金魚すくいといえば縁日の定番だが、岐阜県美濃市は今夏、金魚ではなくアユを使った「アユすくい」をする。アユは金魚より大きいため、すくう道具はポイではなくタモを使用。水槽ではなく、世界かんがい施設遺産の曽代用水にアユを放流する豪快な計画だ。 市によると、長良川のアユと曽代用水の両方をPRしようと計画した。市の担当者は「金魚すくいに比べてアユをすくう機会はあまりないと思うので楽しんでもらえたら」と話す。 7月22日、8月18、25日、9月23日の4回実施する予定。小学生未満は無料でアユを2匹まで、小学生は500円で4匹まで、中学生以上は1千円で8匹まですくえる。問い合わせは美濃市産業課(0575・33・1122)へ。(山野拓郎)