【読売新聞】 動物の皮や骨から作られる 膠 ( にかわ ) の多くで、表示と違う動物種が原料に使われていることが、国立西洋美術館(東京)の分析でわかった。大半は海外産とみられる。天然膠は接着剤として仏像や文書などの文化財修復に不可欠
Published 2022/05/30 19:18 (JST) Updated 2022/05/30 19:35 (JST) 奈良県田原本町の宮古平塚古墳(6世紀前半)から完全な形の太鼓形埴輪が出土し、同町が30日発表した。町によると、太鼓単体を表現した埴輪はこれまでに3例確認されているが、完全な形が残っているのは全国初で最古級。町文化財保存課の渡瀬加奈子技師は「現代と変わらない当時の太鼓の形が分かる貴重な史料だ」と話した。 見つかった埴輪は横置きで長さが28センチ、直径17.5センチの太鼓面が両面にあり、革を留めるびょう(直径1.5~2センチ)や、革の端を表現した線もあった。 太鼓形埴輪は31日~8月31日、唐古・鍵考古学ミュージアム(田原本町)で無料展示する。
久しぶりの高校世界史深掘りシリーズ。 言うまでもなく,様式史とは同時代または後世の人間による整理である。ゆえに画家個人を必ずどれかの様式に入れないといけないわけではない。実際に,どうにも分類しがたい画家は存在する。しかし,専門家や好事家はともかく,一般教養や高校世界史のレベルだと,有名な画家をどこかしらのグループに入れることが要請される。この画家は一人一派なので型にはまらないのです,という説明を通すのは難しい(なぜ難しいのかわからないという人はすでに世間の知的水準や感覚から遊離している自覚を持つべし)。どこのグループにも入らない理由の説明をしようものなら,世の中には一般教養として求められるものが無数にあるのだから,込み入った事情を把握するくらいなら別のものを学んだほうが効率がいい,という反応をされてしまうのが常である。これは知っていてほしいと思う側にも望ましくない状況で本末転倒である。だか
室町幕府の将軍、足利義満の姿を描いたとみられる肖像画が、新たに見つかりました。黒々としたあごひげや若々しい表情などが特徴で、調査を行った専門家は「新しい義満像を読み取ることができる重要な発見だ」と指摘しています。 見つかった肖像画は、縦1メートル余り、横40センチほどの大きさで、僧侶の姿をした人物が畳に座っている様子が描かれています。 東京都内の男性が古美術商から購入し、その後、東京大学史料編纂所などが調査したところ、顔つきや衣装などから室町幕府の3代将軍、足利義満の出家後の姿を描いたと判断されました。 義満の肖像画として広く知られている京都の鹿苑寺所蔵のものと比べると、黒々としたあごひげや顔のしわが少なく若々しい表情などの特徴が見られます。 史料編纂所などは、この肖像画は描かれた布地の絹や押された印の特徴から、義満の死後150年ほどたった西暦1550年前後に描かれたとみています。 中世に
王 青(おう・せい) 日中福祉プランニング代表。中国上海市出身。語学学習を経て大阪市立大学経済学部卒業。アジア太平洋トレードセンター(ATC)入社。大阪市、朝日新聞、ATCの3社で設立した福祉関係の常設展示場「高齢者総合生活提案館 ATCエイジレスセンター」に所属し、 広く“福祉”に関わる。2002年からフリー。「(日本初のオンライン)日中介護ビジネス交流プラットフォーム」を主宰、開催中。 日中福祉プランニング http://jcwp.net/ News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 1月16日~2月24日、東京国立博物館で特別展『顔真卿ー王羲之を超えた名筆』が開催されている。中国唐の書家、顔真卿(がんしんけい)の「祭姪文
大阪の大学に所蔵されている史料が、弘法大師の直筆を写し取ったものである可能性が高いことがわかりました。そこには、本当に「筆の誤り」があるそうです。 平安時代初期、高野山を開いた弘法大師空海。真言宗の祖として知られていますが、傑出した書家でもありました。その素養の高さを示す新たな史料が今年、大阪で確認されています。 羽曳野市の四天王寺大学に所蔵されていた「拓本」。筆跡などから、弘法大師の直筆を版木で写し取ったものである可能性が高いということです。 京都にいた弘法大師はある時、嵯峨天皇から服を織るための綿と漢詩を贈られます。今回の拓本に書かれているのは弘法大師が即興でお礼と返答の詩を書き上げ、使者に託したものだとみられていますが、そこに実は…『弘法も筆の誤り』が?「どんな名人でも失敗することがある」ということわざ通り、本当に誤りがあったというのです。 「闕字(けつじ)を置かないといけないのに忘
熊本県内最古の磨崖仏群とされる、熊本市北区植木町円台寺の円台寺磨崖仏群で、仏像の顔が崩れ落ちるなどの被害が見つかった。県警山鹿署は何者かが壊した可能性が高いとみて器物損壊容疑で調べている。 磨崖仏群は、平安時代の終わりから鎌倉時代の初頭に岩壁を掘って作られたとみられ、阿弥陀如来坐像(ざぞう)と阿弥陀如来立像、阿弥陀三尊像、三重塔、14カ所に描かれた仏像の絵で構成されている。絵の部分には、当時の極彩色で彩られた部分も残る。これらの貴重さが評価され1965年に県指定史跡に指定された。 市文化振興課によると、6月5日、坐像の頭部が落下し砕けていることを市職員が確認した。当初は年月の経過による劣化が原因と考えていたが、同月23日には、立像が首元から二つに折れ、三尊像の中央の阿弥陀如来の顔の部分が壊れていることを市職員と地元の自治会長が新たに確認した。 立像は固定されていた位置から引っこ抜かれて落ち
An important element of Ottoman architecture in Turkey was the addition of birdhouses affixed to the outer walls of significant city structures, a safe space for regular avian guests to nest outside of mosques, inns, bridges, libraries, schools, and fountains. The birdhouses were not simple concrete structures, but rather elaborate feats of miniature architecture that ranged from one-story homes t
謎なのか判り切った話なのかどうかも知らないけど、知ってるやつはコメント欄かブクマで答えろ。(偉そう) カテゴリは「歴史」。 ツイートを使わせていただいたアカウントはこちら(※追加は除く) @hakoiribox @repunkuratuy @shishinosenzi @ogopogon @m_ysaki @Revo6kim @takakura1982 @jennywxf @usikubiog @PeterYokoyama @hanataray @lilly_masako @MissaSJN @usamizuho @kutabirehateko @chokomeko40 @kyuru18 @akisato_ @_himajinimagine @masatsugu_mori @ao_mikan @hakonayellow013 @Naoco607 @toronei @himayasikata
京都市の高山寺(こうさんじ)に伝わる国宝の絵巻「鳥獣人物戯画」(平安~鎌倉時代、甲乙丙丁の4巻)の甲巻で、中盤と後半の絵の順序が入れ替わっていたことが、紙に残ったはけの跡の調査で裏付けられた。場面のつながりが不自然な箇所があることは以前から指摘されていたが、改めて紙の状態から確認できた。 9月に刊行された修理報告書「鳥獣戯画 修理から見えてきた世界」(勉誠出版、京都国立博物館編)で発表された。鳥獣人物戯画のうち、ウサギ、カエル、サルなどの動物を擬人化して描いた甲巻は特に有名だ。 朝日新聞文化財団の助成で、2009年から4年かけて行われた大規模な修理で、絵を1枚ずつに分離し、裏打ち紙をはがして透過光で調べた。 すると23枚目と11枚目は、紙をすいて乾かす段階でついたはけの跡がつながっており、元は1枚の紙だったことを確認した。23枚目と11枚目は他の紙より小さく、合わせて1枚のサイズになる。
Photo by Patrick Denker 忌み嫌われた「縞模様」の歴史 囚人といえば、なぜか上下縞模様の服を思い浮かべます。 最近だと、漫画「プリズンスクール」の男子生徒たちもそうだし、アニメ「ウサビッチ」のキャラもそうだし、ゲーム「ストリートファイター」シリーズに出てくるコーディーもそう。 なんで囚人は縞模様の服がステレオタイプになっているんでしょうか。 単純に、脱獄された時にそれと分かりやすいという実利的な面もあるでしょうが、歴史を紐解いてみれば、そもそも西洋で「縞模様」が忌み嫌われ、ある種「不吉」や「排斥」のシンボルだったのが根本にあるようなのです。 1. 聖書の記述と「愚か者」たち 「 レビ記」第19章19節にこうあります。 二種の糸の交ぜ織りの衣服を身につけてはならない 曖昧な書き方で、素材が同じなら色が違ってもいいのか、二種の「色の」糸の交ぜ織りなのかよく分かりません。こ
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