“ピュアハイファイグレード” のアクティブスピーカーに、注目の新モデルが登場した。かのフィル・ジョーンズ氏が手がける、AIRPULSE(エアパルス)「A80」だ。スピーカーの名手が送り出す新製品は、高い期待に応えているのか。その実力を検証していく。 ■オーディオマニア的な匂いと先進的な匂い、その2つを感じさせる 一昔前まで、スピーカー内にアンプを内蔵したアクティブタイプのスピーカーというと、パソコンのモニター横に設置するお手軽タイプ、もしくはDTMなどに使用するプロフェッショナルスタジオモニターが多かった。 しかしここ数年、オーディオファイルが十分満足する “ピュアハイファイグレード” のアクティブスピーカーが登場している。 これらのスピーカーの多くは、デジタルドメインを利用した音声処理、つまり入力されたデジタル信号をデジタルのまま帯域分割や位相処理、TA(タイムアライメント)などの音声処
最近何かと話題の「ハイレゾ」。ハイレゾ対応のネットワークオーディオ/PCオーディオ機器が続々と登場し、さらにはAstell & KernのAKシリーズやウォークマンなど、ポータブル機器でもハイレゾ対応が進んできた。それに伴ってスピーカーやヘッドホン、イヤホンでもハイレゾ対応を謳うものが増えている。 またハードウェアと歩調を合わせ、ハイレゾ音源の配信も盛んになってきている。この分野の老舗であるe-onkyo musicは楽曲を次々に増やし、アニソンの配信も開始した。またウォークマンの公式音楽配信サイトである「mora」も、ソニー・ミュージック、ユニバーサル、ワーナーといった大手レーベルのハイレゾ音源を配信開始している。 ■サンプリングレート違いの音源、圧縮音源は聴き分けられるのか? このように盛り上がりを見せるハイレゾだが、編集部で何度か話題に上がっていたのが、「一般の方がハイレゾ音源を聴い
DSD形式のネイティブ再生ができる 「DS-DAC-10」がKORGから登場! PCオーディオの流行で注目されているのがハイレゾ音源。特にいま熱いのがDSD形式だ。DSD形式をパソコンから再生できる、いわゆるネイティブ再生に対応したUSBオーディオインターフェースが、TEAC、RATOC、Nmodeなどからここ数ヵ月のうちに立て続けに発表された。 中でもKORGの「DS-DAC-10」は、予想を超えるヒットになった。今年10月末に1000台の限定生産を行うと発表されたが、実売49800円という安さからか予約が殺到し、11月中旬の発売直後には完売。そこで急遽、増産が決定したものの部品の調達など準備が間に合わず、いま予約しても引渡しは来年2月以降になるという。 そしてMac OS XではDSDのネイティブ再生はできなかったが、これも対応に向けてドライバーの開発をはじめることが発表された。一部マ
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