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組織と書評に関するnamawakariのブックマーク (7)

  • 小熊英二、樋口直人編『日本は「右傾化」したのか』 - 西東京日記 IN はてな

    ここ最近話題になっている「右傾化」の問題。「誰が右傾化しているのか?」「当に右傾化しているのか?」など、さまざまな疑問も浮かびますが、書はそういった疑問にさまざまな角度からアプローチしています。 実は、国民意識に関しては特に「右傾化」という現象は見られないが、自民党は以前より「右傾化」しているというのが、書の1つの指摘でもあるのですが、そのためか、執筆者に菅原琢、中北浩爾、砂原庸介といった政治学者を多く迎えているのが書の特徴で、編者は2人とも社会学者であるものの、社会学からの視点にとどまらない立体的な内容になっていると思います。 目次は以下の通り。 総 説 「右傾化」ではなく「左が欠けた分極化」  小熊英二 第I部 意 識 1 世論 世論は「右傾化」したのか  松谷満 2 歴史的変遷 「保守化」の昭和史――政治状況の責任を負わされる有権者  菅原琢 第Ⅱ部 メディア・組織・思想 1

    小熊英二、樋口直人編『日本は「右傾化」したのか』 - 西東京日記 IN はてな
    namawakari
    namawakari 2020/12/08
    “ 「保守化」あるいは「若者の保守化」は、選挙結果の裏にある複雑なメカニズムをスキップして、わかりやすい話に落とし込むために使われたマジックワードのようなものなのです”
  • 「第三者委員会の欺瞞」-不祥事の呆れた後始末 - ビジネス法務の部屋

    第三者委員会の委員長等を務める者として、どうしても読まずに(避けて)通れない一冊をGW中に拝読いたしました。まさに「怖いもの見たさ」で一気に読みました。もう10年以上前から、いろいろとお世話になっております八田進二先生の初めての新書版です。すでにAmazonでは高い評価を得ているようで、私がご紹介するまでもありませんが・・・ 第三者委員会の欺瞞-報告書が示す不祥事の呆れた後始末(八田進二著 中公新書ラクレ 860円税別) 「山口さん、最近さ、『第三者委員会』って流行ってるじゃない?あれって、けしからんよね!『第三者』って言いながら、全然『第三者』じゃないじゃん!不祥事起こした会社の経営陣にとって都合がいい隠れ蓑でしょ?委員だって高い報酬もらってんじゃないの?過払い金ビジネスに次ぐヒットじゃない?」 (私)「( ˆ꒳ˆ; ) ・・・・・・・・・」 と八田先生がご立腹されていたのはもう6、7年

    「第三者委員会の欺瞞」-不祥事の呆れた後始末 - ビジネス法務の部屋
  • 「内部告発の時代」-オリンパス現役社員いよいよ浮上! - ビジネス法務の部屋

    (5月14日午前 追記あります) さて、いよいよ待望の一冊が日発売されました(アマゾンさんでも発売開始となりました)。拙ブログでは組織別閲覧回数解析で常にベスト10に入っているオリンパスさんですが(いつもお世話になっております<m(__)m>)、日はあえて書をご紹介させていただきます。 内部告発の時代(山口義正、深町隆著 平凡社新書 840円税別) オリンパス事件内部告発といえば、あの「高裁逆転判決」の浜田さんが有名ですが、この深町さんは、マイケル・ウッドフォード氏が主役となったオリンパス社の「損失飛ばし・飛ばし解消」による会計不正事件を最初に内部告発された方です(今も現役のオリンパス社員の方なので、もちろん仮名です)。オリンパス事件を最初に報じたマスコミはFACTA誌でしたが、同誌に記事を持ち込んだフリージャーナリスト山口義正氏に情報提供をされた方です(山口氏のご著書「サムライと

    「内部告発の時代」-オリンパス現役社員いよいよ浮上! - ビジネス法務の部屋
  • ブラック企業経営者を目指す人にとって必読の一冊 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今野晴貴さんの『ブラック企業』が大ブレークしたおかげで、ときならぬブラック企業ブームが起こっているようで、「ホワイト企業」なんてのも含めて、さまざまな2匹目、3匹目の泥鰌目当てが続々と出ていますが、このもその一冊といえばそうですが、なかなか目の付け所が良いな、と思ったのは、取材した経営者サイドの音がずばずばと書かれていること。その一つ一つが、今野さんらPOSSEの人々の論点と対応していて、なかなか興味深い一冊になっています。 http://www.fusosha.co.jp/books/detail/3974 ブラック企業の実態について書かれた報道や書物は少なくないが、それらは労働者サイドの声をまとめたものが大半だ。書では経営者サイドの視点を通じて、ブラック企業の実態を紐解く。 著者の秋山謙一郎さんが、ビジネスジャーナルでインタビューを受けていて、これが書の良い要約になっているの

    ブラック企業経営者を目指す人にとって必読の一冊 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  •  中野晃一『戦後日本の国家保守主義』 - 西東京日記 IN はてな

    再建イニシアティブ『民主党政権 失敗の検証』(中公新書)の中の「政権・党運営――小沢一郎だけが原因か」が面白かった中野晃一の単著。 明治期から昭和戦前期まで日の国歌権力の中枢を担った内務省、そしてその後継官庁の官僚たちがいかなる役職を歴任し、いかなる影響を与えたのか?ということを探った。内務省、あるいは自治省の次官経験者などを中心にその後の天下り先などを調べることで、日の支配構造の一端に迫ろうとしています。 まず、タイトルに「国家保守主義」というおどろおどろしいタイトルが付けられていますが、この「国家保守主義」とは筆者によれば「国家権威のもとに保守的な価値秩序へと国民統合を図る」(「はじめに」Viip)考えで、この「国家保守主義」を中心的に担ったのが戦前の内務省の官僚だとしています。 ご存知のように内務省は戦後に解体されますが、その官僚たちは自治省を中心としたさまざまな組織に移っ

     中野晃一『戦後日本の国家保守主義』 - 西東京日記 IN はてな
  • 野田知彦『雇用保障の経済分析』 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    「キャリアデザインマガジン」第99号に掲載したエッセイを転載します。なんか偉そうだなあ。 雇用保障の経済分析―企業パネルデータによる労使関係 作者: 野田知彦出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2010/05/30メディア: 単行購入: 4人 クリック: 121回この商品を含むブログ (6件) を見る 2001年、深刻な業績不振に陥った電機大手各社は、軒並み5桁オーダーの人員削減計画を打ち出した。続く2002年、鉄鋼労連と電機連合が春闘の統一ベア要求を見送った。この年は他産業の主要企業でもベアゼロ回答が相次ぎ、世に「ベアゼロ春闘」と呼ばれた。それ以降、2005年まで多くの産別がベア要求を見送った。この時期の日経済は金融危機後の不況を克服し、多くの企業が過去最高益を更新していた時期であったにもかかわらず…である。それ以降も、ベアは復活したもののかつてに較べれば小額であり、2008

    野田知彦『雇用保障の経済分析』 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)
    namawakari
    namawakari 2010/08/30
    面白そうな本。
  • アルバート・ハーシュマン(矢野修一訳)「離脱・発言・忠誠−企業・組織・国家における衰退への反応−」 - 備忘録

    離脱・発言・忠誠―企業・組織・国家における衰退への反応 (MINERVA人文・社会科学叢書) 作者: A.O.ハーシュマン,Albert O. Hirschman,矢野修一出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2005/05/01メディア: 単行購入: 7人 クリック: 164回この商品を含むブログ (34件) を見る第1章 序論と学説的背景 人間社会は、生存維持水準を上回る余剰の存在によって特徴付けられ、こうした余剰が存在するからこそ、社会の進歩においてかなりの衰退を甘受してきた。これは、生産性を向上させ、自らを取り巻く環境を支配するようになったことと無縁ではない。ところが、完全競争モデルでは、それぞれ孤立する個別企業は全体的にぎりぎりの状態にあり、その結果、僅かな過ちが破滅にいたる。厳しい緊張経済のイメージが、経済分析において特権的地位を占める。 永続的緊張経済という伝統的モデ

    アルバート・ハーシュマン(矢野修一訳)「離脱・発言・忠誠−企業・組織・国家における衰退への反応−」 - 備忘録
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