本記事は、2023年4月に行われた福岡インディーゲーム協会におけるroom6の木村まさしさんと、Odencat株式会社のDaigoさんによる講演を再構成し、講演者の協力の元で記事化したものとなる。 なお、福岡インディーゲーム協会での講演はもともと非常に生々しい数字を伴ったインディー開発者向けの内容だったが、いわゆる「まとめサイト」のようなゴシップサイトによって一部分の切り抜きを悪意の記事タイトルで拡散されてしまったため、本来の内容からはかなりマイルドにして届けしている。
「セガのIPを拡大し、世界のモバイルゲーム市場でより多くの人々にリーチできるよう支援するアイデアにわくわくしています」 5月2日、フィンランドで開かれたプレスカンファレンス。現地のゲーム会社「ロビオ・エンターテイメント」(以下、ロビオ社)のアレクサンドル・ペルティエ・ノーマンドCEO(最高経営責任者)は、そう口にした。 セガサミーホールディングス(HD)傘下のセガは4月中旬、ロビオ社を買収することを発表した。イギリス子会社を通じて、5月から株式公開買い付けを行う。買収総額は7.06億ユーロ(約1037億円)に上り、資金はすべて手元現金から捻出する予定だ。 セガはこれまでにも海外の開発スタジオを複数買収し、売り上げ規模を拡大してきた。 2005年には「Total War」シリーズを開発したイギリスのCreative Assemblyを、翌年2006年には同じくイギリスに本社を置き、サッカーゲ
マーベラスは3月31日、スマートフォン向けシミュレーションRPG『サクライグノラムス』について、サービスの終了を決定したと発表した。ユーザーには全額返金対応がおこなわれるそうで、詳細なスケジュールについては今後発表される。 『サクライグノラムス』は、基本プレイ無料のシミュレーションRPGだ。2016年にリリースされたスマートフォン向けRPG『シノビナイトメア』の後継作で、同作の世界観やキャラクターを活かして開発された。前作および『ファントムオブキル』や『誰ガ為のアルケミスト』などを手がけた今泉潤氏がプロデューサーを務め、世界観設定・シナリオ協力には『サクラ大戦』などで知られる広井王子氏が担当している。 本作には、ユニットの属性×スキルカスタマイズで無限の組み合わせが可能な独自の育成システムが用意。キャラクターを編成して挑むシミュレーションバトルでは、各キャラクターによって異なる属性や武器種
先日投稿された、とあるツイートが話題になっている。そのツイートとは、「インターン生含む全社員にPS5を支給した」というもの。ゲーム・映像制作会社Glitz Visuals代表の江口拓夢氏のPS5支給宣言はTwitterユーザーに驚きをもって受け止められているようだ。なぜそのようなことをしたのだろうか。江口氏に話を訊いた。 弊社、ゲーム案件多いのにほとんどの社員が持っていなかったのでインターン生(内定済)含む全社員にPS5を支給しました! 働きやすい会社を目指しています。 pic.twitter.com/2mmokOHQsV — Takumu Eguchi (@takuegg_) March 24, 2023 Glitz Visualsは、ゲーム・映像などのデジタルコンテンツ制作会社だ。ゲーム開発(特にCGの背景やライティング、カットシーン)を中心にTVアニメやドラマなどの映像、バーチャルプ
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。 3月2日(木)よりニンテンドーeショップで開催予定の 「アトラス ニンテンドー3DSファイナルセール」につきまして、 諸般の事情により中止させていただくことといたしました。 お客様にはご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げますと共に、 何卒ご理解とご了承を賜りますようお願い申し上げます。
サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)が任天堂株を買い増したことが12日付で関東財務局に提出された変更報告書で分かった。2022年5月に任天堂株を5.01%取得していたが、今回の買い増しで保有比率は6.07%になった。PIFは保有目的を「純投資」としている。 ムハンマド皇太子などサウジアラビアの王族は日本のゲームやアニメ好きとしてしられる。サウジアラビアは原油依存からの脱却を狙い、娯楽産業の育成にも力を入れている。東洋証券の安田秀樹シニアアナリストは「サウジアラビアではゲームやアニメなどサブカルチャー市場が拡大しつつある。(株式の取得は)コンテンツ産業の振興について、知見を学ぶ狙いもあるのではないか」と指摘する。PIFはこれまでカプコンなど日本のゲーム産業の株式を取得している。 今回明らかになった任天堂株の追加取得については、「株価が下がっており、
「隣のクラスタも楽しそうだけれど、これまでの経緯がわからないのでイマイチ手を出しづらい……」そんな人たちに贈る新連載! 初回は、コロナ禍で爆発的な盛り上がりを見せている界隈の歴史について前後編でお送りします 〈後編はこちら〉 隣のオタクは何する人ぞ―― 近年、同好の士と話をしても、界隈(クラスタ)が異なると、話題の共有が難しいことに気がついた。 ある友人は光る棒を振り、別の友人はVRゴーグルを被っている。VTuberにASMR、ライブに2.5次元舞台……。様々なコンテンツが発達したおかげで、私たちは楽しいオタクライフを過ごせているが、一方で、知るものと知らないものの差が大きくなり、“知識の分断”も起きている。 本連載では、毎回1つの界隈にフォーカスし、現在の盛り上がりに至るまでの経緯も含めてキーマンに伺うことで、知識の共有を図れればと思う。 今最も熱い職業は「3DCGキャラの中の人」 人間
ホーム ニュース 『エルデンリング』好調により、ゲーム部門利益が“前年同期から約12倍になった”とKADOKAWAが報告。目を疑う数字 株式会社KADOKAWAは11月2日、2023年3月期・第2四半期の決算説明資料を公開した。KADOKAWAグループ全体としての好調が伝えられたほか、特筆すべきはゲーム部門の成長だ。フロム・ソフトウェアが手がける『エルデンリング』の記録的大ヒットが影響し、ゲーム部門は猛烈な営業利益増を記録したとのこと。 『エルデンリング』は、KADOKAWAの連結子会社であるフロム・ソフトウェアが手がけるアクションRPGだ。海外パブリッシングを含めたプロデュースは、バンダイナムコエンターテインメントが担当している。本作は広大なオープンワールドを舞台としつつ、『ダークソウル』シリーズなど同スタジオ過去作のゲームプレイを色濃く継承。フロム・ソフトウェアによる近年のアクションR
ゲームの価格は、現地の物価や為替レートにより、ある国での価格は別の国からするとかなり安く見えることがある。そのため、たとえばSteamでは、居住地を偽ってゲームを不当に安く購入するユーザーが後を絶たないという。そしてあるパブリッシャーによると、同様の問題はNintendo Switchのニンテンドーeショップでも発生しているようだ。ただ同時に、同パブリッシャーにおいては思わぬ副作用も確認されたという。 So I did a little victory dance (I'm really good at those). Then I checked where these pre-orders were coming from and… ah. Hmm. Oh. Shit. 85% of our pre-orders were coming from "Argentina". Oh no.
自分と同じ人間をださないためにも書いておく。 ・エロゲを売るためには問屋に卸さないといけないけど、大きく3社ある。 V→最大手 R→萌えゲーに強い H→上記2社はソフ倫団体だけど、CSAを審査団体として通せる。 ・エロゲの売上の50%はソフマップグループで売れてるといっても過言じゃない。 一番ソフマップで多く売るのはRで、HとVは同等ぐらい。 問題は、メーカーにどの店舗でどれくらい売れてるかわからない。 なのでマーケティングも糞もへったくれもない。 ・エロゲの仕切り率は48%〜54%。 8800円でうってるゲームをみんながかってもメーカーには4400円しかおちない。 メーカーは8800円で売る製品を製造費込みで4400円でつくらないといけない。 ・製造費は大体1本1000円 プロテクト込みの箱代込みでこれくらい必要。 つまりゲームデーターは3400円が原価になる。 ・特典のテレカイラストや
ゲームの企画・開発・運営事業を展開する株式会社Cygames(以下サイゲームス、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡邊耕一)は、株式会社KADOKAWA(以下KADOKAWA、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)および株式会社角川ゲームス(以下角川ゲームス、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:若山高一)の所有する『メタルマックス』関連事業に関して事業譲渡契約を締結し、同事業をサイゲームスが譲受した事をお知らせいたします。 事業譲受の概要 この度、サイゲームスはKADOKAWAおよび角川ゲームスが所有する『メタルマックス』関連事業を譲受いたしました。これに伴い、『メタルマックス』シリーズのIPならびに関連資産はサイゲームスが引き継ぎます。今後の『メタルマックス』シリーズの展開等は現在未定となりますが、30年の歴史を持つ『メタルマックス』シリーズの新たな未来の創造に向け尽力して参
Cygamesは7月29日、KADOKAWAおよび株式会社角川ゲームスより、『メタルマックス』IPシリーズ関連事業を譲り受けたと発表した。すでに事業譲渡契約を締結しており、新たな取り組みを始めているという。 『メタルマックス』シリーズは、クレアテックが開発し、データイーストより発売されたファミリーコンピューター向けソフト『メタルマックス』に端を発するシリーズだ。近年では角川ゲームスよりシリーズ作品が発売。ニンテンドーDS向けの『メタルマックス3』、ニンテンドー3DS向けの『メタルマックス4 月光のディーヴァ』を含めた作品群がリリースされてきた。荒廃世界を戦車で進んでいく、独自の世界観が魅力のRPGである。 最近では角川ゲームスがゲーム事業を縮小しており、『メタルマックス』シリーズ新作の開発中止や、既存作品のパブリッシング権の他社移管など、シリーズの今後が危ぶまれるニュースが伝えられてきた。
『原神』や『崩壊3rd』などで代表的なゲーム会社miHoYoが、投資信託事業で最大400億円の損失を被った可能性があるとして、中国のテクノロジーメディア36Krが報じている。miHoYoは6月25日、投資信託を請け負った上海を拠点とする不動産投資信託のMinmetals International Trust(Mintrust)に対して訴えを起こしているという。 36Krによると、2017年ごろにmiHoYoは中国A株市場での上場を目指していたが、審査などの段階で遅延が相次いだという。miHoYoは自身の資金繰りに確固たる自信を持っていたものの、創業者の蔡浩宇氏は上場を撤回。撤回後は、未上場の新興事業に出資して利益を得るベンチャーキャピタルを開設した。miHoYoを投資会社として運用する方向にも進めていったのだ。 ベンチャーキャピタルは基本的には将来性のある新興事業に投資する、ハイリターン
任天堂は7月14日、CGアニメーションスタジオであるダイナモピクチャーズ(東京都千代田区)を買収し、子会社化すると発表した。任天堂グループ内の映像コンテンツの企画・制作体制を強化することが目的という。株式取得は10月3日予定。同日から、ダイナモピクチャーズは「ニンテンドーピクチャーズ」に社名を変える。 ダイナモピクチャーズはCGアニメーションスタジオとして2011年に創業。これまで、任天堂のゲーム「ピクミン」シリーズの短編アニメ集「PIKMIN Short Movies」や、スタジオジブリの映画「アーヤと魔女」のCGアニメーション、米津玄師さんの楽曲「POP SONG」のミュージックビデオなどの制作を行ってきた。 関連記事 任天堂、Switchの“熱中症”に注意喚起 「5~35度の場所で使用して」 任天堂は、気温が高い場所でのゲーム機「Nintendo Switch」の使用に注意するよう呼
株式会社ケイブは6月3日、株式会社でらゲーを買収することを明らかにした(発表PDF)。約50億2300万円でケイブがでらゲーの全株式を取得予定。この買収が完了すれば、『モンスターストライク』開発で知られるでらゲーが、STG開発の老舗であるケイブの連結子会社となる。 株式会社ケイブは、1994年に設立された国内のゲーム開発会社だ。同社は、これまでに『怒首領蜂』シリーズや『虫姫さま』『デススマイルズ』など、多数のシューティングゲーム作品をリリース。STG開発元としては代表的な会社だ。また同社は現在「東方Project」公認二次創作タイトルを開発中である。そして買収が進められている株式会社でらゲーは、ヒット作『モンスターストライク』の開発を手がけ、スマートフォンゲームの開発運営において実績のある会社である。 『デススマイルズI・II』 ケイブの発表資料によれば、今回の買収は今年8月開催予定のケイ
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