車体にアニメなどのキャラクターのステッカーを貼り付けたり、 塗装を行うなどして装飾した自動車の俗称である「痛車」。 「見ていて痛々しい」という自虐が込められており、 イタリア車を指す「イタ車」を捩ったものだとも考えられています。 この日本発の文化が、海を越えアメリカでも流行中だと、 米メディアの「Chron」が特集記事を配信しています。 特に、全米第4位の経済都市であるテキサス州のヒューストンでは、 地域にある痛車のデザイン・施工専門店が、 イベントなどで自社の作品を出品したことでその存在が認知され、 痛車のブームが「野火のように広がって」いき、 現在では「街のあちらこちらで痛車が見られる」、 という状況にまでなっているそうです。 また記事は、かつてアニメはマニアックなものだと思われていたが、 最近では主流の文化になっていることにも言及し、 痛車はますますオープンなものになっていくだろうと