加茂暁星の今夏にかける思いは強かった。ベンチには、昨夏、練習直後に倒れ、その後亡くなったマネジャーの女子生徒(当時2年)の写真が飾ってあった。 第4シードで臨んだ今大会。準々決勝は自慢の強打が発揮できず、敗れた。試合後、主将の佐藤由宜(3年)が、写真の中で笑う女子生徒を見て言った。「誰かがボケると大げさにこけたりするおちゃめな子だった」。気づけば周りに人が集まる明るい性格だったという。佐藤は「甲子園に連れて行くという夢をかなえられなかったのが悲しい」と悔しがった。 4番の竹林楓也(ふうや)(3年)も、思いは同じだ。福井県敦賀市の実家を離れて寮生活を送っている。1年の頃、ホームシックで母親にほぼ毎日電話していた。そんな時に、女子生徒が相談に乗ってくれた。「私のことをお母さんだと思えばいいじゃん」。ふっと気が楽になった。ベンチから外された時は、自主練習に付き合ってくれた。 4番の竹林は3回戦で
いじめ問題、変わらぬ構造 いじめによる生徒の自殺が、次々報じられている。 学校でおきる残酷なできごとも、その報道のされかたも、同じことが繰りかえされているとしか言いようがない。 いったい、何がどうなっているのか。どうすれば解決できるのか。 まずは単純明快な正解を示そう。 日本の学校制度は何十年も変わっていないのだから、不幸な結果の生じやすさも同じである。学校制度を変えるほかに、有効な手立てはない。 しかし、いじめを構造的に蔓延・エスカレートさせる学校制度の欠陥を、メディアは問題にしない。 日本の学校は、生徒を外部から遮断した閉鎖空間につめこみ、強制的にベタベタさせるよう意図的に設計されている。これは世界の学校のなかで異常なものである。 生徒を長時間狭い場所(クラス)に閉じこめ、距離のとれない群れ生活を極端なまでに強制する学校制度が、人間を群れたバッタのような〈群生体〉に変える。そして、いじ
大貫剛 @ohnuki_tsuyoshi #アメトーーク 運動神経悪い芸人見てたら、水泳できない奴に浅いプールで飛び込みさせて首の骨折る寸前というシーンでゾッとした。これ絶対やっちゃダメな奴だ。中枢神経再起不能芸人作って番組打ち切りになるからもうやめて。笑い事じゃないよ、宮迫さん。 @motohage pic.twitter.com/SCqZgtr1s0 2016-12-31 17:06:20
実際のところ国立大の学費はどれだけ上がっているのか? 毎日新聞の記事で国立大の授業料が40年で15倍になったと報じており、話題になっている。 ※年数と数字に誤りがあったため、修正をしました。最後の【追記】を参照ください。 b.hatena.ne.jp 文部科学省によると、40年前の1975年度の大学授業料は、国立は3万6000円、私立の平均は約5倍の18万2677円だった。その後、国私間の差は徐々に縮まり、14年度は国立が53万5800円、私立が86万4384円で約1・6倍になった。 記事の要約としては、 40年前よりも15倍に値上がり 大学生2人に1人が奨学金を借り、卒業時に数百万円の借金を背負う状況も招いている 大学に行ける層と行けない層が所得で明確になる階級社会が生まれてしまう 若者が選挙に行き声を上げることが重要だ という論調である。 本当にそうなのか、疑い深い性分なので実査に数字
1週間で約1000球 夏の甲子園はすでに終わりましたが、べつの高校野球の大会が世の中をザワザワさせています。 高野連が主催する全国高校軟式野球選手権大会・準決勝で、岐阜・中京高校と広島・崇徳高校が、4日間、延長50回に渡って試合を繰り広げたからです。軟式高校野球では、延長は15回で打ち切ってサスペンデッドゲーム(一時停止試合)となり、翌日にその続きを戦うというルールとなっているためにこのようなことが起こりました。 4日間に渡るこの試合で、中京の松井投手は709球、崇徳の石岡投手は689球を投げました。また、この試合が始まる前日(8月27日)の準々決勝でも両投手は相手チームを完封し、この準決勝に臨んでいます。実は彼らは5連投なのです。さらに勝った中京高校は、試合後そのまま決勝の三浦学苑戦に臨みました。そう、なんとダブルヘッダーだったのです。 松井投手はこの決勝でも、4回途中から登板して最終回
女子高生が鶏を育てて解体して食べる 「命の授業」は残酷か? 1 名前: ボンベイ(新疆ウイグル自治区):2013/03/06(水) 03:41:33.27 ID:u7Q+iLTC0 女子高生が鶏を育てて解体して食べる 「命の授業」は残酷か? カメラは鶏の首を持ち、ナイフを刺す生徒たちの表情を追う。嗚咽し、涙を流す少女たち。覚悟を決めた力強い意志を感じさせる男子生徒。そして、順番を待ってはいるものの、一歩を進めることさえ困難そうな塚本さん……。 この日の『情熱大陸』は福岡県立筑水高等学校の真鍋公士教師が主役だが、ディレクターの視点は彼女に向いていた。真鍋教師を軸に進めつつも、彼女の成長もしっかりと追う。そのように構成することで、番組の視点が視聴者に 近くなる。そして首を切られる鶏を一切、映すことなく、しかしそれを見る生徒たちの 表情を捉えることで、制作者が何を伝えたいのが明確になっ
一読して、誤解というか、偏った理解を招きかねないよなあ、と。 小中学生の6.5%に発達障害の可能性 4割は支援受けず(日本経済新聞) http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0404C_V01C12A2000000/ 前回の調査は2003年だった。そのときにはじめてはじきだされた「6.3%」という数字は、強いインパクトをもって広まっていったのだが、この数字は「支援が必要な子どもがこんなにたくさんいる」という評価と「個性的な子どもたちが『障害児』としてラベリングされている」という評価を両方生んだ。調査において回答しているのが「教員」なのて、回答結果にばらつきが避けられないことも影響している。おそらく今回の結果も、さまざまな立場によって自説を裏付けるために使われるのだろう。 日経の記事では「学習障害(LD)の可能性があるのは4.5%」「注意欠陥多動性障害(A
1:影の大門軍団φ ★:2012/07/13(金) 13:24:54.58 ID:???0 滋賀県大津市で起きたいじめが原因とみられる中2男子生徒の自殺問題。 県警が本格捜査に乗り出すなど異例の展開をみせるなか、インターネットの世界では、ユーザーらが匿名の掲示板にいじめの加害者とされる生徒の名前や写真、その親に関する個人情報を次々書き込み、異様な状況が続いている。 止まらぬ暴露の連鎖に専門家は「ネット上のリンチ」と批判している。 今年7月になって、むごい仕打ちの一端がおおやけになったのをきっかけに、同4日、ネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」のなかに『中2自殺 生前に自殺練習強要』というタイトルでスレッドが立つ。 以後、書き込みは爆発的に増え、12日夕でその数、15万7000件を突破。他の関連スレッドを含めるとこの数十倍はあるとみられる。 ユーザーたちの関心は、いじめた生徒は誰か
ムスメが学期末試験真っ直中で一夜漬けの日々を送っている。 彼女はリビングで勉強したがるので何やっているのかわかっちゃうのだが、その中で気になることをやっていた。「フォトショの拡張子は…」とか声を出して暗記しているのだ。そして「お父さん、AVIファイルってデータ量が大きいんだっけ?」とか訊いてくる。 なんだなんだ? そしたら「情報A」とかいう科目と試験があるらしい。ほぉ。そういえばそんなこと言っていたな。ちょい見せてw 教科書を見せてもらって驚いた。 いやぁ、なるほど。いまどきの高校生ってこういうの体系的に教えてもらっているのね。 メディアの概念や記録メディアの変遷から入り、「メディア・リテラシー」とか「ディスクロージャー」とかいうキーワードを習い、「フィッシング」とか「クッキー」とか「アクセスログ」とかがいきなり冒頭で出てくる。この時点でついていけない大人とか普通にいそうだw ネットの仕組
今回の京都大学をはじめとする入試における「カンニング事件」は、いろいろな意味で心が痛む。 京都大学が被害届けを出し、「偽計業務妨害罪」でカンニングをした学生が逮捕されるに至ったことに、強い違和感を覚えるものである。 その理由の第一は、「大学の自治」、「学問の自由」にある。 入学者をどのように選考するか、という問題は、「大学の自治」の根幹にかかわるものと考える。どのような資質を持った人から、大学を構成するかということは、大学における学問、研究、教授の基礎をなすものであり、大学が、もっとも大事にしなければならない点である。 1952年の「東大ポポロ事件」に見るように、かつては、大学の自治はもっと大切にされ、さまざまな議論があったと思う。今回の事件において、京都大学の関係者が「被害届け」を出してしまったことは、「大学の自治」の点から疑問である。日本の大学が、大きく変質してしまったことを感じる。
中学時代の後輩に最近なに読んでるですか?と聞かれたので『池上彰の学べるニュース』と答えるとハッピーセットのCM並みに驚いていた。 (ハッピーセット/アイムラビニッ)http://www.youtube.com/watch?v=ytHUb9U6i7I 彼は私が剣道部の部室で『フリードマン』『ハイエク』『アーレント』を読み、それを引用して日教組系社会科教師と遣り合っていたのを見ていたので今さら『池上彰』に手を出しているとは想像していなかったのだろう。それ以外の本は?と恐る恐る聞いてきた彼に池上彰の『政治のことがわからないまま社会人になった人へ』『経済のことがわからないまま社会人になった方へ』と答えた。そして追加で『ガッツ石松でもわかる500円から学べるエクセル入門』と言ってやった。 池上彰という人物をどう評価していいの分からない人は多いと思う。地上波では引っ張りだこで、その為彼の書籍も売れてい
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2010年12月05日 ➥ NHK教育 障害者による障害者のためのバラエティ番組「笑っていいかも」がマジキチすぎワロタとネットで話題! 63 comments ツイート 障害者(しょうがいしゃ)の、障害者(しょうがいしゃ)による、障害者(しょうがいしゃ)のためのバラエティー番組(ばんぐみ)・バリバラが2時間(じかん)のスペシャルで登場(とうじょう)します。 障害者(しょうがいしゃ)のお笑(わら)いパフォーマーのナンバーワンを決(き)める「SHOW-1グランプリ」や、障害者(しょうがいしゃ)が体当(たいあ)たりでバラエティーに挑戦(ちょうせん)した「バリアフリー大運動会(だいうんどうかい)」、「めちゃ×2イケてるッ!」などでおなじみの放送作家(ほうそうさっか)・鈴木(すずき)おさむさんと玉木幸則(たまきゆきのり)さんがコラボレーションした「障害者(しょうがいしゃ)のドッキリ」など、驚(おどろ
いまさら騒いでも時期として遅いようにも思うのだが、最近のメディア側の腰の引け方を見ていて、思うところがあったので書こうかと思う。 というのも、いまわたしはちょっと性的な意味合いでの需要があるマーケットで、別ペンネームを用いて原稿を書いているのだが、編集者から言い含められたのである。 「登場人物は高校生までにしておいてくださいね。でもこれでもギリギリなんです。中学生は絶対、駄目です」 かつてのわたしはマセてるのかそうでないのかよく解らない子供であった。正確に言うなら、「正しい性知識」を持たない子供であったというのが近いだろう。 わたしは子供というのは、 「肛門」 から生まれてくるもんだと信じていた。わたしが小学生の頃は、まだ今のように清潔な卵ばかり出回ってはいなくて、鶏の糞がついていた(鶏の卵は肛門、正しくは総排泄腔から出てきます)からというのも、大いに関係している。 この世に
怒るまいと思っても、つい。 今朝の毎日新聞の論説委員がコラムでが大学院教育の問題点について指摘していた。 90年代からの大学院重点化政策についての批判である。 「『世界的水準の教育研究の推進』をうたい文句に大学院定員が拡大されたが、大量に誕生した博士たちを受け入れるポストは用意されなかった。路頭に迷いアルバイトで食いつなぐフリーター博士なる言葉まで生まれた。」 この現実認識はその通りである。 国策として導入された大学院重点化である。そのアウトカムについても国は責任をとるべきだろう。 責任というと言葉が強すぎるなら、せめて、「定員増には、受け皿になる職がないという『リスク』も帯同しております」ということを大学院進学志望者たちに事前にアナウンスしておくくらいの「良心」はあってもよかったのではないかと思う。 それはよい。 問題はその次の段落である。 意味不明なのである。 「何年か前、さる大学に新
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