県議会二月定例会は二十五日、一般質問を行い、川勝平太知事は富士山を望む日本平山頂に建設する観光施設について「静岡市、県、日本のシンボルとなる展望施設を整備する」と述べ、二〇一五年度早期に有識者会議を設置する方針を表明した。相坂摂治氏(自民改革会議、静岡市駿河区)の質問に答えた。 知事は「日本の伝統や文化、日本平の価値を情報発信でき、周囲の絶景と調和し、品格あるおもてなしの心にあふれた施設の早急な整備が望まれている」と述べた。県観光政策課によると、有識者会議は市も参加し、建物の機能、規模、コンセプト、整備スケジュールをまとめ、早期の完成を目指す。