今月開幕する3人制バスケットボールのプロリーグ「3x3 EXE PREMIER(スリー・エックス・スリー・エグゼプレミア)」に、岐阜県不破郡垂井町をホームとする「垂井レイザーバックス」が初参戦する。バスケットボールだけでなく、クラブそのものが地域活性化のハブ(拠点)となり、集客イベントやアパレル事業の展開などで地域を盛り上げる構想を描く。代表の南隼人さん(41)=同町出身=は「『垂井に来たら、やりたいことがかなう』。そんなふうに町外からも人が集まってほしい」と話す。 垂井レイザーバックスは、東京を拠点に活動するフリーアナウンサーの南さんが中心になって昨年2月に発足。「垂井や岐阜県の人が県外に出たときに、『うちの地元にはプロチームがある』と誇りを持てるようになってほしい」という南さんの思いが立ち上げの原動力となった。チームの運営は、南さんが取締役を務め、タレントやスポーツ選手のマネジメントを