米国で新型コロナウイルスの最新のオミクロン株派生型の感染が急拡大していることから、WHO当局者は各国が長距離航空便利用者へのマスク着用推奨を検討すべきとの見解を発表した。2021年11月、英ロンドンで撮影(2023年 ロイター/Carlos Barria/File Photo) [ロンドン 10日 ロイター] - 米国で新型コロナウイルスの最新のオミクロン株派生型の感染が急拡大していることから、世界保健機関(WHO)当局者は10日、各国が長距離航空便利用者へのマスク着用推奨を検討すべきとの見解を発表した。 WHOの欧州当局は記者会見で、欧州ではオミクロン株派生型「XBB.1.5」が少数ながら検出され、増加していると指摘した。 WHOの欧州緊急事態対応担当幹部のキャサリン・スモールウッド氏は、長距離便などリスクが高い環境では利用者にマスク着用を推奨すべきだとした上で「これは新型コロナの感染が