、さまざまな機器を使ってもまだ観測が不可能であるダークマターですが、宇宙の動きを物理的に解明するためにはその質量を計算に入れないと、宇宙そのものが成り立たないことになってしまいます。そんな宇宙最大の謎であるダークマターの検出を目指して研究を20年以上にわたって続けている科学者の様子がNetflixのドキュメンタリーシリーズ「未知の科学」で描かれています。 The New Hunt for Dark Matter - The Most Unknown | Ep. 2 - YouTube 「『ダークマター』とは、まだ人類がその正体が何かわかっていないものです」と語るのは、ミラノ大学の物理学博士であるダビデ・ディアンジェロ氏。 「この宇宙には、人間の目には見え

    宇宙の最大の謎「ダークマター」を地下1800メートルで追い求める科学者
  • ヒッグス粒子崩壊を確認、物質の質量の起源を解明

    スイスのジュネーブ近郊にある欧州原子核研究機構(CERN)のATLAS検出器。ATLAS実験チームは今回、別の実験チームとともにヒッグス粒子の崩壊を観察した。(PHOTOGRAPH BY BABAK TAFRESHI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 物理学者たちは数十年前から、「神の素粒子」と呼ばれるヒッグス粒子を探してきた。宇宙を満たし、物質に質量を与えると考えられてきた粒子だ。ヒッグス粒子は2012年にようやく発見され、存在を予言した物理学者がノーベル賞を受賞した。そして今回、物理学者らがヒッグス粒子のボトムクォークへの崩壊を観察し、新たな洞察を得た。(参考記事:「「科学の大発見」はもうない?」) この研究は、ヒッグス粒子の崩壊を予測していた理論素粒子物理学にとっても、数十年がかりで実験装置を建造した欧州原子核研究機構(CERN)にとっても、非常に大きな業

    ヒッグス粒子崩壊を確認、物質の質量の起源を解明
    keloinwell
    keloinwell 2018/09/04
    ヒッグス粒子が質量を与えることはいいんだけど、物質の質量の大半は強い相互作用(グルーオン)から来てると思うんだ。
  • LHC physicists finally uncover Higgs ‘bottom’ decay

  • ヒッグス粒子とトップクォークの同時観測に世界で初めて成功、「質量」の起源の解明に一歩

    CERN(欧州原子核研究機構)の大型加速器「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」を使った実験で、最も重い2つの粒子であるトップクォークとヒッグス粒子が一つの陽子衝突から同時に誕生したことを示す発見がありました。これは世界で初めて観測されたもので、この宇宙に「質量」というものが存在する起源を理解する上で重要な発見となります。 UZH - Direct Coupling of the Higgs Boson to the Top Quark Observed http://www.media.uzh.ch/en/Press-Releases/2018/CMS-Experiment.html ヒッグス粒子は「神の粒子」とも呼ばれる素粒子で、物質に質量をもたらすことで引力を生み出し、この宇宙が存在できる究極の根源になっているとも考えられています。その概念は1964年にピーター・ヒッグス教授によって

    ヒッグス粒子とトップクォークの同時観測に世界で初めて成功、「質量」の起源の解明に一歩
  • http://quantum.eng.u-toyama.ac.jp/public_manga.pdf

    keloinwell
    keloinwell 2018/03/27
    マンガの力ってすごいな
  • 金・銀・プラチナは宇宙のどこからやってきた? センター試験の問題を一瞬にして時代遅れにしたまさかの出来事 | JBpress (ジェイビープレス)

    中性子星どうしが衝突・合体する様子のイメージ図。鉄より重い元素は、中性子星の衝突・合体によって生成された可能性がある。 Image by University of Warwick/Mark Garlick, under CC BY 4.0. 世間では、受験も最終フェーズに突入です。2018年1月13~14日には、恒例・大学入試センター試験が行われました。その問題が難問だとか悪問だとか、あれこれ批評されるのもまた恒例です。問題作成関係者は大変気を配って作成しますが、褒められることは滅多にありません。 今年度は「地学 第6問 A」が天文・宇宙物理の業界に波紋を広げました。天文・宇宙物理研究者にとって、いったいその問題のどこが「問題」だったのでしょうか。 実はその問題、2017年8月17日12時41分04秒(協定世界時)までは、全く「問題」なかったのですが、この時刻に地球に到来した重力波が、元

    金・銀・プラチナは宇宙のどこからやってきた? センター試験の問題を一瞬にして時代遅れにしたまさかの出来事 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 重力波ノンフィクションで今一冊選ぶならこれ!──『時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け』 - 基本読書

    時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け 作者: Schilling Govert,斉藤隆央出版社/メーカー: 化学同人発売日: 2018/01/10メディア: 単行この商品を含むブログを見る2015年9月にはじめて重力波が観測されて以後、二度三度四度と調子よく観測され、格的に重力波天文学がはじまった感がある。現状、人間ドラマにフォーカスしたものからその科学的な解説を取り扱ったものまで重力波についてのも何冊も出ているけれども、書『時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け』はそんな中にあって最新の成果、これまでの歴史、またこれから先の見通しまで含めた包括的な一冊だ。 重力波とは まず最初に重力波について簡単に説明しておこう。 ふたつのブラックホールが両者の重心の周りを軌道運動する連星系になると、最終的には螺旋を描いてぶつかって一体化する。太陽の20倍以上のドチャクソな質量を持つ恒星が潰れてブ

    重力波ノンフィクションで今一冊選ぶならこれ!──『時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け』 - 基本読書
    keloinwell
    keloinwell 2018/01/23
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  • 世界を失わせなかった粒子を求めて(簡易版) - おまつりけばぶ

  • 12歳の少年が書いた 量子力学の教科書: 近藤龍一 - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 「12歳の少年が書いた 量子力学の教科書: 近藤龍一」 内容紹介: 10歳の頃には物理学の他にも天文学、歴史、哲学、医学、論理学、経済学、法学などあらゆる学問分野のを読み漁り(最盛期には年間3000冊)、最終的に量子力学が自分の目指す専門分野であると考えるに至った著者がこの書籍を執筆したのは12歳のときでした。独学で、だけを頼りに量子力学に挑戦する上で「入門書は易し過ぎ、専門書は難し過ぎ」ということを感じ、その間を埋める、入門書と専門書の架け橋になるようながあればいい…という想いを実現したのが書です。数式を追いながら読めば理解が深まるのはもちろんですが、入門者の方がそこを飛ばして読んだとしても、「量子力学」に一歩迫ることのできる一冊です。 2017年7月刊行、319ペ

    12歳の少年が書いた 量子力学の教科書: 近藤龍一 - とね日記
  • ガラスと通常の固体の本質的な違いを発見-コンピュータシミュレーションによってガラスの特異な振動特性を解明-

    発表のポイント ガラスに固有な分子振動のパターンを大規模コンピュータシミュレーションによって解析し、ガラスと通常の固体の振動特性が質的に異なっていることを発見した。 固体に固有な分子振動は音波であり、音波はデバイ則と呼ばれる法則に従う。この常識に反し、ガラスには音波とは全く異なる局在振動があり、それが新しい法則に従うことを発見した。 今回の発見は、長年論争となっていた、ガラスの振動特性の問題に終止符を打った。また、新しいガラス材料の開発への足掛かりになることが期待される。 発表概要 東京大学大学院総合文化研究科の水野英如助教、池田昌司准教授、および東北大学金属材料研究所の芝隼人特任助教は、ガラスと通常の固体では振動特性が質的に異なることを発見しました。 固体を叩くと音がでます。これは、固体に固有な分子振動のパターンが音波であるためです。音波は空間的に広がった波であり、デバイ則と呼ばれる

    ガラスと通常の固体の本質的な違いを発見-コンピュータシミュレーションによってガラスの特異な振動特性を解明-