タグ

歴史と食に関するko_iti301083のブックマーク (9)

  • 電子レンジの歴史 ‐軍事用レーダーからキッチン家電へ- - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    「20世紀のキッチン革命」電子レンジの歴史 電子レンジが家にない人はそういないと思います。 料理はしない人も買ってきたお惣菜やお弁当を温めることはあるはずで、シンクやコンロよりも電子レンジを使う機会のほうが多い、という人もいるのではないかと思います。 電子レンジが発明されたのは1945年のことです。第二次世界大戦期のレーダー技術開発の副産物として生まれた電子レンジは、20世紀のキッチンに革命を起こした偉大な発明となりました。 1. 高周波電界で材を温めるアイデア 火を使わないのに、電子レンジの中に置いておくだけでべ物がホカホカにあったまるのは、とても不思議な現象に思えます。 原理を簡単に説明すると、マグネトロンという真空管の一種から発せられるマイクロ波が材中の極性を持つ水分子にエネルギーを与えて振動させて熱を発することにより、材を温めるというものです。水分を含むものであればなんでも

    電子レンジの歴史 ‐軍事用レーダーからキッチン家電へ- - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • マーガリンの歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    驚くべき進化を遂げた「バターの代替品」の歩み マーガリンが植物性だということはご存じだと思います。 安いし植物性だからという理由でマーガリンを買う方もいるでしょうし、トランス脂肪酸が体に悪いと考えて意図的に避けている方もいると思います。 マーガリンは「バターの代替品」という出自もあって、長年酪農産業やバター産業からの攻撃や規制を受けてきたし、消費者からも疑惑の目を向けられてきました。 しかし絶え間ない技術革新と進化により、確実に消費者によって信頼され市場を形成してきた歴史があります。 1. マーガリンとは Photo by SpooSpa マーガリンとバターは見た目も味も似ていますがまったく異なります。 バターは乳脂肪を撹拌し固形化させたもの。一方マーガリンは植物性の油を練り合わせたもの。コーン油、大豆油、紅花油など味に合わせて様々な種類の油が用いられています。 乳製品っぽい味がしますが

    マーガリンの歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    ko_iti301083
    ko_iti301083 2020/03/10
    コレステロールではないマーガリンの苦難の歴史。
  • 寿司の歴史 in アメリカ - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    アメリカで寿司はどのように受容されていったか 海外旅行に行くと、大都市はおろか小都市でも簡単に寿司レストランが見つかります。好奇心で行ったことある方もいらっしゃるかもしれません。味は、まあ、ピンキリでしょう。 アメリカでも小さなほうの町のスーパーでも寿司が売っていて、その浸透ぶりが伺えます。しかし必ずしも日の伝統方式とは限らず、カリフォルニアロールだったりキャタピラーロールだったり、独自のローカライズがなされていて、「江戸前鮨至上主義」の人は怒り出すかもしれません。今回はアメリカでいかに寿司が紹介され、受容されたかをまとめていきます。 1. 日系人が持ち込んだ寿司 アメリカに寿司が初めて上陸した月日は明確に分かっていませんが、1900年代前半には日系移民によって西海岸に持ち込まれていたと考えられています。 初めて寿司をべたアメリカ人の記録は、1904年8月18日、ロサンゼルス・ヘラルド

    寿司の歴史 in アメリカ - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    ko_iti301083
    ko_iti301083 2019/10/29
    やっぱり、あのテレビドラマが転機なのか。
  • なぜアップルパイはアメリカを象徴するお菓子になったのか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    アメリカ人の愛国心を熱くする甘いリンゴのお菓子 1902年、ニューヨーク・タイムズ紙に以下のような文章が掲載されました。 (アップル)パイは我が国の強さと優れた産業創設、我が国の繁栄の秘訣である。英雄のべ物である。わないヤツは永久に負け犬である。 Pie is...the secret of our strength as a nation and the foundation of our industrial supremacy. Pie is the American synonym of prosperity. Pie is the food of the heroic. No pie-eating people can be permanently vanquished. かなり強烈な文章ですが、アメリカ人の愛国心と素朴な感情をよく言い表しています。 アップルパイを上手に焼け

    なぜアップルパイはアメリカを象徴するお菓子になったのか - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • タコスの歴史 - なぜタコスは日本で流行らないのか? - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    メキシコの民族から世界のファストフードへ タコスべたことありますか? 「はい!」とまっすぐ手を挙げられる人ってそんなにいないんじゃないかと思います。ナチョスとか、トルティーヤとか、ブリトーとか、それっぽいものはべたことあるけど何をべたかあまりよく覚えていない、という人も多いんじゃないでしょうか。 まだまだ日人には馴染みの薄いべ物ですが、健康の人気が高まりでコーン100%グルテンフリーのべ物としてタコスに注目する人もいます。 いつか来るであろう「タコス・ブーム」の前に、タコスの歴史をまとめておきます。 1. タコスの原型 日では一般的には「タコス」と言われますが、アメリカやメキシコでは"taco(タコ)"と呼ばれます。 タコスは大きく分けると、ソフトタイプとハードタイプに分けられます。 ソフトタイプはとうもろこしの粉を溶かして焼いた柔らかいトルティーヤを使います。タコスの

    タコスの歴史 - なぜタコスは日本で流行らないのか? - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • フォーの歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    Photo by Codename5281 現代ベトナム史と共に歩んだフォー フォー(phở)は今やあちこちにあるベトナム料理店では必ず提供される麺料理です。コンビニでも売ってたりしますし、インスタント麺になっていたりもします。 あっさりだけどコクのあるスープに、ピロピロした歯ざわりが心地よい米の麺。付け合わせにライムを絞ったり、パクチーやもやしを入れたり、唐辛子酢を入れたりして、味や香りや感を何重にも変えながら一杯の麺を心ゆくまで楽しむのがベトナム流です。 ベトナム料理歴史は長く奥深いものがありますが、実はフォーの歴史はさほど古いものではなく、その起源は1900年頃と考えられています。 1.  多様なベトナムの麺 フォーの歴史に行く前に、「フォーだけではない」ベトナムの麺の種類を紹介します。ご存知の通り、フォーは米粉を水で溶かして固まったところを麺状にしたものです。フォーはハノイを中

    フォーの歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • ホットドッグの歴史 - 「ホットドッグ」の名前の由来とは? - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    諸説ある「ホットドッグ」の由来 ホットドッグは軽いランチや子供のおやつとしてごくありふれたべ物で、特に珍しいものでもありませんが、考えてみると「ホットドッグ」って変な名前ですよね。 普通に考えたら「ソーセージブレッド」みたいな名前になると思うんですが、なんでまた「アツアツの犬」という名前なんでしょうか。 その歴史と由来を紐解いていきます。 1. ホットドッグの発祥はフランクフルトかウィーンか 古代から存在したソーセージ 「肉の腸詰め」は古くからべられていました。軍隊の携行で、かなり一般的だったようです。 ホメロスのオデュッセイアには、以下のような描写があります。 アンティノオスが、脂と血を一杯に詰めた大きい胃袋を彼に取ってやると、アンピノモスは籠から二個のパンを取り上げて与え、黄金の盃で彼のために乾盃しいうには、 「他国の老人よ、そなたの健康を祈るぞ。後々もそなたに幸いあらんことを―

    ホットドッグの歴史 - 「ホットドッグ」の名前の由来とは? - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 歴史に名が残る超有名シェフ(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    「世界を変えた」料理人たち 歴史に名が残るほどの偉業を成し遂げた有名シェフをピックアップしています。 今回は後編。前編では アントナン・カレーム(フランス) オーギュスト・エスコフィエ(フランス) 忽思慧(元朝) 刘娘子(南宋) ジュリア・チャイルド(アメリカ) ジョセフ・ファヴレ(スイス) チャールズ・ランフォーファー(フランス) を紹介しました。ご覧になりたい方はこちらよりどうぞ。 それでは後編参ります。 8. バルトロメオ・スカッピ 1500-1577(イタリア) イタリア・ルネサンス料理のカリスマシェフ バルトロメオ・スカッピはヴァチカンにて歴代の教皇に仕えて料理を給した「教皇専属料理人」。パウルス3世、ユリウス3世、マルケルス2世、パウルス4世、ピウス4世、ピウス5世に料理を提供しました。 1570年、スカッピは後に彼の名を不動のものにする有名な料理書「Opera di Bart

    歴史に名が残る超有名シェフ(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 歴史に名が残る超有名シェフ(前編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    Photo by Lynn Gilbert 料理歴史にその名を刻んだ有名な料理人たち 料理歴史というのは体系化するのが当に難しいと思います。 常に進化し続けているので、いつ・どこで・誰が・何をして・どうなったかの記録などほとんど残っちゃいない。 そこいらのおばさんやおっちゃんが考えたレシピが普及することなどザラなので、誰が発案者かといった問いは意味をなさないことが多いです。 そもそもカリスマ・シェフという存在自体が現代に生まれたものなので、料理人の名前を後世に残すということ自体ほとんどなされていないのですが、それでも歴史に名前が残っているシェフが存在します。 1. アントナン・カレーム 1784-1833(フランス) フランス料理の基礎を築いた男 アントナン・カレームは現在のフランス料理の基礎を発明した「フランス料理の父」です。 1783〜84年に貧しい労働者の家に生まれたカレームは

    歴史に名が残る超有名シェフ(前編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 1