カタナのラッピング車両の出発進行を合図するスズキの鈴木俊宏社長(右)と天竜浜名湖鉄道の長谷川寛彦社長=15日午前、浜松市天竜区の天竜二俣駅 天竜浜名湖鉄道(長谷川寛彦社長)は15日、スズキ(鈴木俊宏社長)との提携事業として、同社の大型バイク「KATANA(カタナ)」のラッピング車両の運行を始めた。同日、浜松市天竜区の天竜二俣駅で出発式を行い、両社の社長らが第1便の出発を見送った。 あいさつで鈴木社長は「遠州地域の人に愛されるラッピング列車になってほしい」と述べ、長谷川社長は「速いバイクとのんびりした列車のコラボに関心を持ってもらえれば」と語った。 カタナは今年5月に同車種の19年ぶりの新型モデルとして発売した。スズキのバイクのラッピング鉄道車両は県内初。同社の二輪デザイン部が車両デザインを手がけ、窓ガラスにもラッピングを施した。運行期間は約2年間。 同車両は16日から定期列車として運行する