1979年8月21日生まれ。ビジネス誌記事の他、【fukunomo(ふくのも)】、【福島TRIP】など地域の銘酒とペアリング、食や観光を紹介する連載も手掛ける。著書に『「正しさ」の商人 情報災害を広める風評加害者は誰か』(林智裕・著 徳間書店 2022年)。『東電福島原発事故 自己調査報告 深層証言&復興提言:2011+10』(細野豪志・著/開沼博・編 徳間書店 2021年)では取材・構成を担当した他、『福島第一原発廃炉図鑑』(開沼博・編、太田出版 2016年)ではコラムの執筆を担当。 東京電力は、福島第一原発から発生する汚染水を多核種除去設備(ALPS)で処理してセシウムなど62種類の放射性物質の除去を続けています。ただし、これは水素の同位体であるトリチウム(三重水素)だけは除去することができません。 そのため、現状はこのトリチウム以外を除去した処理水を福島第一原発周辺にタンクを次々と増