電力消費なし、レアアースなしの、超高密度ハードディスクが実現できる?(1) 2010年12月24日 環境サイエンス・テクノロジーIT コメント: トラックバック (0) フィード環境サイエンス・テクノロジーIT 1/3 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) コイルに電流を流し、生じた磁場で磁石の向きを変化させて情報を記録する。それがハードディスクの基本原理だ。しかし、千葉大学の山田豊和准教授らは、電圧をかけるだけで鉄ナノ磁石の方向を変えることに成功。これを応用すれば、電力を消費せず、レアアースも不要、そして超高密度の記憶媒体が実現できる可能性があるという。 電圧をかけるだけで、磁石の向きが変わった! 走査トンネル顕微鏡によって、磁石の特性をナノスケールレベルで観察できる。 ──「冷たいパソコン」を作れるかもしれないとおっしゃってますね。これはいったいどういうことでしょう?
DVDの2000倍の容量の「5次元」ディスクを実現する技術を、豪大学が開発している。 豪スウィンバーン大学の研究者は5月21日、ナノテクノロジーを使って大容量5次元ディスクを構築する方法を初めてデモした。 現行のディスクは3次元構造だが、同校の研究者は、ナノ粒子を使ってスペクトル(色)の次元と、偏光(polarisation)の次元を加えることができたという。これらの次元を加えることで、ディスクの物理的な大きさは変えずに、容量を増やすことが可能になるとミン・グー教授は言う。 色の次元を作り出すために、グー氏らは金ナノロッドをディスクの表面に付加した。ナノ粒子はその形に従って光に反応するため、ディスクの同じ場所にさまざまな異なる波長で情報を記録することができる。現行のDVDは1つの色の波長でのみ情報を記録している。 さらに、偏光を利用してもう1つ次元を追加した。ディスクに光波を当てたときに、
前の記事 強力な太陽嵐で2012年に大停電? 対抗策は 「500GB、寿命も長い」次世代大容量ディスク:GEの新技術 2009年4月29日 Priya Ganapati 青色レーザーでホログラムを記録。Photo:GE あなたのDVDコレクションを丸ごと保存できる1枚のディスクを思い浮かべてほしい。米General Electric(GE)社の研究開発部門子会社、GE Global Researchの画期的な技術がそれを実現してくれそうだ。 GE社の研究チームは27日(米国時間)、標準的なディスク1枚の大きさで500GB――単層DVDで100枚、単層ブルーレイディスク(BD)の場合は20枚に相当――を記録できるというマイクロ・ホログラフィック・ストレージ技術について発表した。 ホログラフィック・ストレージ技術では、ホログラム(情報ビットを表わす3次元パターン)がディスクに書き込まれ、読み取
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