新型コロナウイルス感染症が5類相当になり、リアルタイムでデータを確認するのが難しくなっています。報道もめっきり減る中、実は今回、過去最高の流行規模になっています。理論疫学者、西浦博さんの最新分析を聞きました。
デンソーウェーブは、長方形型の新しいQRコード(注1)「rMQRコード(アール・エム・キューアールコード:長方形マイクロQRコード)」を開発しました。rMQRコードは、QRコードの特性である優れた読み取り速度とデータ容量を持ちながら、細長く狭いスペースへの印字を実現するもので、製造業をはじめとした幅広い業界において、情報や資源の効率的な管理・運用に貢献します。また、rMQRコードは国際規格(ISO)を取得しており、世界中のすべてのユーザーに自由に安心して使っていただけます。 (規格番号:ISO/IEC 23941:2022) ■rMQRコードの開発背景 デンソーウェーブは1994年、QRコードを開発しました。QRコードは優れた読み取り速度とデータ容量を持ち、また、パブリックドメインであることから、世界標準となり幅広い分野で活用されています。次いで小型の「マイクロQRコード(注2)」を開発す
2022年10月13日 英国のカミラ王妃(中央)がロンドン市内病院を訪問した。(写真:代表撮影/ロイター/アフロ) 「英国ではコロナが終わってマスクを誰もしていない」という報道がしばしばなされているようです。本当にそうでしょうか? 2022年10月現在の時点で、英国の屋外でマスクをしない人は多いことは事実です。特に、多くの観光地、金融街・ビジネス街などの道路上では、マスクをしないで通行する人が圧倒的に多いようです。 ですから、よくニュースや新聞・記事に出てくる写真では、マスクをしない人が圧倒的に多くなります。 このことを考えるうえで、一つ重要なことがあります。英国ではロックダウンしていた頃から、屋外でのマスク着用は(近距離で話さない限り)必要ないものとされていました。一方、ロックダウン中には、スーパーの中や公共交通機関など、閉鎖された空間においてはマスク着用が義務付けられていました。そして
北海道・知床半島沖で観光船「KAZU I(カズ・ワン)」が沈没した事故は、23日で半年。運輸安全委員会が船内から見つかった乗客のカメラを解析し、船上から撮影したとみられる画像データ約150枚を復元していたことが同日、分かった。沈没直前の様子を撮影したとみられる動画データの痕跡も確認されており、さらに解析を続ける。事故では乗客乗員26人のうち20人の死亡が確認され、6人が行方不明。カメラを安全委に提供した被害者家族は、事故の一日も早い原因究明を切望している。(大竹直樹) 画像データが復元されたのは、知床を旅行中にカズ・ワンに乗り込んだ小柳宝大(みちお)さん(34)が所持していた一眼レフカメラのSDカード。小柳さんは勤務先の大手外食チェーン「リンガーハット」で海外出店を任され、約5年前からカンボジアに赴任。帰省のために一時帰国し、上司の男性=当時(51)、死亡=と一緒に知床を旅行中に事故に遭っ
ウェザーニューズは6月29日、天気アプリ「ウェザーニュース」(iOS/Android)で電力需給予報を公開した。独自の電力需要予測と電力会社による電力の供給力のデータから、国内の全電力エリア分の電力ひっ迫度(電力使用率)を算出。電力需給が厳しい時間帯を時系列で確認できる。利用料は無料。 電力需給予報には、同社の過去数年分の気象データと電力会社の電力消費実績データを学習させた独自AIモデルを活用。最新の気象データと電力データを30分ごとに取り込むことで電力需要を算出する。また、ウェザーニュースアプリのユーザーから寄せられる1日約18万通の天気や体感の報告も活用し、予測の精度を高めているという。 同社ではこれまで、企業向けに電力需要を予測するサービスを提供している。資源エネルギー庁が27日から3日連続で東京電力エリアに電力需給ひっ迫注意報を発令したことを受けて、電力需給予報の公開に至った。「厳
前回の記事ではオミクロンの速報的情報を論じた。この1週間で新たに分かった重要な点をアップデートする(2021/12/10)。 オミクロンの英国における広がり 英国は南アフリカと関係にある国であり、オミクロンの流入が日本より早かった。英政府は数日おきにオミクロンのデータ・解析結果を公開しており、オミクロンの性質・ワクチンの効果についてのデータが少しずつ出始めている。 英国では、今年の12月半ば頃までに英国ではオミクロンの感染者数がコロナ感染者の半数を超えると予想されている。つまりオミクロンは日本と同様にワクチン接種率が高い英国においても流行を急速に広げる力を持つことが確認された。 ワクチンの感染防御に対する有効性 英国における、ワクチンの効果についての現実世界のデータの最初の分析結果が12月10日に発表された。まだ600人弱のオミクロン感染者を調べたに過ぎないため、データに限界があることに注
南アフリカで急速に感染を広げている変異株オミクロンは感染性と免疫逃避能が高い可能性があるとして全世界で恐れられている。データはまだ速報的でしかも限られているが、本稿ではオミクロンについて現時点でわかっている点を整理する。 再感染 南アフリカにおけるオミクロンの感染爆発はハウテン地方ではじまり周囲に波及しており、同国の新規感染者数は1週間で4倍という大変に速い勢いで増えている。 注意すべきなのは、南アフリカは過去の流行の波が大変に大きく、国民の圧倒的多数は感染したか、ワクチンを接種済みであると見積もられている。それゆえに、自然にデルタに感染してできる免疫ではオミクロンの感染を防ぐのには十分ではないと考えられている。 つまり、オミクロンは自然にコロナに感染することでできる免疫を逃避して再感染を容易に樹立できる可能性がある。また現在の急速な流行拡大からも、感染を広げる力が相当程度に大きいことが推
千葉大学などを中心とした国際研究チームは9月10日、宇宙の構造をシミュレーションした世界最大の「模擬宇宙」を作成したと発表した。「Uchuu」と名付けたこのデータは、全体で3PB(ペタバイト)のデータサイズになる。このうち、暗黒物質の構造形成情報に特化した100TBのシミュレーションデータを公開した。 宇宙の質量の約8割を暗黒物質が占めている。この暗黒物質が重力によって集まり、その場所に星や銀河などが形成し、現在の宇宙の構造が作られたと考えられている。銀河やブラックホールなどの天体が誕生した歴史を探るため、国立天文台のすばる望遠鏡などで天体の観測が日夜進められている。 しかし、観測結果から宇宙の構造形成の歴史を引き出すには、物理理論に基づく模擬宇宙との比較が必要になる。模擬宇宙を作るには、宇宙誕生から現在までに暗黒物質に働く重力をシミュレーションしなければならない。そこで研究チームでは、国
新型コロナウイルスのワクチン接種を話し合う昨秋の衆院厚生労働委員会に参考人として出た直後、「当面は打たない」と公言していた免疫学の第一人者、宮坂昌之・大阪大学名誉教授(73)が、認識を一転させ、このほど2回目の接種を終えた。大阪の大規模接種会場で予診にも協力している。接種が本格化した今でも安全性に不安を抱く人は少なくないが、宮坂氏は「打たないチョイス(選択)はない」と言い切る。(霍見真一郎) ■3本の矢 「厚生労働委員会に出席した昨年11月時点では、安全性に関するデータが非常に少なかったが、その後、従来ワクチンとほぼ同じレベルの副反応であることが分かった」 神戸新聞の取材に応じた宮坂氏は、接種を巡る心境の変化を説明した。実際にファイザー製ワクチンの2回目を今月17日に接種した後、腕の痛みや脇の下の腫れなどを感じ、翌18日夜には38度の熱が出たが、19日は平熱に下がり、再び大規模接種会場で予
米Facebookの日本を含む世界のユーザー5億3300万人の個人情報が、誰でもアクセスできるサイバー犯罪フォーラムで公開されていると、米Recordなど複数のメディアが4月3日(現地時間)に報じた。Facebookはメディアに対し、「これは2019年に報告された古いデータで、このデータが流出した原因の脆弱性は同年8月に修正済みだ」と語った。 データは国別にダウンロードできるようになっており、日本のデータは42万8625人分だ。 フォーラム上で公開されているデータには、Facebookユーザーが「基本データ」に登録したもので、例えば携帯電話番号を非公開設定にしていたとしても含まれている。 2019年に流出した個人データは同年9月、誰でもアクセスできるデータベースに保存されていた。このデータベースはその後アクセスできなくなったが、今年1月にはTelegramのbotでFacebookユーザー
PC関連の技術情報ウェブサイトBleeping Computerが公開した調査結果で「キヤノンUSAはMAZEのランサムウェア攻撃を受けており、一部のプライベートデータベースなどが失われ、社内の電子メール・ウェブサイト・アプリケーションなどに影響が出ている可能性がある」と報告されました。 Canon confirms ransomware attack in internal memo https://www.bleepingcomputer.com/news/security/canon-confirms-ransomware-attack-in-internal-memo/ Canon's cloud platform has lost users' files – and it CAN'T restore them | Digital Camera World https://www
同社は、「同様の事象が再発しないよう防止策をすでに講じている」と、その後の対応についてもコメントしたが、具体的な内容については言及していない。 謝罪文を受け取った一部のユーザーからは、「情報が漏れたという報告だけなのか」「被害件数の公表や経緯の説明はないのか」と批判や不信の声も上がっている。 関連記事 Amazon.co.jpの注文履歴や住所氏名が他人のアカウントに表示される不具合 アマゾン「認識しており調査中」 Amazon.co.jpで、注文履歴が表示されなくなったり、他人の履歴や個人情報が間違って表示されるなどの不具合が確認されている。 Amazon、無線イヤフォン「Echo Buds」や新型「Echo Dot」など15の新ハードウェア発表 Amazonが本社キャンパスで発表イベントを開催し、Alexa搭載無線イヤフォンやメガネ型端末、「Echo」と「Echo Dot」の新モデル、ハ
米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)の研究データが昨年、サイバー攻撃により盗まれていたことが、米連邦政府の監察総監室(OIG)が6月18日付で公開した報告書(リンク先はPDF)で明らかになった。 2018年4月にJPLのネットワークに侵入した攻撃者が約10カ月の間ネットワーク内の多数の脆弱性を利用して行動範囲を広げ、火星科学研究探査機のデータを含む約500MBの機密データを盗んだ。深宇宙通信情報網DSN(ディープスペースネットワーク)のデータにもアクセスした痕跡があるため、JPLのネットワークからDSNの宇宙飛行関連システムを切断したという。 攻撃者の侵入口はJPLのネットワークに無許可で接続していたRaspberry Pi端末だった。本来ならば最高情報責任者室(OCIO)がネットワークに接続するすべての端末を管理しているはずだが、正常に機能していなかった。管理者の1人は
5月1日の新元号発表の記者会見で、菅義偉官房長官が掲げた「令和」の墨書のPDFデータが、内閣府のWebサイト内の「元号について」で公開されている(PDFへの直リンク)。178KBのデータで、ダウンロードして閲覧できる。 墨書のPDFデータの内閣府職員以外による使用は、(1)内閣府から依頼を受けた場合、(2)内閣府の広報活動に貢献する目的で、大臣官房総務課長が使用を認めた場合――以外は認めておらず、使用したい場合は、大臣官房総務課に相談するよう求めている。 墨書は内閣府で保存しており、今後、国立公文書館に移管・公開する予定。管官房長官は15日の記者会見で、「移管前にレプリカを作成し、公文書館に展示することも検討していると述べた。
「アベンジャーズ型」のデータ分析組織がうまくいかない理由:マスクド・アナライズのAIベンチャー場外乱闘!(1/3 ページ) 長い10連休が終わり、中には憂鬱(ゆううつ)な気分で仕事をしている方もいるかもしれません。実はこの原稿の締め切りは4月26日の連休前。話題の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を見に行くのを楽しみにしながら原稿を納品しました。 しかし現実は非情なもので、連休明けから他社のデータ分析組織立ち上げ支援の準備をしなければなりません。最近は「自社でデータ分析組織を立ち上げたいが、やり方が分からないので手伝ってほしい」というような依頼が増えてきました。 分析業務を丸ごと外注するよりもコストが低くスピード感もあり、「弊社はデータ分析組織を持つ先進的な会社です」とドヤれるので、IRや広報、採用などでの利点もあるでしょう。ところが下心全開でデータ分析組織を立ち上げて失敗した事例は多く
ネット上で「Lets-get-arrested project(みんなで逮捕されようプロジェクト)」なるものが発足している。立ち上げたのはプログラマーのhamukazu氏。 発端となったのはNHK神戸放送局が4日に配信した「不正プログラム書き込み疑い補導」というニュース。このなかで女子中学生が「不正プログラム」と呼ばれたプログラムのアドレスを掲示板に書き込んだために補導されたと報じられた。 このニュースを受けて、同氏はTwitter上で「JavaScriptで『意図しない動作』で逮捕されたり補導されたりする件、エンジニアみんなは団結して抗議する意味で、進んで逮捕されにいくのはどうだろう」と提起。 その後、ソフトウェア開発プラットフォームGithubで自らプロジェクトを立ち上げた。Twitter上では「リツイートすると幇助になるかも」との意見もあり、今後の動向に注目が集まっている。 兵庫県警
Googleが9月4日にリリースした「Chrome 69」から、ChromeでGmailなどにログインすると自動的にChromeにもログインするようになった。 米Googleが9月4日(現地時間)にアップデートしたWebブラウザ「Chrome 69」から、新機能としての告知なしに変更されたある機能が、一部のユーザーが問題視したことで明らかになった。 Chromeブラウザで「Gmail」や「Google Keep」などのGoogleのサービスにログインすると、自動的にChromeにもログインするようになったのだ。 従来は、Chromeへのログインとその他のGoogleサービスのログインは独立していたが、Chrome 69からは同時にログインすることしかできず、Chromeでログアウトすると、Gmailなどからもログアウトする。 この新機能のどこが問題なのかを、ジョン・ホプキンズ大学のマシュー
作者らに無断で漫画を公開する「海賊版」ウェブサイトへの対策を検討する実証実験が、8月から行われている。長年にわたり海賊版問題に取り組んでいる漫画家の赤松健さん(50)が、自身が運営に関与する漫画配信サイトで実施しているもので、1年をめどに実効性などを判断する。 作者らに無断で漫画を公開する「海賊版」ウェブサイトへの対策を検討する実証実験が、8月から行われている。長年にわたり海賊版問題に取り組んでいる漫画家の赤松健さん(50)が、自身が運営に関与する漫画配信サイトで実施しているもので、1年をめどに実効性などを判断する。 データ提供者にも報奨 実験は、絶版漫画などを配信するウェブサイト「マンガ図書館Z」で行われている。同サイトは、赤松さんが取締役会長を務めるJコミックテラス(東京都千代田区)が運営。「マンガ・書籍を海賊版から守ろう!」と、実験のパートナーである実業之日本社(東京都港区)の絶版漫
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