【AFP=時事】英国の外科医(53)が13日、病院で臓器移植の手術を行っていた患者2人の肝臓の表面に、自分のイニシャルの「焼き印」を入れていたことを法廷で認めた。その様子は同僚の医師が目撃していた。判決は来年1月12日に言い渡される予定。 【写真】世界初の顔面移植患者が死亡 仏女性、手術から10年余り 医師はサイモン・ブラムホール(Simon Bramhall)被告。勤務先のイングランド中部バーミンガム(Birmingham)にあるクイーン・エリザベス病院(Queen Elizabeth Hospital)でこの行為に及んだ。 被告は暴行の罪を認めたが一方、実際に肉体に害を与える原因となる暴行の罪では無罪を主張した。 法廷で検察官は、これは「孤立した事件ではなく2度繰り返された。相当の技能と集中を要し、同僚の面前で行われた」と指摘。「極めて異常で複雑な」事件だとし、このようなケースは「刑法