はじめに 2024年1月1日に VGS-Zero (Video Game System - Zero) という RaspberryPi Zero 2W のベアメタル環境で動作するオリジナルのゲーム機エミュレータと SDK を公開しました。 VGS-Zero は、RaspberryPi Zero 2W をテレビに HDMI ケーブルで接続し、USB ゲームパッドで遊ぶタイプ(据え置き型)の新しいゲーム機です。 無料でゲームを開発&販売ができる SDK も公開していて、開発したゲームを完全ロイヤリティフリーで自由に販売して頂くことができます。 なお、OS は Linux ではなく独自カーネルです。 特徴 VGS-Zero の特徴について、カーネル視点とゲーム機視点の両面から解説します。 独自カーネルの特徴 ラズパイ全般(※Picoを除く)は Linux で動かすのが一般的ですが、VGS-Zer
Rustでの組込み開発を爆速で始められるよう、便利なテンプレートを用いてLチカを実行する方法について解説します。 この記事を読むことで、約10分でRaspberry Pi Picoを動かし、参考文献を見ながら思い通りの電子工作ができるようになります。 想定環境 以下はWindows 11 Homeでの実行を想定していますが、MacやLinuxでもほぼ同様の手順で爆速入門できます。 そのため、(コマンドプロンプトなどの)用語を使用環境に合わせて読み替えてください。 前提知識 git cloneが使える程度のGitの知識が必要です。 Raspberry Pi Picoの準備 Raspberry Pi Picoは、秋月電子通商などで700円程度で購入できます。 本記事の内容を実行するためには、以下のものを入手してください。 品名 個数 Raspberry Pi Pico 1 USBケーブル(mi
はじめに Turing株式会社のUX Engineeringチームでエンジニアをしています佐々木です。Turingは「We Overtake Tesla」をミッションに完全自動運転EVの開発をしています。UX Engineeringチームは、車載インフォテインメント (IVI : In-Vehicle Infotainment) システムの開発を担当しており、Android Open Source Project (AOSP) をベースに車載OSを開発しています。 本記事では、AOSPの枠組みに含まれるAndroid Automotive OS (AAOS)を概説し、また、実機でAAOSを体験するためにRaspberryPi 4BでAAOS13.0を実行する方法を紹介します。 Android Automotive OSの概要 Android Automotive OS (AAOS) は自動
ラックについて 今回買ったラックは、なぜかネジを締めるとWIFIが繋がらなくなる事象が発生した。多分金属製だからと思われる。 面白いことに、手をラックの近くに置くとWIFIがつながる。(繋がらない場合もある) すべてのラズパイがWIFI接続というわけではなくmasterのみなのであんまり影響がないが、本事象は完全に想定外だったのでラック選びは要注意。 ラックの組み立て 説明書あったが、ネジの種類のラベルが貼っていなくて全然分からなかった。 ので、公式が動画を出しているのでこちらを参考に組み立てた。 なぜかネジが足りなかったり余ったりしているが、ガタガタしていないので一旦気にしない。 OSをSSDにインストール OSは「Ubuntu Server 22.04.2 LTS(64bit)」を使う。 歯車のところからWIFIやssh、キーボードレイアウトなど設定をよしなにやる。 Mac側の接続
ただの所感。 pc.watch.impress.co.jp 昨年12月のアップデートに続く近況。インプレスはソースをTom's Hardwareとしていますが、Tom'sはOrganiser NewsletterとJeffのインタビュー時の発言をベースとしてあるようです。Organiser Newsletterは私も見てたし、Jeffのやつも見たあとだったので、まあだいたい似たような話を書いてるだけだなと思って見ていました。 events.raspberrypi.com Jeffのインタビュー。だいたいImpressの記事に対するはてぶコメで言われてるようなことはJeffが聞いてくれているので、字幕翻訳を有効にして目を通すと良いと思います。例えば「RISC-Vを採用して安くできないのか!」とかもEbenが話しています。 www.youtube.com ソニーと協力してやっと製造に全力を出せ
Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2023-03-13 07:45 「Raspberry Pi」の開発を担当するエンジニアたちは、パフォーマンスと消費電力、発熱のバランスを慎重に考慮してきた。 しかし、Raspberry Piの性能をもう少し引き出したくなることもある。「Raspberry Pi 4 Model B」には、ハードウェアをオーバークロックすることで、もっと性能を引き出せる余地がある。 オーバークロックとはどんなものなのか チップメーカーは常に性能と電力、発熱量のバランスを取っているため、プロセッサー(CPU)やグラフィックス(GPU)チップを本来達成可能な速度よりも低速で動作させる傾向がある。 オーバークロックとは、デバイスの設定を微調整して、本来の性能をさらに引き出し、チップに既定の設定以上の負荷
いきなりタイトルと違う話題をするのですが、今年もAdvent Calendarの時期がやってきたので、Raspberry Pi Advent Calendar 2022を立てました。Raspberry Piであれやこれやネタ投稿してくださる方を募集しております。なお、他のシングルボードコンピュータは申し訳ありませんが別のところでやってもらえると幸いです。これを注記しなかったため、Rock Piのネタを書こうと登録してくださった方が現れて泣く泣く消しました……。 adventar.org では本題。 Raspberry Pi PicoをRaspberry PiぽいGPIOで動かしたい Raspberry Pi Picoで工作するネタを考えると、Raspberry Piでやったネタを移植してみたいとかを思いつくなどがあります。10年で様々なHATやuHAT(pHATやBonnetなど)が登場し
みなさんこんにちは佐々木です。 Raspberry Pi 400と手ごろな液晶があればラップトップコンピュータを自作したいと思うのは仕方がないと思いませんか?私はそう思います。そう仕方がないのです。。
第52回から第53回、第54回とラズパイを使って列車を動かし、ポイントを切り替える方法についてご紹介してきました。次はいよいよ、自動運転の“はじめの一歩”を踏み出してみましょう。 線路の上の模型を往復させる まずは写真のような線路を組みました。平行に線路が引かれており、その真ん中にポイントを設けて、上の線と下の線を行き来できるようにしてあります。 #!/usr/bin/env python # -*- coding: utf-8 -*- import time import RPi.GPIO as GPIO # GPIOの設定 GPIO.setwarnings(False) GPIO.setmode(GPIO.BCM) motor_r = 20 # 右向き motor_l = 21 # 左向き pwm = 12 # PWM GPIO.setup(motor_r, GPIO.OUT) GPI
「圧倒的に速い」──ラズパイにOSをインストールする新ツール「Raspberry Pi Imager」:名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第21回)(1/2 ページ) これまでは「NOOBS」というツールを使って、ラズパイにさまざまなOSをインストールしてきましたが、2020年3月に「Raspberry Pi Imager」という新しいツールが公開され、今後はこれを使ってOSをインストールすることが推奨されるようになりました。今回はこのRaspberry Pi Imagerについて解説します。 インストール時にOSを指定する これまで使っていたNOOBSでは、ラズパイにmicroSDメモリカードを差して起動した後に、OSを指定してインストールしてきました。新しいRaspberry Pi Imagerでは、microSDメモリカードへの書き込み時にOSを指定してインストールすることに
標的型攻撃などにより組織内にマルウエアが侵入するリスクが高まっている。侵入したマルウエアが外部との通信を開始したとき、その通信をセキュリティー機器で検知すれば被害を抑えやすい。 ただそうした機能を持つセキュリティー機器は非常に高価だ。安価で入手できて消費電力が小さく小型なコンピューター「ラズパイ」を使って構築できないだろうか。 ラズパイとは、英Raspberry Pi財団が開発している「Raspberry Pi」のこと。もともとは子供たちが気軽に勉強できるように開発されたが、子供に限らず大人にも広く利用されている。複数の種類があり、例えばクアッドコアCPU(Arm)と8GBメモリーを搭載した「Raspberry Pi 4 Model B(以下、Raspberry Pi 4B)」なら1万円ほどで購入できる。 今回の実験では、このRaspberry Pi 4Bを使って侵入検知装置を構築し、実際
Yesterday we released our first Raspberry Pi OS image built on top of Debian Bullseye. Alongside the usual package upgrades that accompany every major Debian release, this provides a more modern composited desktop environment on Raspberry Pi 4 boards with 2GB or more of memory, and retires our legacy display and camera support in favour of KMS and libcamera respectively. 1.5GHz to 1.8GHz But some
特に気にもしていなかったために今まで知らなかったのですが、Raspberry Piを節電のために色々無効化できるらしく、とくにHDMIを無効化して30mA節約できるあたりに感動したので、自宅の常設Raspberry Piに一通り設定しつつ、Ansible Playbookを書いてみました。 github.com varsはこんなかんじ。ご使用のモデルと用途に応じてnoをyesに変えてください。コミットではgroup_varsにおいてますが、host_varsに置いてホスト単位で管理したほうがいいかなと思います。 # HDMIの無効化 (All model) # 30mAくらい減る disable_hdmi: no # ACT・電源のLEDを消灯 (1B+/1A+以降,Zeroはactのみ) # 数mA減る disable_led_act: no disable_led_power: no
The company produces plant-based ingredients from raw microalgae biomass, generated from spirulina or chlorella, that it claims is more nutritious than meat. Swiggy plans to raise $1.25 billion in an initial public offering and has secured approval from its shareholders, the Indian food delivery and instant commerce startup disclosed in a filing to the loc
ラズベリーパイのGPIOはコマンド・Pythonから簡単に制御出来て非常に便利です。 GPIOから直接は3.3V出力しかできませんが、トランジスタを利用すれは5V/12Vも制御できます。 PythonでGPIOを制御しつつ、市販の電子部品を使って5V/12Vを駆動する方法を紹介します。 実際に3.3V/5V/12VをON/OFFさせたのを動画にもまとめています。 最初にご覧になるとイメージしやすいと思いますので是非ご覧ください。 ラズベリーパイのGPIOの電圧は3.3V ラズパイのGPIOは3.3V入出力です。 3.3Vならば簡単に直接駆動することができます。(最大16mAまでですが…) LED・小さなモータレベルならば動作できるスペックとなっています。 ラズパイのGPIOをPythonで制御する ラズベリーパイのGPIOのON/OFFはPythonで簡単にON/OFFできます。 今回使う
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