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ブックマーク / www.afcp.jp (3)

  • 児童虐待による社会的損失 —日本での試算— - A Fickle Child Psychiatrist

    子どもへの虐待によってどのくらいの社会的な損失があるのかということは、その対策にどの程度のコストをかけるべきかという政策的決断に不可欠なデータの一つです。自分の知る限り、日にはこれを直接扱った研究がなかったのですが、平成25年12月7日付けの朝日新聞夕刊に虐待による社会的損失に関する記事があり、2012年度だけで1兆6千億円にのぼるという、驚くべき推計が報告されていました。 とても重要な記事だと思うのですが、ウェブ上には情報がまったく挙がっていないようなので、ここでご紹介させていただきます。 追記 今朝になってウェブ上に記事が挙がっていました。 子ども虐待、社会的損失は年1.6兆円 家庭総研まとめ (朝日新聞 Digital 2013年12月9日) 研究自体は子ども家庭総合研究所の和田一郎先生によるものです。2012年度の子ども虐待による損失を推測しています。この研究で社会的コストは、

    児童虐待による社会的損失 —日本での試算— - A Fickle Child Psychiatrist
  • DSM-5 での注意欠如多動性障害(ADHD)の取り扱い - A Fickle Child Psychiatrist

    DSM-5関連記事の第3弾です。今回は注意欠如多動性障害(ADHD)を取り上げてみたいと思います。以前草稿の段階で,下の様な記事を書きました。 DSM-5 DRAFTでの注意欠陥多動性障害の取り扱い 公開された版でどのようになっているか、確認してみました。 まず最大の変更点と言えるのは、分類カテゴリーの移動です。DSM-IV-TR ではADHDは、反抗挑戦性障害や行為障害とともに Disruptive Behavior Disorder (破壊的行動障害)という、なかなかなネーミングのカテゴリーに入っていました。これが DSM-5 では、自閉症スペクトラム障害などと同じ Neurodevelopmental Disorder (神経発達障害)というカテゴリーに入ることになり、日の臨床家にとっては馴染みやすいところに落ち着いたと言えるでしょう。一方で Disruptive Behavior

    DSM-5 での注意欠如多動性障害(ADHD)の取り扱い - A Fickle Child Psychiatrist
  • DSM-5 「自閉症スペクトラム障害」雑感 - A Fickle Child Psychiatrist

    かねてから予告されていたスケジュール通り、アメリカ精神医学会によりまとめられた DSM-5 が公表されました。屋さんの触れ込み通りなら、日では世界に先駆けて、書籍版が発売されています。これはちょうど今日から 第109回日精神神経学会学術総会 が開催されていますので、それにあわせて先行発売されたということのようです。 大部なので、暇をみておいおい読んでいきます。自分のお勉強もかねてちょっとずつ記事も書いてみようかと思っています。今日のところは、とりあえず自閉症スペクトラム障害に関するセクションを少し読みました。以下、簡単なまとめと雑感。 自閉症関連の診断基準改訂の見通しについては、 旧ブログの記事 で少しふれたことがありますが、おおむねその頃の草稿の方向が維持されています。 大きな変更点は 名称の変更(広汎性発達障害→自閉症スペクトラム) 下位分類の廃止 重症度分類の新設(支援の必要性

    DSM-5 「自閉症スペクトラム障害」雑感 - A Fickle Child Psychiatrist
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