ブックマーク / blog.goo.ne.jp/ikedanobuo (3)

  • 発散する財政赤字 - 池田信夫 blog

    消費税を2019年までに12%に引き上げる必要があるという「骨太の方針」の原案が論議を呼んでいるが、これでも大甘の見通しだというのがIMFの見立てだ。Economistによれば、図のように日の政府債務は主要国で群を抜いて最悪で、保有金融資産を差し引いたネット債務でもイタリアと並ぶ。 2014年には債務はGDPの2.3倍以上にふくらむので、プライマリーバランスの赤字(現在は85%)を半減させるだけでも、GDP比14.3%の増税が必要になる。これを消費税だけでまかなうと、約6%の増税になる。いいかえれば、消費税を5年後に17%に増税しないとプライマリーバランスは黒字にならないのだ。これは政治的にはきわめて困難なので、先送りしていると、最終的には北欧なみの25%ぐらいに上げる必要が出てくるだろう。 こういう「重税国家」を避けるには、政府の無駄を省くのがベストだが、そういう政策が効果的に実施

    living
    living 2009/06/12
    税金も年功序列にすれば良いのでは。
  • ピアノ・アルバム3枚 - 池田信夫 blog

    このごろジャズの新譜はあまり聴かなくなったが、最近いいピアノ・アルバムを続けて聴いたので、紹介しておこう。こういうのは『スウィングジャーナル』のようなPR誌では「前衛」に分類され、国内盤もほとんど出ていないが、そんなにむずかしい音楽ではない。 圧倒的にすばらしいのはAbdullar Ibrahimの"Senzo"だ。なぜ「先祖」という日語のタイトルがついているのかよくわからないが、74歳とは思えない繊細なピアニズムを聴かせる。彼のアルバムはDollar Brandの時代からほとんど聴いているが、最高傑作はRicky Fordなどと一緒にやった"Ekaya"(廃盤)だと思う。"Water from an Ancient Well"やソロの"Yarona"も傑作だ。Keith Jarrettのファンなら好きになると思う。 "Alhambra Love Songs"は、John Zornの

  • Gross National Cool - 池田信夫 blog

    きのうの記事は、わかる人にわかるようにしか書かなかったのだが、意外にも今月最大のアクセスを記録した。アクセス元をみると、京大をトップとして大学からのアクセスが多いので、少しわかりやすく解説しよう(長文失礼)。 きのうの図2は、学部の教科書に出てくる「独占価格」の説明だ。つまり著作権とは、国家公認の独占なのだ。こういう政策は有害であり、例外的に許されるのは電力やガスなどの「自然独占」の場合だけで、これも競争的にすべきだという議論がある。デジタルコンテンツの場合には、価格が限界費用=複製費用と均等化するスピードが速いので、独占を作り出さないと投資のインセンティブが失われる、という理由がつけられるが、こういう費用構造はコンテンツだけではない。 たとえば新しいファッションが発表されると、似たような服が同じシーズンに大量に出回るが、デザイナーは「著作権」なんか主張しない。ブランドの価値を守ること

    living
    living 2009/02/16
    情報の価値=(新規性×娯楽性)/自分との距離
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